お酒を辞めるきっかけは様々です。アル中から抜け出すため、医者から止められているため、入院しているため、刑務所に入っているためお酒が手に入らないなど。
僕はそのいずれでも無く、自らの判断で断酒しました。
今、お酒を辞めてからちょうど1ヶ月です。
慢性腰痛が悪化。血液ドロドロ、寝返り減少を防ぐために断酒!
このところ、このブログで度々書いていますが、僕はいま腰痛に苦しめられています。元々腰痛になりやすい体質なのですが、特に1ヶ月前(8月22日)から腰痛が悪化し、2週間ほぼ寝たきり生活を送りました。
当初は痛すぎて、食事もままならない状況。気づいたらお酒を飲んでいなかったのですが、そのうちに意識してお酒を断つようにしました。理由は主にこのふたつです。
断酒・禁酒した理由
- アルコールには利尿作用があり、血液の水分量が減り、血液がドロドロになるのを防ぐため
- 酔ったまま寝て、寝返りの回数が減るのを防ぐため
(1)アルコールで血液ドロドロ、水分補給で血液サラサラ
ご周知のとおり、お酒を飲むとトイレが近くなります。これはアルコールに利尿作用があるためです。ビールなどのお酒には、当然水もたっぷり含まれているのですが、おしっこが近くなるので、実際は体内に水分はほとんど残らず排出されてしまいます。
腰痛と体内の水分量は無関係に思うかも知れませんが、僕が気にしたのは血液中の水分量です。血液には栄養や酸素を運ぶ役割と、老廃物を排出する役割などがあります。お酒の利尿作用で血液中の水分量が減り、血液がドロドロになったら、回復が遅れ、痛みの元となる悪い物質が流れ出ていかないと懸念したからです。
僕はお酒を辞め、その代わりお水をたっぷり摂るようにしました。具体的は、ポカリスエットを水で薄めたものです。毎日「お水 3リットル」と「ポカリスエット 500ml〜1リットル」を摂取しています。
また、体温を下げないように、冷やさずに常温で飲んでいます。夏なのでキリッと冷えたドリンクを飲みたいところですが、そこは腰痛回復のために我慢です。でも慣れると常温が旨いんですよね。
また、コーヒーばかり飲む生活も改めました。同じく利尿作用がありますからね。
■Swingin’ Thinkin’ 関連記事
スタバでのノマドワークを辞めます。日常的なノートパソコン作業は、腰痛になるぞ!
(2)寝返りが少ないと、朝、身体が痛い
NHKの番組「ガッテン!」でもやっていましたが、腰痛と寝返りには大きは関係性があり、人は寝返りが少ないと腰痛になることがわかりました。
しかも腰痛のときは、寝返りそのものが激痛の原因になり寝返りをしなくなるので、悪循環に陥ります。それを防ぐために、寝る前にはしっかりとストレッチをして、少しでも寝返りをしやすくするための努力をしています。
もし、そんなときにお酒を飲んでいたらどうでしょう。酔っ払っていると、きっと寝返りを減らすことになるのではないでしょうか。僕はそれを懸念して、お酒を完全に抜きました。
■関連リンク
子供との添い寝は、ベッドより布団が良い。寝相が悪い子は健康の証!:パパやる
お酒を1ヶ月辞めて、身体はどう変化したか?
僕は、20歳の頃からこれまで20年以上、1ヶ月間もお酒を飲まなかったことはありません。禁酒期間は長くても、病気のあいだの数日〜1週間程度でしょうか。特に30代までは、病気のときでも「アルコールは殺菌になる」と適当なことを言って飲んでいました。
とにかく20年以上、ほぼ毎日お酒を飲み続けて来たのです。
さて、人生初の1ヶ月の断酒。身体はどう変化し、何か気づいたことはあるのでしょうか。具体的に今の気持ちを書き残します。
(1)他人が目の前で飲んでいても、まったく欲しいと思わなくなった
腰痛悪化から4週間目、腰を守りつつ、実家の大阪に帰省しました。だんじり祭を見物するためです。そこでは、だんじりを見たり、実家に家族・兄弟が集まってすき焼きやカニを食べたり、かなりビールをグビッと飲みたくなるシチュエーションに出くわしたのですが、そこを堪えることができました。
また、妻の実家へも伺い、そこでは焼肉をご馳走になりましたた。焼肉にはビール! ではなく、ポカリスエットの水割りを飲みました(常温で)。
こうした環境でも飲まずにいられたことで、僕の中でアルコール依存する部分がかなり激減しているとわかりました。
今は「お酒を我慢している」という感覚はありません。
(2)水が旨い!
ビール好きの方ならわかると思うのですが、最初の一杯を飲んだときの「クゥゥゥーッ!」って感覚ありますよね。あれが水でも起きるようになったのです。
朝、目覚めてコップ一杯の常温水をぐびぐびと飲み干しと、「ふぅぅ〜、旨いっ!」という感覚が五臓六腑に染み渡ります。
水、しかも常温水がこんなに美味かったなんて! 驚きです。
(3)肌に張りを感じるようになった
これは感覚的なもので、水分量などを計測した訳ではないのですが、肌の質感が変化したように思えるのです。特に顔なのですが、以前より張りを感じます。
僕は40代半ばなのですが、さすがに老化で、肌のたるみやざらつきなどの劣化が起きています。それが少し解消しているかも? ……と顔を洗ったり、触った時に変化を感じます。
これはお酒というより、水分をしっかり摂っているからかもしれませんね。
嫁さん生ビールで、自分はレモネード(ソフトドリンク)。断酒1ヶ月。 #腰痛 pic.twitter.com/xA7EitxPbE
— 北野 啓太郎@フリーランスWEBコンテンツクリエイター (@KeitaroKitano) September 23, 2017
腰痛を治してから頂く「至福の一杯」を楽しみにします
断酒したからといっても、これを機にお酒を完全に辞めるわけではありません。やっぱりお酒は美味しいですし、食事や人生を豊かにしてくれます。
ただ、今飲んでも「腰には悪いだろなぁ……」とネガティブな思いが頭に浮かぶと思いますので、きっと美味く堪能できないでしょう。
ですので、腰痛が回復してから、気持ちよくお酒を頂きたいと思います。
あと何週間か何ヶ月かわかりませんが、あまり長引いて欲しくないですね。
血液さらさらサプリメントって腰痛に効果あるの?
最後に、まだ飲んでいませんが、こういうサプリメントって効果あるのでしょうか?
「EPA」は脂ののった魚に含まれていて、血栓を防いで血流を良くしてくれるとか、「ナットウキナーゼ」はその名の通り納豆に含まれていて、血管の壁にできる血栓を防いでくれるなどと言われているそうです。
詳しい方いましたら、アドバイス頂けたら嬉しいです!(ぜひ記事下のコメント欄に)
あと、メーカー公式サイトに「腰の痛みに」と書かれていた、アリナミンEX プラスαも気になっています。
【追記】お酒をやめたらひどい腰痛はおさまりました
お酒をやめて40日が経ちました。
毎日欠かさず飲んでいたので過去最高。初断酒。 #断酒 pic.twitter.com/aRMhGbtNb6— 北野 啓太郎@フリーランスWEBコンテンツクリエイター (@KeitaroKitano) October 1, 2017
結果的には、2ヶ月間ほどお酒をやめました。歩けないほどの酷い腰痛は緩和し、腰痛を抱えながらも日常生活や仕事にはほぼ支障はないほどに回復しました。
その後、継続的に整体に通っています。2週間に1度。
いま整体に行ってきました。去年の夏、寝返りが打てないほどひどい腰痛になって、それ以来定期的に通っています。
施術を受けながら先生と雑談していたんだけど、先生は理学療法士になって15年、一度も病気で休んだことがないそうです。風邪をひかないようにしているとのこと。凄いウイルス対策だ! pic.twitter.com/NMN2SQPq3W
— 北野 啓太郎@フリーランスWEBコンテンツクリエイター (@KeitaroKitano) March 7, 2018
専門の方に診てもらうことで、治療にもなり、自分自身の腰痛再発防止の意識も高まります。大事にしていきたいですね。