ここ2週間、慢性腰痛の急激な悪化で悶絶の日々を送っているわけですが、3日前に初めて受けた鍼治療のおかげか、身体に大きな変化が起きてきました。それは……
ストレッチができる!
腰痛で身動き取れなかったけど、ついにストレッチができる身体に!
これまで、身体を1ミリでも動かすのも嫌なほど、ズキーン!の強烈な痛みが連発し、ほぼ寝たきり生活を送っていたのです。しかし、針治療から帰ってきて、3時間ほど家で寝転んで身体を休めていたところ、なんとなく身体の軽さを感じたのです。
そこで仰向けになり、両膝を立てて、ゆっくりと膝を左右に動かしてみました。イテッ! 少々の痛みはありましたが、その後スムーズに動くではないですか。
さらに、別のストレッチを試してみたところ、イテテテ……と言いつつもいくつかのストレッチができるようになっていたのです。ストレッチ後は身体が動くようになり、杖なしで歩くこともできたのです。
しかし、30分もすれば元どおり。ズキン!ズキン!がやってきて、再び寝込む羽目に陥るのです。
痛み出す前に、15分ごとにストレッチをしたらどうだろう?
今日、ふと思いつきました。「ストレッチのあと30分間身体が動くのであれば、15分おきにストレッチをしたらどうなるのだろう?」……と。
これが大成功!
ここ1週間一度も座っていなかった椅子にも座ってみました。また、立って料理をしたり、洗濯を干したりもしました。
ただし何をするにしても、15分間限定。
「もう少しできそう」と思っても、何があっても作業を取りやめてストレッチをしました。ストレッチの時間は5分〜15分間。今日は1日でトータル4時間はストレッチをしていたと思います。
最初の頃は15分でも多少の痛みが出ていたのですが、徐々にその痛みもなくなり、15分間のデスクワークや家事、そしてストレッチを繰り返しているうちに、午後からはほぼ痛まなくなったのです。
前日は、近所のコンビニにどうしてもの用事があり歩いて出かけたのですが、片道500mの距離を往復で1時間もかかってしまいました。コルセットを巻いて、杖をついて、痛みに耐えながら。
しかし今日は、夕方同じように近所に出かける用事があったのですが、まったく痛まずほぼ軽快に歩くことができました。感動の改善!
とにかくストレッチが終わったら、iPhoneの時計アプリで15分のタイマーをセット。一日中、これを繰り返したのです。
痛みが和らいだのは、15日ぶりです。
■関連リンク
3歳、ガラガラうがいができるようになりました。真上90度に首が曲がらない大人が増えているのを知ってる?:パパやる
フリーランスで助かった。これまでは数時間座りっぱなしのデスクワーク
僕はフリーランスです。主な仕事はライター業で、1日の大半は座ってパソコンに向かっています。一度椅子に座ると3時間くらい座りっぱなしはザラです。しかも、その3時間を毎日2〜3セット繰り返すのです。
ちなみに使用しているパソコンは、ノートパソコン。作業中は、首が前に倒れがちで(ストレートネック)、背骨が曲がっています(猫背)。
これでは腰に負担がかかるのは当たり前です。しかも、3時間一度も立ち上がらずに座り続けているのは、腰痛になってくれと言わんばかりですよね。これを今になってわかりました……。
先日の鍼治療により、お尻、腰、背中の固まっていた筋肉がゆるみ、ストレッチができるようになりました。今回、独自に編み出した(大げさですが)「15分おきに強制ストレッチ・ルール」を行えたのは、フリーランスだからこそ。
受ける仕事を調整し、この先数日間は自宅作業だけで完結できるようにしました。そうした環境を整えられるからこそ、こうした非常にマメなストレッチができたのです。
僕の経験上、寝転ぶのが最も腰への負担が減るので、腰痛持ちがこまめに横になるのが大切です。でも、会社にお勤めの方は、そんなことできませんよね。効果は少し減るかもしれませんが、可能な場合はどこかで横になったり、立って・座ってできるストレッチを取り入れると良いかと思います。
痛む前にストレッチ! 僕の場合、これが効果ありでした。
ちなみにストレッチは、腰痛の専門書、雑誌Tarzanのストレッチ特集号、ポッドキャスト「姿勢が変わると、人生が変わる。」、FMT整体院のYouTubeチャンネルなどを参考にしました。
また、これは効果があったのかわかりませんが、ポカリスエットとお水を1日何度もしっかり飲みました。水分不足で血流が悪くなるのを防ぐためです。
とにかく、回復の兆しが見えてきてホッとしています。どうか再び悪化しませんように。
▼「腰痛借金 痛みは消える!」
ストレッチがわかりやすかったです。
▼「正しい歩き方をすれば腰痛・ひざ痛・肩こりは9割治る!」
姿勢の正し方、ストレートネックの治し方など参考になりました。
▼「Tarzan (ターザン) 2017年 8月10日号」
なぜ筋肉が固まるのか? なぜ痛むのか? など理屈がよくわかりました。