「Zoomで、第1回オンライン作業会を開催します!」
僕が参加している、ブロガー・アフィリエイター向けのオンラインサロン「LEVEL9」で、唐突にこんなお誘いがありました。
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半信半疑だったのですが、日時的にタイミングがよかったので参加してみました。
結果、最高!!
すごく良かったです!
集中力が半端なく、仕事がめちゃくちゃ捗りました。
オンライン作業会って、何をするの?
オンライン作業会とは、Zoom、Google Meet、Skypeなどのビデオ会議サービスを使って、オンラインで参加者とつながった状態で作業(仕事)をすることです。
参加者はそれぞれ、主に自宅でパソコンを開いて作業をします。
特に決まったルールは無いのですが、僕が参加したLEVEL9の第1回・第2回オンライン作業会では、以下のようなスタイルで行われました。
ルール
- ビデオのオン・オフは自由(顔出ししたくない人向けに)
- マイクは作業中オフ
- ポモドーロテクニックを活用(25分間作業・5分間休憩)
- 休憩中はマイクをオンにして雑談
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リアル作業会との違い(比較)
コロナ禍以前、僕はLEVEL9のリアルな作業会にも参加したことがあります。
主催者のなかじさん(@ds_nakajima)がレンタルオフィスを借り、会議用の大きなテーブルを囲んで、みんなで黙々と作業をしました。このときの参加者数は10名ほどです。
- モニターが覗かれない
- 音声ミュートで超集中
- 短時間だけ参加可
- 会話は全員で
- 人の目が気になる
- 気配や音で気が散りやすい
- 半日〜1日の参加
- 個々に会話ができる
もちろん、場所代、ドリンク代、軽食代などの経費面の違いもありますが、ここでは省きます。
人との交流に関してはリアルな作業会に軍配が上がりますが、作業のはかどり具合に関してはオンラインの方が断然良いと感じました。
オンライン作業会のメリット、不思議なくらい仕事がはかどる!
オンライン作業会、冒頭でも書きましたが、すごく良かったです!
説明だけ聞くと、単に作業中カメラで自分の姿をさらしているだけ……と感じるかもしれません。僕も、参加前はそう思っていました。
でも、実際に参加してみたら、ものすごく有意義だったのです。以下、僕が体感した「オンライン作業会のメリット」を羅列します。
作業会で感じたメリット
- スタートダッシュが切れる
- 時間内(25分間)に終わらせたい! と自分を追い込める
- みんなで頑張っている共同体感覚が得られる
- 5分間の雑談が、一人の時より息抜きになる
- 僕は午後から睡魔と格闘しがちなのですが、全く眠くならなかった
- 4セット(2時間)での参加でしたが、もっと長くてもいけそう
- 都合の良い時間だけの参加もできる
- 自宅の作業環境を確保しつつ、カフェで仕事をしている気分になった
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参加前の準備と、おすすめの作業
オンライン作業会の目的は、作業(仕事)をすることです。
時間を有意義に活用するには、「今日はこの作業をするぞ!」と準備しておくのがコツです。
さてと、何をしようかな……
では時間を無駄にしてしまいます。
なので、ぜひ準備をしておいてください。僕は「頭をひねって熟考する作業」に当てるのがおすすめです。
せっかく超集中できる時間が手に入るのだから、頭をほとんど使わずにできる単純作業に費やしてしまうのはもったいないです。
超集中しているということは、頭が冴えているということ。クリエイティブなことが向いていると思います。
クリエイティブな作業例
- アイデア出し
- 企画書作成
- ブログ記事作成
- イラスト、デザイン
- プログラミング
- YouTubeの台本作成
また、脳みそをフル回転させ25分間を過ごしたあと、5分間の休憩時間に他の方と雑談をしていると、ふと閃いたり、アイデアが降ってきたりすることもあります。緊張と緩みが、良い刺激になっているのでしょうね。
参加中のコツ
Zoom、Google Meet、Skypeなどのビデオ会議サービスでつながる際、「ビデオのオン・オフは自由」です。しかし、オンの方が一体感が得られます。
なぜなら、5分間というわずかな休憩中、どうしても音声だけだと参加しづらいからです。また、相手が顔出ししていて、こちらが顔出し無しだと、話も弾みにくくなります。
できれば、ビデオはオンがおすすめです。
どうしても顔出ししたく無いという方は、チャットで参加するのも良いでしょう。ビデオ会議にはテキストでのやりとり機能もあるので、こちらの方が交流しやすいと感じます。もちろん、全体の空気感や、参加人数にもよるかと思いますが。
オンライン作業会、必要機材
![オンライン作業会、参加時の機材(MacBook ProとiMac)](https://swinginthinkin.com/wp-content/uploads/online-sagyoukai-mac.jpg)
必要な機材は、基本的にはパソコン1台あればOKです。
僕は、ノートパソコンに外部ディスプレイをつなぎ、デュアルモニターにして、ひとつをビデオ会議、もう一方を作業用にしています。
パソコンだけの方もいますし、ビデオ会議はスマートフォンでつないでいる方もいます。
特別な機材は必要ありません。
最低限、パソコンが一台あれば事足ります。
【追記 10月1日】パソコンでZoomを使っている方へ
Zoomに画面の明るさを手動調整する機能がつきました。MacやWindowsでZoomを使っている方は、ぜひご活用ください。
【追記 10月20日】Zoom有料プランに加入される方へ
Zoomのプロプラン、月額2,000円が725円になりました。半額以下です!
学生はオンライン勉強会もいいですね
最後に、オンライン作業会は、オンライン勉強会も良さそうです。
「今、勉強に集中したい!」
と、同じ志を持った友人数人とやってみてください。この場合、パソコンがなくても、スマホ1台でできますね。
- 自習室
- 図書館
- カフェ
こうした場所に行かずとも、自宅に居ながらにして、同様の緊張感と集中力が得られるでしょう。
今回、僕はオンラインサロン「LEVEL9」のオンライン作業会に参加し、その効果のほどに驚きました。ほんとおすすめなので、ぜひ皆さんもやってみてくださいね!
オンラインサロン「LEVEL9」
Zoom 作業会に参加中リアルな作業会だとパソコンのモニターが丸見えなので恥ずかしいのですが、オンラインだと共同体感覚と集中力だけ得られるのがいいですね! あとサボれない。
ポモドーロテクニックを活用し、みんなで30分刻みで集中😄#ブロガー #アフィリエイター
— 北野 啓太郎@フリーランスライター (@KeitaroKitano) August 21, 2020
【時間配分】25分作業・5分休憩、50分作業・10分休憩
追記です。
本記事を書いてから、約1か月。オンラインサロン「LEVEL9」では、すっかりオンライン作業会が定着しました。僕も週3〜5日ペースで参加しています。
ここでは現在、2パターンの時間配分で実施中です。
- 25分作業・5分休憩
- 50分作業・10分休憩
これ、どっちもいいです!
それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。
25分作業・5分休憩のメリット・デメリット
25分は、短時間ですので「これだけやろう」と、1つのことだけに集中することができます。あれこれ詰め込まず、超集中できるのがメリットです。
デメリットは、休憩時間の短さ。
会話を始めて、話が弾みかけたタイミングで終わってしまうのです。せっかくなので仕事の相談をしたり、交流したりもしたいのですが、5分だと当たり障りのない会話で終わってしまいます。
50分作業・10分休憩のメリット・デメリット
こちらのメリットは休憩時間です。10分あると、割と色々と話せます。オンライン作業会で10分休憩を取り入れてから、急激に皆と親しくなれた気がします。
デメリットは、作業時間が少々長いので、雑念が入らないよう自分を律しないといけないことです。
50分は、中高時代を思い出す、学校の授業時間ですね。子どもの頃からカラダに馴染んだ時間と言えますが、授業中に集中力が切れてしまった方も多いでしょう。気分が乗っているときは50分もあっという間なのですが、集中力に欠けるときは注意が必要です。
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