MacBook Proの裏蓋を外して埃を取る手順解説! 動作が激重、本体が熱い、kernel_taskの使用率が高いなどの解消に

MacBook Proが異常なほど重くなってしまいました。

MacBook Pro トラブル

  • アプリが止まってまともに使えない
  • 文字入力の反応が遅い
  • Mac本体が熱い
  • ファンが回り続けている
  • ファンが回っているのに、風が出ていない
  • アクティビティモニターを確認すると、kernel_taskの使用率が1000%を超えるなど異常に高い
北野啓太郎
まるで使い物にならない……

結論からお伝えすると、MacBook Proの裏蓋を外して、ファンに詰まらせていた埃を取り除いたら、これらのトラブルがすべて一挙に解決しました!

MacBook Proのファンに詰まっているホコリ

今回はMacBook Proの裏蓋を外して埃を取る手順を動画で解説します。同様のお悩みの方は、きっと役に立つかと思います。どうぞご覧ください。

MacBook Pro 裏ぶたの外し方・ホコリの飛ばし方を解説

MacBook Proの裏蓋の外し方、そしてファンに詰まったホコリの取り方を動画で解説します。メンテナンスしたMacは、MacBook Pro (16-inch, 2019)

手順

  1. 精密ドライバー(5溝 1.2mm)で裏面のネジを外す
  2. バキュームリフターで隙間をつくる
  3. 三角オープナーで両サイドのロックを解除する
  4. ふたを手で強く引いて外す
  5. ほこりをエアダスターで吹き飛ばす
  6. 逆の手順でふたをとりつける

 

使用した道具

アネックス(ANEX) 精密ドライバー 特殊 5溝 1.2mm でMacBook Proの裏蓋のネジを外しているところ
ネジは位置によって長さが違うので注意
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アネックスツール(Anex)
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MacBook Proの裏蓋をバキュームリフターで外そうとしているところ
バキュームリフターで裏蓋に隙間を作ります
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ダイドーコーポレーション
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三角オープナーでMacBook Proの裏蓋を外しているところ
裏蓋に隙間の隙間に三角オープナーを差し込み、サイドのロックを解除

 

エアダスター(スプレー)でMacBook Proのファンの埃を吹き飛ばすところ
エアダスター(スプレー)でMacBook Proのファンの埃を吹き飛ばします

MacBook Proのトラブルが、ファンの埃を取るだけで一挙解決!

アクティビティモニタの kernel_task の暴走が解決しました

今回、裏蓋をはずしたMacは、MacBook Pro 16インチ。2019年発売のIntel Core i9モデルです。インテル製CUPが搭載された最後のMacBook Pro。

当時の最上位モデルでサクサクと快適だったのですが、使用およそ3年を経て、ちょっとした作業をするだけで、ファンが唸りまくるようになったのです。そのせいで、MacBook Proが高温になり、さらにMacの動きが猛烈に遅くなりました。

そこで、アプリ「アクティビティモニタ」で調べてみると、カーネルタスク (kernel_task) が暴走していることがわかりました。CPUの使用率が700%、800%と上がっていき、高いときには1000%を突破

カーネルタスクというのは、CPUの温度が上がりすぎた時に、CPUの使用率を下げて故障を防ぐ、MacOSに備わっている自己防衛機能です。

つまり、Mac内部の温度がどんどん上がっていき、熱暴走を起こしているような状況になっていたのです。

そこで僕は、「ファンが詰まっているのではないか?」と推測しました。ファンが機能せず、MacBook 内部にたまった熱を排出できていない、ということです。

そして今回、ファンを掃除して、結果は大正解! Macが静かになって、動きがサクサクになったのです。

北野啓太郎
解決した問題の一例をいくつかご紹介!

 

YouTubeやTVerで動画再生、動きがカクカク

ブラウザ、特にGoogle Chromeで動画コンテンツを閲覧すると、Macが重くなり、動画がコマ送りのようにカクカクになることがありました。発生したのは、YouTube、TVer、NHK+、Amazon プライムビデオなど、ごく一般的な動画サイトです。

MacBook Proのファンが回転し、カーネルタスク (kernel_task) のCPUの使用率が1000%前後に上昇。ファンの埃を取ることで、このトラブルが一切起きなくなりました。

 

Macの文字入力の反応、キーボードを押してもすぐに表示されない

Macで文字を入力する際、反応が激重・激遅になることがありました。

具体的には、キーボードを押してからモニターに文字が表示されるまで3秒ほどかかるのです。とんでもないラグ。まったく使い物にならないレベルの遅延です。

これが発生したのは、カーネルタスク (kernel_task) のCPUの使用率が上がったとき。今回の埃取りにより、このトラブルは完全に解決できました。

 

Adobe Premiere Pro、重すぎて使えない

動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」を長年愛用しているのですが、最新版が重くて使えない状態でした。今回メンテナンスをしたMacBook Proを使いはじめて2年が経過した頃から、動きが重くなりはじめたのです(今思えば、この頃から埃が詰まっていたということ)。

ちなみに、MacBook Pro 14インチ(M1 Pro チップ)も持っているのですが、こちらでは最新版のAdobe Premiere Proは問題なく作動します。

もしかしたら、新しいAdobe Premiere ProはAppleシリコンに最適化されていて、インテル製CPUには向いていないのかもしれないな……

と思い、ずっとAdobe Premiere Pro 2021年バージョンを使っていました。しかし、それでもどんどん遅くなっていき、作業の途中でフリーズしたり、重すぎてまともに使えないことがありました。

そこで今回、ファンの埃を取ったことでトラブルが解決!

そこで、最新版の2023年バージョンをインストールしてみると、動きがサクサク。まさかの埃が原因でAdobe Premiere Proが重くなっていたのです。

今回の動画は、Adobe Premiere Pro 2023年バージョンでスイス〜イと編集しました。気持ちいい! 最高!!

消費電力も減り、バッテリーの持ちも長くなる

ファンがあまり回転しない、CPUの使用率が低い、Macが高温になりづらい……ということは、消費電力も減るということになります。

今回のメンテナンスにより、

  • 電気代が節約になった
  • バッテリー持続時間が伸びた

というメリットも享受できました。

 

北野啓太郎
良いことずくめで効果抜群のメンテナンスでした!

■関連リンク

免責事項

保証期間内の場合はご自身で作業をせず、まずは Appleへご相談ください。「異音がする」「動きがおかしい」 など症状をお伝えの上、サポートを受けるのが最適です。

また、本動画で解説するメンテナンスは自己責任でなされるものであり、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。ご了承ください。

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