自身と対峙し、挑戦しつづけるイラストレーター / デザイナーのMurasakiさん。横浜のダイニングバーGrassRootsで開催の個展へ行ってきました。
個展のタイトルは「6 Stories」。
会場にてMurasakiさんご本人から直接お話をうかがって、これは深い! すごく面白かったです。そして《一点物の手描き原画》も買ってきました。
![ムラサキさんと一緒に写真](https://swinginthinkin.com/wp-content/uploads/murasaki-kitano-kotaro.jpg)
Murasakiさんの6つの妄想物語「6 Stories」
![GrassRoots(グラスルーツ)店内](https://swinginthinkin.com/wp-content/uploads/Murasaki-6Stories-GrassRoots-1.jpg)
会場の壁面6か所を使って、それぞれでストーリーが展開。
6つの妄想ストーリー
- レゲエ
- ヒップホップ
- 格闘技(ムエタイ)
- 動物
- 現代劇
- 時代劇
![ムエタイ コーナー](https://swinginthinkin.com/wp-content/uploads/Murasaki-6Stories-GrassRoots-MuayThai.jpg)
たとえば、ここはムエタイのコーナー。
登場人物は10名以上。
それぞれに役割や人生があるのです。
- 試合中に命を落としたムエタイ選手の娘
- その選手に教えていたのは、実の父
- 息子を亡くしたコーチに志願する、ムエタイの世界に熱狂している日本人選手
……など。
![ムエタイで戦う選手](https://swinginthinkin.com/wp-content/uploads/Murasaki-6Stories-GrassRoots-MuayThai-fight.jpg)
細かな説明はここでは省きますが、これは、いよいよ迎えた試合中のワンシーン。
![物語りを解説してくださるMurasakiさん](https://swinginthinkin.com/wp-content/uploads/Murasaki-6Stories-GrassRoots-murasaki-kaisetsu.jpg)
ひとつのお話を足早に語ってもらうだけでも、10分ほどを要するほど。
制作期間中、Murasakiさんはキャラの人生に感情移入しすぎて、涙を流しながら絵を描くこともあったそうです。とても深い世界観!
![HipHop 6 Stories](https://swinginthinkin.com/wp-content/uploads/Murasaki-6Stories-GrassRoots-hiphop.jpg)
こちらは、Hip Hopコーナー。
各ストーリーには「主題歌」まで設定されています。
![Hey Ya! 6 Stories Murasaki](https://swinginthinkin.com/wp-content/uploads/Murasaki-6Stories-GrassRoots-hiphop-heyya.jpg)
主題歌
- 勝手にオープニング曲 André 3000 – Hey Ya!
- 勝手にエンディング曲 The Notorious B.I.G – Juicy
1点モノ原画、4,000円から購入できます
![ムラサキさんの原画 価格表](https://swinginthinkin.com/wp-content/uploads/Murasaki-GrassRoots-6stories-price-list.jpg)
個展で展示されている作品は、購入することも可能です。
一点モノ手描き
- 小(ポストカードサイズ) / 4,000円(税込・額付き)
- 大(A5サイズ) / 8,000円(税込・額付き)
キャンバスプリント
- F6号(410 x 318㎜) / 9690円(税込・額付き)
一点モノ手描きは、その場で持ち帰ることができます。
キャンバスプリントに関しては、オンラインでの受注になりますので、遠方で会場に足を運べない方も購入可能です。
ぜひ、ご覧になってみてくださいね!
![ムラサキさんの原画(パーカーを着た女の子)](https://swinginthinkin.com/wp-content/uploads/murasaki-genka-6stories.jpg)
僕も原画をひとつ買わせていただきました。
一見すると「おとなしそうな女の子か……」とスルーしてしまいそうなのですが、Murasakiさんからストーリーをうかがい、彼女の生き様や将来性にグッときたので、これを選びました。
「キャラクターそれぞれに、人生がある」
単に絵の好みだけでなく、ストーリーで楽しめたのがすごく面白かったです。もっと欲を言えば、各ストーリーを短編小説で読んでみたくなりました。
Murasakiさん、楽しかったです。ありがとうございます!
個展などMurasakiさんの最新情報については、Murasakiさんの公式Twitterアカウント(@studiomurasaki)をチェックしてみてくださいね。
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