角・柱を活かし、昼と夜を同居させた壁画アート。画家Murasakiライブペイント、WORST ENEMY後編

前回の記事でご紹介した、画家ムラサキさんの2ヶ月連続ライブペイントの後半戦を見に行ってきました。繊細に描き込む画力と、壁面を角部分(L字型)を利用したアイデアが素晴らしく、圧倒されつつとても楽しかったです!

ライブペイントが行われたのは、東京都渋谷区松濤にあるLil’LAで開催されたイベント「WORST ENEMY」内。前回の記事では動画でその様子をお伝えしましたので、今回は写真をお届けします。

先月の前半戦の様子

Murasaki ライブペイント、店内に直接描く壁画スタイル(後半戦)

スプレー缶と筆を使って壁画を描くムラサキさん
ライブペイント中の真剣な眼差し
YOU THE ROCK★ DJプレイ
ムラサキ画伯
会場の雰囲気
SMOKE THE WEED
最後のサイン
完成! 10月・11月、2ヶ月ライブペイント企画
左面は昼、右面は夜

作品は店内の壁画として描かれていますので、ここへ行けばいつでも見れます。LIL’RIRE CAFÉ(東京都渋谷区松濤1-4-8 2F)

ムラサキさんの同級生から聞いた、高校生時代の秘話

イベント会場には、ムラサキさんの高校の同級生も見にきておられました。

素敵な大人可愛い女性です。

そんな彼女に、「ムラサキさんが高校生の頃って、どんな男子だったんですか?」と、尋ねてみました。

当時のムラサキさんは、学校で知らない人がいない程の有名人だったそうです。なぜなら、かっこよかったから。音楽(洋楽)にも詳しくて、ダンスもできて、その頃からすでに絵も上手かったそうです! 「何かオリジナルのキャラクターもあって、いろんな人に頼まれて描いてあげていたなぁ」、と思い出を語ってくれました。

ムラサキさんは、高校生の頃から今のようなスタイルを貫いて来ていたんですね。

「大げさだよ〜。良いように言ってくれているだけだから」と、ムラサキさんははにかみながらおっしゃっていましたが……。どっちがホントなんでしょうね。

イラストレーターから、画家に

ムラサキさんは、CDジャケットやイベントポスターのデザインで、絵描きとしての活動を本格的に開始しました。レコード会社やイベント会社から依頼を受けて描く、いわゆるイラストレーターとしてのお仕事です。

しかしここ数年、ムラサキさんは年に数回ペースで個展を開催しています。独自に描いた絵を、展示・販売しているのです。これは、画家としての活動です。

今回のライブペイントの会場には、昨年2016年末に鎌倉で開催された個展「LAID BACK」でムラサキさんを知った、という方も見にきていました。自宅には、個展で購入したムラサキさんの絵を飾っているそうです。

MURASAKI 個展 "LAID BACK" at Ocean Harvest Cocomo
MURASAKI 個展 “LAID BACK” at Ocean Harvest Cocomo

昔からムラサキさんをご存知の方は、「レゲエのムラサキさん」のイメージがあるかと思いますが、今や個展からもファンが広がっているんですね。

かっこいいです!

ムラサキさんの作品や活動は、Instagramで随時公開されています。まずはこちらをチェックしてみてください。

 

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