Facebookに投稿しようとすると、突然こんなメッセージが表示されました。
「投稿を完了するには、リンクを削除してください」
えっ、どういうこと!?
ブログやYouTubeの更新のお知らせをFacebookに投稿しようとしたところ、このような警告が表示されたのです。
どうやら、今後Facebookではリンク付き投稿をするには月額2,000円以上支払わないといけなくなったみたいです。
エグい……
これはもう、今度こそFacebook終了の始まりではないでしょうか。
有料化(Meta認証)は、テスト的に一部ユーザー向けに実施しているそうです。2025年12月20日、僕は自分のアカウントが対象になっていることに気づきました。
無料でリンク付き投稿できるのは「月2回」まで

具体的には、以下の案内が表示され、リンク(URL)の削除を促されました。
毎月2件の投稿にリンクを追加できますが、すべて使い切りました。1月1日以降、新たに2件の投稿にリンクを追加できるようになります。または、Meta認証にサブスクリプション登録すると、より多くのリンクを投稿できるようになるほか、認証バッジ、高度なサポート、その他の限定特典が利用できるようになります。
わかりやすくまとめると、こんな感じです。
- リンク付き投稿は月2回まで。3回以上はNG
- 毎月1日に回数がリセットされるよ!
- 投稿にURLを入れたければ、有料のサブスクリプション「Meta認証」に登録してね
これはひどい。
記事のシェアが有料化という訳です。
今さらこんなことに課金させるという、Facebookのセンスの無さに唖然とさせられました。
SNSって、みんなが使うから価値があるのであって、これでは更なるユーザー離れを起こしてしまうことでしょう。ただでさえ「日本のFacebookユーザーは中年・高齢者ばかり」と言われていますが、残っているユーザーからもそっぽ向かれるのではないでしょうか。
サブスク「Meta認証」の料金は、最安プランで月額2,000円

Meta認証という大層なネーミングが付けられていますが、これはつまり単なるサブスクです。
Meta認証には複数のプランがあります。
Meta認証 プランと料金
- スタンダード 2,000円/月
- プラス 5,200円/月
- プレミアム 15,800円/月
- マックス 52,000円/月
高い!
めちゃくちゃ高い!!
これはiPhoneのFacebookアプリで確認した料金です。パソコンのブラウザでは料金が表示されず、「モバイルアプリで価格を見てサブスクリプション登録できます」とスマホアプリへ促されます。
エグいのは、さらにここからです。
リンク付き投稿ができる回数は、プランによって異なっているのです。
Meta認証 プランの比較
- スタンダード 月4件
- プラス 月6件
- プレミアム 月12件
- マックス 無制限
はぁぁぁぁーーーーっ!
月2,000円支払って、たったの月4件。
広告出稿じゃないですよ。個人アカウントで友達向けの一般の投稿です。これにこんな金額を課すなんて……
これまでどおり無制限にするには、毎月52,000円を支払う必要があります。暴利過ぎでしょ!!
Meta認証は「リンク付き投稿」以外にもメリットがありますが、認証バッジが付くとか、より見つけやすくするためにプロフィールをフィーチャーする(目立たせる?)とか、つまらないものばかり。
しかもこれって、Xプレミアム(旧Twitterブルー)のパクリじゃないですか。
詐欺広告を見逃してきてFacebook、さすがに金の亡者すぎる…
話は少し脱線しますが、少し前までFacebookの広告に有名人に成り済ました詐欺広告が大量に掲載されてました。堀江貴文さん、ひろゆきさん、成田悠輔さんなどの偽アカウントで、投資を勧める広告が連日大量に掲載されていたのです。
ちらほら聞いていたけど、Facebookでホリエモンさんを無断使用したと思われる広告がめっちゃ出でてきた! 名前が「堀江貴文 ホリエモン」なので、ご本人の可能性があるかも……とクリックしたら、
フォロワー27人
完全に偽物やないか😰 これはさすがに酷いよなぁ。広告出稿者もプラットフォームも。 pic.twitter.com/iBVuXvgNBs
— 北野 啓太郎@フリーランスWEBコンテンツクリエイター (@KeitaroKitano) October 27, 2023
これは世界的に問題になり、つい先日も、ロイター社が「Meta社が詐欺広告で巨額の収益を得ている」と報じていました。
■参考リンク
米メタ、詐欺広告などで巨額収益か 1日150億件表示=内部文書 – ロイター
Facebookを運営するMeta社は、酷い詐欺広告を長年野放しにしてきた企業です。
利益のためにユーザーが騙されようが不利益を被ろうが気にしないという体質なのです。
そんな企業が、今度はユーザーに対しても課金を迫るようになりました。
Meta認証のプラン表には「エンゲージメントを促進」「ブランドを保護」などと書かれていますが、ただの綺麗事です。
Meta社の中でも特にFacebook運営チームの「金への執着」は、個人的にはとても恐ろしく、金の亡者なのではないか、と感じてしまいます。
Instagramも買収され、現在はMeta社の傘下ですが、少し前から「Amazon 90%OFF」などのバナーデザインで偽サイトへ誘導する広告が出るようになり、Meta社の金への執着がInstagramへも迫ってきたか……と、不安に感じています。
今回の件で強く感じたのは、Facebook(Meta社)は「ユーザーとの信頼関係」を、かなり軽く見ているのではないかということです。
長年、詐欺広告を放置してきたにもかかわらず、今度は一般ユーザーの「日常的な投稿」に対して課金を始める。
これは「ビジネスモデルの変更」というより、「どこから金を取るか」の問題だと感じました。
SNSは、本来は人と人をつなぐための場だったはずです。リンクを貼るたびに料金を気にしなければならない場所が、本当に「交流の場」と言えるのか……。正直、疑問しかありません。
僕自身、この件をきっかけに、Facebookとの付き合い方をあらためて考え直そうと思っています。
【追記】リンクはコメント欄で対策
2025年12月22日現在、Facebookのコメント欄ではURL付きでも投稿ができました。リンクカードも表示され、ユーザーがクリックしやすくなっています。
この仕様もいつまで続くのか……と感じるところもありますが、今のところはコメント欄で対応できそうです。
「〇〇関する面白い記事があったのでシェアします。リンク先はコメント欄にて」
と一言添えて投稿し、その直後、コメント欄にURLを貼れば他のユーザーにリンク先を伝えることができます。とりあえずこれで対策はできそうです。ただ、メイン投稿ではないのでクリック率は下がりそうですけどね。
【追記2】友達のリンク付き投稿をシェアするのも有料

友人から「北野くんの投稿をシェアしたら、それもリンク投稿1回にカウントされたよ」との報告を受けました。
どうやら、リンク付き投稿を自分のフィードにシェアするだけでも、リンク付き投稿としてカウントされるようです。つまり無料ユーザーは月2回まで。
かなり酷いシステムですね。もはやSNSとしての体裁を失いつつある気がします。

