日本の書店で、もっとも売上が高いのはどこだと思いますか?答えは、紀伊國屋書店です。
その日本一の紀伊國屋書店が、「キノベス!」という無料小冊子を発行しています。同書店で働く全スタッフが選ぶ『ベスト30』という企画で、スタッフ達の想いがこもったメッセージと共に30冊の本が紹介されています。
人生を支えてくれる「本」と「レゲエ」が好きです
さて、唐突ながら自分は大の本好きです。10歳あたりから読んでいる本を切らしたことが無いほど。今でも常に、カバンやズボンの後ろポケットには読みかけの本が入っています。
なぜ本が好きなのか?歴史小説からは知恵や勇気をもらい、ビジネス書からは知識や思考を得ることができます。そして何よりの魅力は、それぞれの著者が本気で考え抜いたことを一冊の本に込めている、というロマンです。
それと同じくして、自分はレゲエ・ミュージックが好きです。小学校高学年の頃より洋楽を聴きはじめ、高校生の頃よりブラック・ミュージック、そして高校生活の後半より、完全にレゲエが大好きになりました。
他のジャンルとは違うリディム・トラックと独特の歌い回しが、まずハマった最初のきっかけ。その後、当時(1980年代後半〜)まだ数少なかった専門誌やCDのライナーノーツを読みあさりながら、曲の意味や歴史を理解するにつれ、レゲエがだんだん人生の教科書へとなって行きました。
レゲエのリリック(歌詞)は、イケイケでBADな内容から、恋をテーマにうたうスウィートな曲。さらに、世の中の腐敗を嘆く曲、力強く生きろと支えてくれる曲、親に感謝しなさいと教えてくれる曲…など、生きて行くうえでの様々な場面、いや、すべての場面に適した曲があるのがレゲエだったのです。
世界最大のレゲエ専門店によるベスト・レゲエ
さて、世界最大のレゲエ専門店はどこにあるかわかりますか?
本場ジャマイカ?それともやっぱりアメリカ?もしくはクラブ・カルチャーが盛んなロンドン?
実は答えは日本です。ROCKERS ISLAND(ロッカーズ・アイランド)というレゲエ専門のレコード・ショップで、音源の在庫量は世界一といわれ、イギリスのBBC NEWSでもその実態が報道されたほど。
そのROCKERS ISLANDが、これまでの販売量を集計し、もっとも売れたものを、そのまんま詰め込んだコンピレーション(ベスト・アルバム)をリリースしています。リスナーから本当に支持された、リアル・ヒッツ・レゲエ。「これを聴けば○○がわかる系」の金字塔です。
私、北野の人生を、これまで支え、豊かにしてくれた音楽「REGGAE MUSIC」。レゲエが好きな人も、これまで興味がなかった人も、少し耳とカラダとココロを傾けてもらえれば嬉しいです。音楽が持つパワーを感じている方、ぜひレゲエはおすすめですよ。
自分の人生を見守りながら一緒に歩んでくれる音楽、それがレゲエです。
<最後にひとこと>
自分はレゲエが好き過ぎて、社会人になり、30歳も超えてから、レゲエ情報サイトを個人で開設。その2年後、縁あってROCKERS ISLANDに入社しました。現在、同社が運営するレゲエ・ウェブ・マガジン「ROCKERS channel」の編集長をつとめています。
レゲエは約20年間、毎日一日も欠かさず聴いています。人生のお供に最高の音楽です!
北野君 最高やな!ええ記事やわ!!!
いずっちょさん!こんな記事まで読んで頂きありがとうございます!たかが音楽、されど音楽。色んなジャンルがある中、レゲエに惹かれてその後の人生が大きく変わりました。ほんとすごいパワーを持っていますよね。レゲエは!!