30年前ってWindowsやMacはあったの?日経パソコンが30周年で進化史特集!

まさに『オッサン・ホイホイ』。

日経パソコン

雑誌「日経パソコン」が創刊30周年を迎え、特集《パソコン30年の進化史》を打ち出しました。団塊ジュニア世代以降のパソコン好きにとっては興奮の企画!あなたのツボにズバッとハマる方、沢山いるのではないでしょうか?30年間の集大成、お宝本です!!

*日経パソコンは、一般の書店では購入出来ません。詳しくは上記リンク先をご覧下さい。

  【30年前】1983年は、どんな時代だったのか?

日経パソコン

<マニア向けから、個人向けに>

1977年、アップルが初めて個人向けのパーソナルコンピューター「Apple Ⅱ」を発売しました。NEC、富士通、日立など国内メーカーもそれに追随。しかし、マニア受けするものの、一般普及にはなかなか至らなかったのです。1982年秋、NECがPC-9801を発売。国内ビジネス界で大ヒット!家庭向けへの拍車に。

<国内のパソコンの年間出荷台数>

  • 2012年、1,000万台以上。
  • 1983年、ようやく約90万台。(現代の10分の1以下)

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<Check!>

翌1984年、初代Macintoshが発売。当時画期的だった、マウスで感覚的に操作できる仕組み(GUI)は、今のパソコンの基本操作につながっている。初代マックの国内販売価格は、なんと69万8,000円!

【24年前】1989年、東芝がノートパソコンを発明。

日経パソコン

<初代ノートパソコンは、東芝DynaBook>

4〜6kgと重量級だったラップトップ。欧米では今でも総称してLaptopと呼んでいますが、日本では実用的なノートパソコンとしての開発・普及が進めらました。そんな中、最初にその地位を獲得したのが、1989年6月に発売された東芝の「DynaBook」(ダイナブック)。2.7kgと軽量で、価格も19万8,000円と、当時としては思い切った格安価格!

<国内のパソコンの年間出荷台数>

  • 1989年、約150万台。(まだ少ない。パソコンの世帯普及率は10%台)

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(左)東芝 DynaBook J-3100 SS001(PC AT互換機)。 (右)2年後の1991年発売のApple PowerBook 100。トラックボールを配置しGUIではAppleが先行。

【18年前】1995年、インターネット時代の幕開け。

<Windows 95発売>

マイクロソフトからOS(基本ソフト)Windows 95が発売され、爆発的大ヒット。パソコンが家庭へも一気に普及しました。特徴は、容易なインターネット接続!

<国内のパソコンの年間出荷台数>

  • 1995年、約600万台。(いきなり前年比約2倍!)

Windows 95(マイクロソフト)

Microsoft「Windowsの歴史 最初の25年間」より

 【15年前】1998年、スティーブ・ジョブズがAppleに復帰し、iMacを発売。

<初代iMac登場>

本誌では、1997年の初代VAIO(Sony)、1998年の初代iMac(Apple)と、年代順に紹介されています。そのため『デザイン性の高いパソコンはVAIOが先行し、iMacが追随した』という印象を受けますが、実際のところ高いデザインとしての衝撃度はiMacの方が遥かに高いでしょう。 トランスルーセント(半透明)のボディーに包まれた、ボンダイブルー色のiMac。僕は、ファッション誌でその存在を知り、しばらく遠ざかっていたパソコン魂が復活しました。
→ ありがとうスティーブ・ジョブズ。今の自分は、あなたが居てくれたおかげです。

<国内のパソコンの年間出荷台数>

  • 1998年、約800万台。

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以上、「日経パソコン 2013年10月14日号」の特集より、ほんの少しを紹介しました。

他にも、『98包囲網(対抗機、互換機、AX機)』、『DOS/V 登場』、『ポケコンから進化したモバイル製品の進化史』、『パソコンのミニノート、ネットブック、Ultrabookへと進化』など、パソコンの歴史が時代背景と共にたっぷりと紹介されています。

 

TK-80, NEC, Bit-INN

また、「もっとコンピュータそのものの歴史を知りたい!」というマニアックな方(勉強熱心な方)の為に、パソコンが生まれた歴史をチンパンジー時代までさかのぼって解説されています。

ゼロ発見、2進法、ENIAC、エニグマ、ノイマン、ベル研究所、4ビットCPU4004、アルテア8800、TK-80、ベーシックマスター、FM-8、PC-8001…など、この辺のキーワードに興奮させられた方。ぜひどうぞ!



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パソコンは、ソフトが無ければただの箱

いや〜面白かったです!僕が初めてコンピュータと出会ったのは、32年前の1981年。NECのPC-6001というマイコンでした。当時「パソコンは、ソフトが無ければただの箱」と呼ばれ、プログラムを打たないと何も始まりませんでした。N66-BASICという言語を覚え、小学生ながらゲームを自作。一番出来が良かったのは、看守の目を盗んで牢屋を脱走するゲームでした。

高校生の頃、音楽(クラブミュージック)と出会ってしまい、パソコンから完全に興味を失ってしまいます。もしあの頃、パソコン街道まっしぐらだったら、全然違う人生歩んでいたんだろなぁ…と思います。そうならないで良かったです。(笑)

とはいえ、僕は10歳に満たない頃より、コンピュータに無限の夢を感じていました。それは今も変わりません。不思議なもんです。