愛用中のKindle Paperwhiteが、読書中に突然故障しました。防水タイプの第10世代です。
画面のどこを触っても何も反応しないのです。隅から隅までタッチしましたが、うんともすんとも言いません。ただ、電源ボタンは反応するので、電源のオン・オフのみできます。
……使えねぇ。
購入から1か月半ほどでしたので、十分保証期間内です。僕はさっそくAmazonに連絡しようとしました。
Kindle PaperwhiteなどAmazon純正品の故障、修理・交換の連絡窓口がわかりにくい
Kindle PaperwhiteはAmazonの純正品ですので、サポート窓口はAmazon内にあるのだろうと思い、探してみました。
しかし、一向に見つかりません。購入履歴を見たり、商品ページを見たりしましたが、故障の際の窓口がないのです。
しかたなく、Kindle Paperwhiteの商品箱や説明書も見ましたが、そこにも問い合わせ先は書かれれていませんでした。
どこなんだ? 探しに探した結果、やっと見つけました。
ここです↓
・アカウントサービス「お問い合わせ方法」ページ
めちゃくちゃわかりにくい! わざと隠しているのではないか、と思えるほどです。
さて、いよいよこのページにある「お問い合わせフォーム」をクリックしましょう。
Amazonの対応は迅速。電話、チャット、メールの3種
ここから先は、とてもスムーズでした。
まず、故障した製品を選びます。ここでは「端末」をクリックし、Kindle Paperwhiteを選択します。Kindle本などを誤って購入してしまった際の、返品問い合わせ先もここですね。
次にお問い合わせ内容を選びます。ここでは「FireおよびKindle端末」です。
詳細内容は、ズバリそのものがなかったので「端末がフリーズして動かない」を選択しました。
次はお問い合わせ方法です。
- 電話
- Eメール
- チャット
この3種から選べます。僕は電話をしずらい環境にいたので、ここではチャットを選びました。可能であれば電話を選ぶのが最もスムーズです(過去にKindle本の返品で経験したのを思い出しました)。
チャットはこんな画面です。
僕は以下の質問をしました。
「こんばんは。Kindle Paperwhiteの画面にタッチをしても、何も反応しなくなってしまいました。電源ボタンは反応するので長押しで再起動したのですが、それでも、やはり反応しません。画面のどの部分を触っても反応がない状態です。どうすれば良いでしょうか?」
それに基づいて、Amazonのサポート担当さんから色々指示を受けます。
- 充電は十分あるか
- 現在、電源ケーブルにつないでいるか
- 電源につないだまま、電源ボタン40秒長押しをしてください(電源ボタンを40秒間長押しすると、画面が暗くなり、再起動します)
- 充電マークはついていますか?
こういったやりとりをした末、結果的には「返品・交換」という対応になりました。すぐに発送していただき、翌日着です。
ちなみに、交換時の発送で時間指定はできません。
ただし、クロネコヤマトで発送され、かつあなたがクロネコメンバーズに登録している場合は、発送時に「時間指定はどうしますか?」と、ヤマト運輸からメールが届きます。そこで時間指定をすることは可能です。
返品・交換時の、返品方法は着払いでAmazonへ
新しい商品が届いたら、元の故障したKindle PaperwhiteはAmazonに返送する必要があります。
届いたダンボール箱に、本体、USBケーブル、クイックスタートガイドを揃えて入れ、それを日本郵便(郵便局)のゆうパックで着払いで返送します。
返送先など具体的な方法については、Amazonから別途メールが届きます。
新品のKindle Paperwhiteが届きました
Kindle PaperwhiteやFireは、購入して届いた段階で、アカウントの設定が終わっています。要は設定を済ました状態で届けてくれるのです。
新たに届いたKindle Paperwhiteを開封し、Wi-Fiの設定をしたら、あとは自動で更新完了。
これで、また読書ができるようになりました。
故障時のお問い合わせフォームはわかりずらくてイラっとしましたが、それ以降の対応はとてもスムーズで満足です。
やべぇ、防水モデルのKindle Paperwhiteが最高過ぎる!
「読書」のみに焦点を当てて、他の機能・性能はぶった斬り。スマホ依存(ツイ廃)だった僕が、iPhoneを放置している。また近年、ビジネス系ばかりでしたが、小説にも手を出しはじめました。最新モデルは完全防水で、風呂で読めるのもいい!!
— 北野 啓太郎@フリーランスライター (@KeitaroKitano) 2018年12月15日
\新型が出ました/
↑ Kindle PaperwhiteはIPX8等級の防水機能を備えています。真水で水深2メートルまで最大60分耐えられるので、うっかり水に落としても安心。お風呂でも読めるのでゆっくりと湯船を楽しめます!
ところで、僕は本読み放題のKindle Unlimitedにも登録しています。Kindle Unlimitedは月額980円。1か月の無料体験期間もありますので、ぜひ一度試してみてください。図書館が手元にきた感覚になりますよ!
【追記】保証が切れた後、また同じ症状! ソフトウェアアップデートで直った
その後、また同様に画面のどの部分を触っても反応しないトラブルに見舞われました。今度は保証期間が切れていましたので、前回のようにAmazonに修理・交換を求めることはできません。
もうどうしようも無いので、諦めてデスクの脇に放置していたのですが……
あるとき、突然Kindle Paperwhiteが起動し、画面に「ソフトウェアのアップデート」と表示されたのです。どうやら、ソフトウェア(ファームウェア)の最新版がリリースされると、自動的にアップデートされる仕様のようです。
アップデート後、Kindle Paperwhiteを触ってみると……
「あれ、直ってる」
画面にタッチしても認識しないトラブルは、どうやら本体の故障ではなく、システムのバグだったようです。とりあえず直ってよかったですが、こんなこともあるんですね。
保証切れの状態で故障した方。バッテリー切れにならないように、時々充電して保管しておくと、あるときソフトウェアがアップデートして直っている可能性もあります。諦めて捨てずに、もう少々待ってみてくださいね。
ちなみに参考までに、今回配信されたシステムファームウェアバージョンは「Kindle 5.13.2」です。
【追記2】また反応しなくなりました。もしかして防水性能が低い?
「直った!」と喜んでいたのも束の間、また同じ症状になりました。
Kindle Paperwhiteは、そもそもの品質が悪いのかもしれません。問題なく数年使える方もいらっしゃるかと思いますが、中には故障しやすい不良品が多数紛れ込んでいるのかもしれません。
また、Kindle Paperwhiteには防水性能がありますが、もしかしたらこの防水性能が低いのではないでしょうか。Amazonのサイトでは「防水だからバスタイムも読書を」と書かれていますが、お風呂に持っていったあとに不調のなりやすい印象です。もちろん、水の中につけたり、落下など乱暴には扱っていません。「今度こそ、故障しませんように」と大切に使っていました。
結論としては、Kindle Paperwhite自体は良い製品だと思うのですが、故障しやすいので、延長保証とセットで購入するのを強くお勧めします! 通常保証は1年間です。それを過ぎてしまうと本体交換をしてもらえないので。
ちなみに延長保証は、自然故障・不具合と事故保証(偶発的な事故)を対象としたプラン。水濡れ、落下にも対応しています。
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