iPhoneのKindleアプリを起動し、ライブラリ一覧を見ると知らない本が(電子書籍)。
「あれ? いつの間に……。セールで買ったか、無料だったのでダウンロードでもしたのかな?」
そんな風に思いつつ本を開いてみると、どうも自分好みの本ではない。記憶も無ければ、趣味でもない本を買うはずがない。
もしかしたら、間違ってクリックしてしまったのかも。もったいないけど数百円程度だったら良いか……と思っていたのですが、価格をみると1,620円。ガーン!
Amazonさんありがとう! デジタルですが返品できました。
一度Kindleアプリ内でダウンロードしてしまったし、何よりデジタルだし、こりゃ返品とか無理だよな……。
いえ、そんなことはありません。
Amazonで購入したKindle本は返品可能でした! 少し面倒ですが、その返品手順を紹介します。
【手順1】Amazon「カスタマーサービスに連絡」ページにアクセス
まずは、Amazonのカスタマーセンターのページにアクセスします。そこで、お問い合わせの種類「注文について」を選択し、関連する商品(返品したい商品)にチェックを入れてください。画面に目的の商品が表示されていない場合は、「他の注文を選択」をクリックすると、他の購入商品が表示されます。
【手順2】お問い合わせ内容を選択「Kindle本の返品」
次のステップ。お問い合わせ内容では「Kindle本について」、詳細内容は「Kindle本の返品」を選択します。
【手順3】カスタマーサービスに、電話で返品理由を伝える
問い合わせの準備が整ったら、次のステップではAmazonと連絡を取ります。「電話」「チャット」「Eメール」がありましたが、僕は「電話」を選択しました。
すると「今すぐ電話がほしい」「5分以内に電話がほしい」の2択画面が表示されます。今すぐも、5分以内も、「すぐ」だと思うのですが、とりあえず「今すぐ」を選択。
びっくり! 数秒後に電話がかかってきました。
Amazonの会員登録に記載されている携帯電話宛にかかってきます。最初に、自動音声案内が少し流れ、すぐに担当の人が出てくれました。そこで、「知らない間に買ってしまったようで、ライブラリに表示されていて驚いた。読まないので返品したい」と伝えました。「少々お待ちください」と、1〜2分待ち、その後「返品(返金)いたします」との報告。
無事、Kindle本の返品ができました。
返品期限は注文日から7日以内、過ぎていましたが事情を説明して受け付けてもらいました
電話をしながら気付いたのですが、よく読むと「返品は注文日から7日以内」と書かれています。
僕が誤って購入してしまったのは9日前。
「うわ、これはダメかも……」と思ったのですが、なんともご親切にAmazonの担当さんは返品処理をしてくれたのです。「本来は9日以内なのですが」と補足されましたが。
なぜ7日を過ぎているのに返品可能だったのかわかりませんが、もしかしたら購入後の読書履歴を調べたのかもしれません。「購入から今日まで一度も本を開いていないな」、と。想像ですが。
とにかくAmazonさん、お騒がせしました。ありがとうございます!
ポケットの中か、寝ている内にか、1-Click注文?
AmazonのKindle本は、購入前の確認ページがなく、商品ページの「1Clickで今すぐ買う」で購入が完了します。
便利ではあるのですが、スマホの場合、ポケットの中やベッドの中で寝落ちした瞬間などに誤タップ(1-Click購入)してしまう可能性があります。
返品できるとはいえ、知らないあいだに買った商品は、7日以内に気づかない可能性が高いです。みなさん、Amazonのサイトを開いたときは、くれぐれもちゃんと閉じる(アプリを終了する)ようにしましょう!笑