「Instagramのフォロワー数を増やしたい」
「商売の集客につなげたい」
「プロフィール写真・文、投稿のコツを教えて！」
Instagramは、お洒落な写真をアップしたり、ハッシュタグを大量に付けたりするだけで、フォロワー数が増えたり、ビジネスに活用できたりする訳ではありません。そこには「誰に、何を言うか」が明確に定まっていないと、誰にも伝わらないのです。
僕はフリーランスのライターとして、これまで多彩な文章を書いてきました。コラム連載や取材記事だけでなく、キャッチコピー、セールスライティング、音楽アーティストのプロフィール文などのプロモーション関連も（北野啓太郎の実績・業務内容はこちら）。
今回、家具職人・岩瀧史尚さんが運用するInstagramアカウントのコンサルティングをさせて頂きましたので、その肝となる「プロフィール画像（アイコン）」「プロフィール文」のビフォーアフターをお見せします（ご本人了解済み）。
インスタでビジネスの結果を出したい方は、必見です！
Instagram プロフィール文・画像（アイコン）のビフォーアフター
家具職人・岩瀧史尚さんが運用する、お仕事用のInstagramアカウントです。FACTORY CAMPのアカウントでは、家具・什器の制作風景や完成品がアップされています。
まずはトップページのビフォーアフターを比較。
プロフィール用の写真とプロフィール文が、変わっているのがわかると思います。
「誰に、何を伝えるか？」が欠けている
Point!
- 顧客は日本人で、工務店、もしくは個人
- オーダーメイドが多い
プロフィール写真（アイコン）
FACTORY CAMP
ファクトリーキャンプ
まずはプロフィール写真から。
「本当の意味」や「ネーミングに込めた想い」はさておき、FACTORY CAMPという文字を見てまず浮かぶのは「工場」と「キャンプ」だと思います。名前だけでは、家具屋や木工ブランドだとはわかりません。
そのため、写真を見て瞬時に何者をわかってもらう必要があります。そこで、以下の3択で検討しました。
- ブランドロゴにする
- 家具職人だとわかる写真にする
- 看板商品にする
検討の結果、3の看板商品をプロフィール画像（アイコン）にすべきだと僕は考えました。理由は、ブランドロゴだけで業務内容を想像してもらうのは難しく、また、家具職人であることを小さな写真で伝えるのも困難だからです。
そこで「看板商品にしましょう！」と提案。たとえば、キューピーであればマヨネーズ、キッコーマンであれば醤油。そんな製品です。
ここでは、FACTORY CAMPの定番商品であり、モノとしての親しみがあり、可愛らしさもあるスツールを選びました。スツールとは、背もたれのない一人掛けの椅子のことです。
Instagram プロフィールアイコンの画像サイズ
- 縦150px、横150px
- まん丸（正丸）に切り抜かれます
プロフィール文（自己紹介）
Fumihisa Iwataki/Tokyo, Japan
Made to order
Fuiniture craftsman,Store fixtures,Interior design,Carpentry work, & @the_may_chan interior / furniture
家具職人歴20年の岩瀧史尚による木工ブランド（創業2007年）。スツール、ベッドなどのオリジナル家具の制作販売。個人宅、商業施設の什器デザイン・制作を行う。空間、ライフスタイルからデザインするのをポリシーとする。お問い合わせはDM・メールにて。セカンドライン @the_may_chan
続いてはプロフィール文（自己紹介）です。
ここでの役割は、工務店や個人にFACTORY CAMPの良さを知ってもらい、注文をいただくことです。
その為には、プロフィール文もアイコンと同じく、パッと見て家具屋・木工ブランドであるとわかっていただく必要があります。
- どんなブランドか？
- 権威性や実績は？
- こだわりは？
- お客は誰か？
- 何を注文できるのか？
- 問合せ方法は？
ここをギュッと詰め込みました。
ちょっと堅めの文章かと思いますが、じっくりと丁寧な制作に挑まれているブランドですので、ポップさは省き、かっちりと仕上げています。
たとえば、手作りアクセを10代の女子向けに販売するのであれば、ポップに仕上げる必要があります。しかし、今回は不要です。
Instagram プロフィール文の文字数
プロフィール文の文字数上限は150文字です。
全角ひらがな・カタカタ、半角英数字、いずれも1文字とカウントされます。それを超えるとプロフィール情報の更新ボタンが押せません。
ブログやECサイトなどウェブサイトのURLは、別に記載欄があるので、プロフィール内に入れなくてもOKです。
投稿も「誰に、何を伝えるか？」が大事
今回は、Instagramのプロフィール写真とプロフィール文についてお伝えしました。
日々の投稿についても基本は同じで、
- 誰に？
- 何を伝えるか？
を、含ませるのが重要です。
伝えたい相手が業界関係者で、あなたのことを熟知しているのであれば、クールな投稿はイメージアップにつながるかも知れません。
しかし、顧客の新規開拓だったり、リピーターになってもらったりしたい場合は、手法が異なるのです。誰に何を伝えたいのかを前提とした、魅力的なコンテンツ（写真、説明文、ハッシュタグ）をつくるようにしましょう！
今回は以上です。
Instagramをビジネスに活用されている方の参考になれば幸いです。
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