覚醒剤所持の疑いで逮捕された「CHAGE and ASKA」のASKA容疑者(56=飛鳥涼、本名・宮崎重明)が23日、容疑を認め、使用についても認めた。
ついにSAY YES! ASKA覚醒剤所持と使用認める | 東スポWeb より一部引用
この事件に限らずですが、麻薬、日本においては特に覚せい剤に関する事件は後を絶ちません。
捕まるまで終わりません。
捕まっても終わりません。
なぜ、麻薬をしてはいけないかわかりますか?「麻薬は自分の身を滅ぼすだけだから、勝手にすれば良い」。そんな風に考えている方もいるでしょう。
しかし身近に中毒者がいる(いた)方は、決して本人だけの問題では無いことを知っています。20年近く前の曲ですが、そのことを的確に歌った曲があるので、ぜひ聴いてください。
NANJAMAN「YA ME TO KI」
▲JAP jam INTERNATIONAL vol.1(1996年発売)
NANJAMAN「YA ME TO KI」(ナンジャマン / やめとき)
ホンマやめとき、そんなくだらないもので時間を潰すのは。
ホンマやめとき、自分の身体に自分で毒を打ち込むのは。
ケミカル(麻薬)がおまえをダメにする。
ケミカルが身体を食い潰す。
ケミカルが俺の仲間殺す。
ケミカルが未来を闇にする。
強い奴はキレイに遊ぶ、だけと弱い奴はそれのめり込む。
のめり込み出すと金掛かる、金が無くなりゃ自分のツレ騙す。
騙されたツレは怒り出す、みんな離れて一人になってまう。
独りになったら寂しなる、寂しくなれば尚更それハマる。
ひとこと、ひとこと、リリック(歌詞)の全てに強い想いが込められています。
もし、いつか自分がそれを「するのか?」「しないのか?」の分岐点に立たされる事があった時、「やめとき」を思い出して欲しいです。
もしバッキバキにキマっている人がいて、その人がカッコ良く見えたり、強そうに見えたとしても、それは実は違います。NANJAMANも言うように「そんなの騙してるだけなんだよ、お前の脳みそを」「強い奴はキレイに遊ぶ、だけど弱い奴はそれのめり込む」なんです。
あっという間に中毒になり、全ての優先順位が薬物基準になってしまいます。何をするにも薬物、薬物、薬物。家族も友達も巻き込まれて周りまでボロボロになってしまいます。
レゲエ・アーティストNANJAMANからのメッセージ、心に刻んでおいて欲しいです。
フォーミュラレコーディング (2010-07-21)
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立ち直れた人の応援も。
「自分はいつでも辞められる」というのは、かなり稀だと思います。刑務所から出てきても、またすぐにやってしまう高い再犯率。
だけど、麻薬さえしなければ、すごく良い奴も沢山いると思います。
メディアや警察は、麻薬の怖さだけでなく、絶つことの勇気、立ち直れる可能性などもしっかり伝えてくれたら、ちょっとは色々良くなるんじゃないかと思います。
ヒヤッとしました…。でも本当に…何も得る物はありません。失う物は限りないです。一人では止めれないのに一人になります。悪循環です。何と伝えれば伝わるのか、上手く表現出来ないけど、絶対に手を出してはダメです。 私は何回も失敗してるから偉そうに言えないけど、こんなしんどい人生を送る人が一人でも少なくて済みますように…と思って居ます。