Amazonプライム会員向けに、おまけサービスとしてはじまった「Amazonプライム・ビデオ」。会員限定の特典に加えて、追加料金なしで「映画・ドラマ見放題」が加わりました。年会費3,900円(ひと月あたり325円)。
僕はもともとプライム会員だったので、追加料金なしに、映像コンテンツ見放題が手に入ってしまったわけです。笑 「月額料金を払っているから見ないと!」という気負いがないので、気が向いたときに見ていこうと思います。
そんなAmazonプライム・ビデオで無料視聴した作品を、100点満点でレビューしてゆく企画。
今回はプライム・ビデオのページで、大きくバナーでプッシュされていた邦画を観ました。さて、その映画とは一体……?
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- 80点「ヒトラー 最期の12日間 (2005年)」
- 60点「アンタッチャブル (1987年)」
白ゆき姫殺人事件(2014年)
映画やドラマのなかで、GoogleのパロディーSaaagasなど、検索サイトやSNSを模して使われることはよくありますが、この映画では本物のTwitterがでてきます。これ、映画に登場するテレビ番組制作会社の契約社員、赤星雄治のツイートです。
被害者、名前出たな。聞いてた通り。写真は、超美人じゃん。
— RED_STAR (@RED_STAR_07) 2014, 3月 9
SNSが絡むことで、どうやって人は善意の斧を振り上げ、ネット上でバッシングを行うのか。炎上とか、祭りとか、そういったことが起きて、ネット民の民意がドーッと流れてゆく様が面白かったです。 今どきですよね。ついツイッターでつぶやいて拡散。 自分はフォロワーが少ないから誰にもみられていない……という安心感からか、うっかり重要なことをつぶやいてしまう。それを、ネットウォッチャーなんかに見つかってしまう。 ついこないだ話題になった、東京オリンピックのエンブレム・パクリ疑惑の炎上をちょっと思い出しました。 とにかく人というのは、噂で他人を判断し、悪い方にも、良い方にも、容易に考えが転がってゆく。端からみると「いい加減だなぁ」と……。
大体、俺なんかただの雇われディレクター。俺にケチつけても何も変わんねえよ。文句があるなら、容疑者の擁護サイトでも立ち上げて、そこで釈明するなり、手掛かりを集めるなり、励ましの言葉を書き込むなりすればいいじゃないか。そっちの方が容疑者も喜ぶんじゃねーの?偽善者の皆さん!!
— RED_STAR (@RED_STAR_07) 2014, 3月 25
また、人の見え方も、人それぞれ。同じ人物も、Aさん、Bさん、Cさん、それぞれ違った見え方でその人を見ている。
映画のタイトルに殺人事件とついているので、「犯人は一体だれかのか?」がテーマではあるのですが、ネットでの炎上って決して他人事ではないよなぁ……と、ちょっと怖かったです。
映画自体は、割とシンプルですので、見ていて頭が混乱することはないでしょう。Amazonプライムビデオですので、スマホでサクッと見るにも、ちょうど良い映画だと思います。ストリーミングだど通信代がかさむので、Wi-Fi環境でダウンロードして「外出先で暇なときにみてみよう」って感じで楽しんでみてはいかがでしょうか。面白かったですよ!
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