YouTubeチャンネルを開設し、収益化するためには「YouTube パートナープログラム」に承認される必要があります。
かつて、割とゆるい審査で合格できたのですが、2018年2月20日より、事前に明文化されていた条件が適応されました。それは以下の通りです。
- チャンネル登録者数 1,000人
- 過去12か月間の総再生時間 4,000時間
YouTubeは、新規登録だけでなく既存のパートナーにもこの条件を適応し、基準に満たないチャンネルをパートナーから外したのです。僕もその一人です。
しかしコツコツと半年がかりで頑張って、本日、めでたく「YouTube パートナープログラム」に承認されました。やった!
- YouTube「パパやるチャンネル」 ←これ!
YouTubeを、単に「動画や生放送が出来れば良い」と考えている方もいらっしゃると思いますが、できればそれが収益につながれば嬉しいですよね。本業とまでは行かないにせよ、副業にはできるでしょう。
今回は「YouTube パートナープログラム」に関して、3点お伝えします。
- 条件達成から承認まで、審査はどれくらいの期間が掛かるのか?
- チャンネル登録者数と、再生時間を増やすにはどうすれば良いのか?
- YouTubeはいくら稼げるの?
YouTubeで稼ぎたいと思っている方は、最初のステップとして、ぜひご参考にしてください。
YouTube、登録者数と再生時間の条件に到達。パートナープログラムの審査日数は?
- 7月17日 審査を申請
- 8月9日 審査合格の通知
まず一つめ。審査日数に関しては、3週間と2日(23日)でした。
申請時は「通常1週間以内に結果をメールでお知らせします」とあるのですが、僕の場合、途中から表記が「通常1か月以内に結果をメールでお知らせします」に変更になっていました。申し込みが増えて、処理に時間が掛かっていたのかもしれませんね。
この日数に関しては、他の方もリサーチしてみると、「早ければ1週間、遅くとも1か月」というところのようです。ただし、今後はもっと長くなる可能性もあります。
YouTube パートナープログラムは、今年2018年2月20日から以下の条件が必要になりました。
・チャンネル登録者数1,000人
・過去12か月間の総再生時間4,000時間僕はこれに至らずパートナー提携を解除されましたが、ありがたくも基準に到達。ということで審査申請! pic.twitter.com/zaDAmpRzRd
— 北野 啓太郎 (@KeitaroKitano) 2018年7月17日
やったあぁぁ! YouTubeから嬉しいメールが。パートナープログラムに承認。
いつも動画を見てくださる皆さん、ありがとうございます!!
パパやるチャンネルhttps://t.co/BVuKwqric2 pic.twitter.com/2pTyseZHZs
— 北野 啓太郎 (@KeitaroKitano) 2018年8月9日
チャンネル登録者数と、再生時間を増やすにはどうすれば良いのか?
ここですよね、ハードルが高いのは。
- チャンネル登録者数 1,000人
- 過去12か月間の総再生時間 4,000時間
これは、思いのほか大変です。
人気ユーチューバーは何万人、何十万人もフォロワーがいるので、「1,000人だったら余裕でしょ?」と思うかもしれません。
でも、あなたの他のSNSアカウントを見てみてください。「1,000人くらい、あっという間にフォロワー数増やせるぜ!」なんて方は、なかなか居ないのではないでしょうか。
しかも、YouTubeでは相互フォローでのフォロワー数獲得は不正とみなし、パートナープログラムに合格できないのです。そのため、フォロー返しを期待しての、フォロワー獲得作戦もできません。地道にファンを増やすしかないのです。
また、過去12か月(1年間)の総再生時間4,000時間も並大抵ではありません。
4,000 ÷ 365 = 11.23
1日平均11時間14分も再生されないといけないのです。5分の動画だと、再生回数にして135回です。どうですか? 結構、大変でしょ。
でも、これには秘策があったのです!
ポイントは以下のとおりです。
- 動画の最後に「チャンネル登録よろしくね」「動画が為になったと思ったら いいね クリックをお願いします」と、動画内でお願いする
- 動画説明欄に、しっかりと情報を書き込む(動画説明、チャンネル登録のお願いなど)
- 各動画に、タグを忘れずにつける
- 雑多ではなく、ひとつのテーマを決めて、わかりやすいチャンネル作りを心がける
動画説明欄への説明文やタグは、YouTube内のSEOや関連動画に役立つのです。検索したときに上位表示される、関連動画として表示される、などです。こうすることで、チャンネル登録者以外の方へも、動画が届けられます。
そして、見ていただいた方に、「これは役立ちそうなチャンネルだな」「チャンネル登録をしよう」と思ってもらえるようにするのです。
このノウハウは、酒井祥正さんのYouTubeチャンネル、「動画集客チャンネル」で学びました。酒井祥正さんは、YouTubeに詳しいだけでなく、元々テレビの番組を制作されていた方で、動画のプロでもあるのです。
この酒井祥正さんには、本当に、本当に、本当に! 助けられました。ほぼ全ての動画をじっくりと見て、さらにメルマガにも登録し、念入りに勉強しました。その結果チャンネル登録者数 1,000人、過去12か月間の総再生時間 4,000時間に到達することができたのです。
面識はありませんが、酒井祥正さん、心より御礼申し上げます。めちゃくちゃ役に立ちました!
酒井祥正さんの「動画集客チャンネル」ガチで役立った動画
動画集客チャンネルは、本当に役立つ動画が満載です。全部見るのは大変かと思うので、特に見て欲しい動画を厳選しました。まずは、これを見てくださいね。
【記事タイトルは重要】ブログの記事タイトルと同じように、YouTubeのタイトルも大切なのです。YouTube内、Google検索の対策に。
【タグは重要】タグは関連動画と検索に重要です! 空欄は絶対ダメ。
【相互登録はやってはいけない】甘い誘惑……実は規約違反なのです。誘いに乗らないでくださいね。
【チャンネルページもしっかり作ろう】チャンネルのトップページ。しっかり作れば魅力的なチャンネルだとわかってもらえる。しかも、再生リストは検索にも引っかかってきます。適当な名前をつけないように。
【再生数・登録者数を増やす方法】別々の戦略が必要です。
YouTubeはいくら稼げるか?
3つめは、気になるYouTubeの収益について。
Googleは、このデータを発表していませんので、僕はパートナープログラムを解除される直前の2017年度のアナリティクスよりお伝えします。
この時点での収益は、CPM $2.21でした。
CPMとは再生回数1,000回あたりの収益です。現在のレート、1ドル110円だとすると、243円になります。これを1再生あたりに換算すると……
- 1再生あたり 収益0.24円
と、なります。
思ったより安いですか? 高いですか?
例えば、1万再生回数のヒット動画ができると、およそ2,400円の収益となります(あくまで僕の過去のデータなので、目安としてご参考に)。案外儲からないですよね。動画製作の手間を考えると、ほとんどの場合、割に合わないと思います。
YouTubeでしっかり稼げる人は、かなりの努力と、人気が必要になるのです。
僕個人的には、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro CC」を含む、Adobe Creative Cloudの月額料金(5,378円)がまかなえたら嬉しいなぁ、と思っています。
審査に合格した、YouTube「パパやるチャンネル」
最後に、審査に合格した「パパやるちゃんねる」をご紹介します。
このチャンネルは、僕は運営するもうひとつのブログ、男性視点の子育てサイト「パパやる」の専門チャンネルです。
パパやるチャンネルのトップページには、動画をカテゴリーにまとめた再生リストも用意しています。 「子育てグッズ紹介」 「たのしい子どもの遊び場」 「育児に役立つスマホアプリ」 「育児中に録っておきたい! いい思い出になる動画」 ……など。
興味がある方は、ぜひチャンネル登録をよろしくお願いします!
■関連リンク
パパやる:YouTubeチャンネルが突然停止、異議申立てからの復活方法! ブランドチャンネルのメールアドレスと待つことが復旧への道だった
*実は過去に、垢バン(アカウント停止)になったことがあります。