Instagramの動画版決定打「Vine」。6秒の動画で世界をアートにトリミング!

iOS、Androidユーザーにはお馴染みの写真アプリ「Instagram」(インスタグラム)。現在、月間アクティブユーザー9,000万人と言われ、SNS界隈でよりアーティスティックな写真を公開しようと世界中を熱狂させています。

そのInstagramの動画版決定打といえるiOSアプリ「Vine」(ヴァイン)が、本日2013年1月25日(アメリカ時間 1月24日)リリースされました。

Vine (iOS)

たった6秒の動画で世界をアートにトリミング

まずは、サンプルとして北野のVine初投稿ムービーを見てください。

たった6秒の中に、5つものカットが含まれています。
一般的な映像編集であれば、以下の手順を行う事になります。

  1. 5カット分の撮影を行う。
  2. それぞれのカットから、必要な部分をトリミング(切り取り)する。
  3. トリミングした映像をつなぐ。

しかし、Vineではそれが『指一本でサクッ』と簡単に出来てしまうのです!

  1. 画面を押す(録画される)。
  2. 画面から指を離す(録画が止まる)。
  3. それを6秒になるまで繰り返す。カット数はいくつでも良い。(6秒未満で良い場合は、右下のチェックマークをクリック)。

Vine(ヴァイン)操作方法をレクチャー

アップロードはVineのタイムライン。Twitter、Facebook。

Vine (iPhone) シェア。Twitter、Facebook。

映像完成後の手順です。

  1. Add a captiponに、写真のコメントを記入する(なんと現在日本語入力不可。英語のみとなっていますが、日本語を入力したい場合は、別途メモ帳などで書いて、それをコピペすると日本語を入れることが出来ます)。
  2. Add a locationに、撮影場所を入れる(場所を限定されたくない場合は、入力しなくてもOKです)。
  3. シェアする先を選択します(Vineは必須。あとはTwitter、Facebookが選べます)。

 


制作した動画は、写真アプリのカメラロールに自動的に保存されています。Shareする前に生成されるので、単なるムービー撮影アプリとしても使用可能です。

ビデオサイズ:480 x 480 px
ファイル形式:mp4
フォーマット:H.264、AAC, モノラル, 44.100 kHz
FPS(フレームレート):29.15


 

とにかく超簡単!ぜひやってみて。

アイデア次第で、何気なく撮ったものでも、すごくクールな作品が出来るかもしれません。世界をどう切り取るか?アナタの思わぬセンスを、ぜひ開花させてみてください。

本当に指一本で簡単に出来てしまいます。複雑な操作や設定も一切ありません。

これは流行ると思います。InstagramはFacebookに買収。VineはTwitterが買収。

やなか珈琲店(学芸大学店)2012年9月、InstagramはFacebookに買収されました。その1ヶ月後、2012年10月にVineはTwitterに買収されました。その背景をみて、いかに新サービスVineへチカラが入っているかが伝わって来ます。

しかし、流行ると思うのは、このアプリケーションの『シンプルさ』と『面白さ』です。

自分が今回初投稿したコーヒー豆のムービーは、東急東横線「学芸大学駅」駅前にある、やなか珈琲店さんで撮影させてもらいました。「ちゃんと撮ってくださいよー」とお店の方に言われたのですが、出来た映像を見てもらうと「すごくオシャレですね!」との嬉しいお言葉を頂けました。

サクッと撮って、いいね!と思えるこの感じ。すごく流行りそうだなぁ、と実体験で感じました。

今のところiOS版のみのリリースとなっていますが、Twitterとの連携を考えれば、今後Android版も出る可能性が高いと推測されます。まずは、iPhone、iPad、iPod touchユーザーの皆さん、ぜひチャレンジしてみてください。おすすめのアプリです!

<最後にひとこと>
YouTuneで映像再生前に流れるCMは、スキップ可能まで5秒。Vineは最大6秒。これから映像の尺は、5,6秒が最も見やすい時代になってくるかも知れませんね。


【追記】Facebookが、Vineの公開24時間経たずして、早くもVineをバッサリ切り捨てました!Twitterに買収されたVine。Facebookに買収されたInstagram。ライバル感がビシバシ!