「世界を旅しつづけながら生きてゆく」それを実践している日本人がいたんです!そんな高城剛さんの地球旅行術。

「サバイバル地球旅行術」高城剛(光文社 / メディアタブレット)
「感動!」:☆☆☆☆


高城剛「サバイバル地球旅行術」沢尻エリカ離婚騒動の相手。ギャルに本気出してしまったみっともないオヤジ。名前は聞いたことあるけど何をしている人?確かガジェット好きだったような…。

ご本人には大変失礼な話ですが、高城剛さんについては、これくらいしか知識を持ち合わせていませんでした。

ある日、友人から「世界を旅しながら自由な生き方をしている人と言えば高城剛だよね」と言われました。えぇっ!全く知らなかったよ…と衝撃を受けました。そんな人だったのか、と。

自分は、ちょっとした軽めのモバイラー(死語?)です。いつも持ち歩くカバンの中には、「MacBook」「デジカメ」「ポケットWi-Fi」「エネループ」「USBメモリ」「SDカード」を忍ばせ、ポケットには「iPhone」「ガラケー」が入っています。そして、仕事の書類データは「DropBox」でクラウド化。オフィス、外出先、家など、どこででも仕事が出来る環境です。

そんな自分ですので、それを世界規模で実践されている高城剛さんには興味津々。どんな風に世界で仕事をこなしているのか?それより、世界中を旅しながらする仕事とは一体何なのか?そして、どんな考え方を持った人なのか?

本書「サバイバル地球旅行術」では、『ノマド(遊牧民)』こそ人間本来の姿であり、現代に生きる私たちは本当に定住する必要があるのか?と、今の日本人のライフスタイルに疑問符をおき、『ハイパーノマド(超遊牧民)』としてサバイブして行くすべが紹介されています。日本と外国の旅行事情の違い、ガイドブックの選び方、荷造り方法、情報収集先、iPhoneのススメなど、世界を渡り歩くノマド術。

また高城さんは、時代の変化をこうとらえています。

 

(昔)SOHOと呼ばれたスモールオフィス

(今)そしてモバイルオフィス

(今~将来)ついにトラベルオフィスの時代に

何が起こるか判らない不確実なこの時代、最後に必要となるのは「どこででも仕事してやる!」という根性。デザインされたキレイなオフィスでないと仕事ができないという発想は、きわめて20世紀的でオールドファッションです。

 

なるほど!
確かにその通りですね。言われてハッとしました。

3.11で帰宅難民になり、放射能汚染で最小限の外出になり、「どこででも仕事をしないと行けない」というのは身をもって体験したはずなのですが、既成概念からか、状況が落ち着いてくると「仕事はオフィス」の精神に戻っていました(福島周辺の方はまだまだ大変な最中かと思います。東京は数ヶ月でかなり元に戻ったように感じました)。

高城さんはさらに、「21世紀の新しいメディア社会は、自らをメディア化することが、次につながる最良の道」とも説いています。

世界を旅しながら生きて行く高城剛さん、みなさんはどう感じますか?自分は、すごく面白いと思いとビックリしました。冒頭で述べた高城さんへの印象は完全に間違っていましたね。すごく興味を持てる方のことを知れてよかったです。これからは、高城さん発信の情報をキャッチして行きたいと思います。

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<最後にひとこと>
高城剛さんへの印象、完全に間違っていました。「この人はすごい!」

2 コメント

  1. そうなのです。つい最近、本屋さんで何気に手が行ってしまった本。。。それが高城さんの「 モノを捨てよ 世界へでよう」でした。そのときまで高城剛さんは、沢尻エリカの夫ということすら知らない、私にとっては全く未知の人だった。。  読み続けてみて この人はめちゃめちゃ凄い!と思い、ドンドン彼の他の本まで読み続けました。。昔からひそかに、高城さんのような生き方が出来ないものかと思っていたけれど、そんなことは無理と当の昔にあきらめていただけに、実際、テクノロジーの爆発的進化やLCCの活用とともにそれを最大限利用し、実現して先端を切って走っている人がいるなんて!!大変な衝撃でした。 今、山の用に積み上がっている自宅の本を、徐々に自炊する計画をすすめ、いつでも高城さんのように数個のスーツケースに自分の所持品を納めるべく、いらないものを処分しはじめています。 日本だけに場所を限定するなんてなんともったいない生き方か、いま、切実に思ってます。 日本が今後かつてのような日本であるかは非常に疑問になっている昨今、ノマドライフこそ、次の行き方の必殺技だろうと思えてなりません。

    FACEBOOKについては、かれこれ5年位前だったろうか、突然、インドからお誘いが来た。 そのときに驚愕したのは、お友達候補の写真が全員男性で、しかも、私はその人たちをそれぞれ知っているのだけれど、その人たちどうしは、全く知り合いであるはずもない人たちが一同に会していた。。 どうしてこのようなプライバシーにかかわるものが、こんな風に寄せ集められるのか。。この送ってきたインド人はいわゆる、超能力者の坊さんかと 勘違いしてました。。(実際ヒンズー教の坊さんだったのです。。) 女性の友達もいるのに、なぜ男性ばかりなのか??これも疑問でした。。
    凄いツールだとわかったのは後でしたが、このプライバシーの親入力に恐れをなし、やってみたいという気持ちと、危険だという気持ちがずっとまぜこぜになったまま、いまだに何度もお誘いを受けていても入会できないでいます。。

  2. コメント頂きありがとうございます!
    まずはfacebook。自分は1年半ほどまえに始めましたが、未だにfacebookに対してはふんわりとしか理解出来てなくて、なんとなくみんな使ってるからやってるって感じです。ただ、確かにプライバシーの心配もあると思うので、はじめるのであれば、最初はなんでもかんでも個人情報を公開せずに、ゆっくりと始めてみるのがイイと思います。^^
    さて、高城さん。ホントこれからの時代、どこででも生きて行けるたくましさはより必要になってきそうなので、考え方や生き方はすごく興味惹かれますね!なかなか彼のようになるには難しそうですが、書籍からヒントや勇気はいただいています。

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