中目黒の関谷スパゲティ、美味すぎてフォークが止まらない！　空席があったので初ランチしました

中目黒駅の正面改札を出て、左（池尻・渋谷方面）へ歩いて行くと、立ち食いそば、松屋、フレッシュネスバーガー、そして数軒のラーメン屋が並んでいます。中目黒はお洒落カフェのイメージがありますが、それは主に川沿い。駅から渋谷へ向かうこの通りは、パパっと食事を食べたい方にとって最適なお店がズラリと並んでいるわけです。

ラーメン、牛丼、立ち食いそばなど、男飯系ばかりかと思いきや、そんな通りに白を基調としたシュッとした外観で、シンプルな佇まいでありながらも、いつも行列が溢れているスパゲティ専門店があります。

名前は「関谷スパゲティ」。
○○パスタやイタリア語を使った店名ではなく、堂々とスパゲティ。自信とこだわりを感じます。

店を入ってすぐに大きなテーブルがあり、それを囲むように10名ほどのお客さんが、ガツガツとスパゲティを頬張っています。

……美味そう。

いつも通るたびに気になっていました。でも、繁盛店へひとりで並んで初めて入るのは、ちょっと勇気がいりますよね。常連客のマナーなんかがあるんじゃないか、と。

その日は、ランチタイムを少し過ぎた13時半頃。店の中を覗いてみると、大きなテーブルに1席の空きが！　これはチャンスと、すかさず入ってみました。

メニューは全品一律680円。
基本メニュー8種に加え、その日の特別メニューが2種が書かれていました。大盛りのビッグはプラス150円、ダブルはプラス300円です。

店構えもシンプルですが、メニューもとてもシンプルです。

＜基本メニュー＞
・ナポリタン
・アラビアータ
・醤油バジリコ
・塩バジリコ
・たらこクリーム
・きのこバター
・みそミート
・カレーミート

ネーミング的に「みそミート」が気になったのですが、今食べたいと惹かれたのがバジリコ。塩かな？　と思ったのですが、あえてちょっと外して醤油を選びました。サイズはビッグで（+150円）。

店内には、お店のポリシー「練りたて、茹でたて、炒めたて」が書かれていて、麺はすべてその日に作られた物とのこと。また、麺はいろいろ試行錯誤した結果、極太麺と平麺に落ち着いた、といったことが説明されていました。

オーダーから待つこと、およそ15分。やってきました！

テーブルに置かれていたフォークをつかみ、おもむろにスパゲティをクルッとつかみ、大口でパクッ。

……う、うまい！！

まず、スパゲティがとてもモッチリとしていて、口の中でパスタが自然と吸い付いてくる感じ。ふくよかなもっちり感が、舌や頬の感覚と同質なのです。

そんな絶妙の食感に驚かされつつ、同時に伝わってくる旨さも最高。

ちょっと脱線しますが、永谷園のお茶漬けのテレビCM知っていますか？　熱いお茶漬けを、はふはふズズッと必死で食べるやつ。この関谷スパゲティは、まさにそんな感じ。

一度口に入れたら、堰を切ったようにノンストップで最後まで食べきってしまう。美味すぎてフォークが止まらない！　うまいぃ〜！！

パスタって、こんなにがっついて食べるものでしたっけ？　上品なパスタをゆっくり食べるのではなく、大きな口で頬張りながらモリモリと食べきるスパゲティ。具もしっかりたっぷり入っていて、味も、満足度も、100点満点です！

とにかく最高に美味いスパゲティ。
行列ができる訳がわかりました。「今日のお昼は関谷スパゲティを食べたい」と思っていたら、他で代替できないよね〜。

ちなみに、店内は７：３で男性客多め。ひとりで来ている女性OLさんもいたりで、どなたでも気楽に入れる印象です。

関谷スパゲティ