内田あやさんのリストラティブ・ヨガを初体験。寝ているだけでカラダの調整、回復、リラックス。

エグゼクティブ・ボディ・チューニング 脳より身体を磨く人が成功する生まれて初めてヨガへ行って来ました。これまで興味がありながらも『カラダが硬すぎる』『男である』『恥ずかしい』という理由で避けてきたのです。

もっぱら自分の運動といえばスポーツジム通い。筋トレ、ランニング、ストレッチのみです。

しかし、以前Swingin’ Thinkin’でも紹介しました本、「エグゼクティブ・ボディー・チューニング」を読んでから身体作りに対しての概念がガラッと変わってしまいました。

本書に書かれていた『カラダに大切なのはチューニング。余計な筋肉は落ち葉を動かすのにブルドーザーを持ってくるようなもの』といった言葉に衝撃を受けたからです。

もはや気負いしている場合ではない!と奮起し、著者である内田あやさんが運営するヨガ・スタジオ「as・i・am / apartment」へ行って来ました(東京・南青山)。

寝てるだけ?リストラティブ・ヨガで身体解放〜

リストラティブは英語で書くとRestorative。リストア(回復)させるヨガ、ということです。詳しい解説やポーズはas・i・amウェブサイトをご覧下さい。

リストラティブ・ヨガ(as i am apartment)

実際スタジオでは、トレーナーさんにサポート頂きつつ、自分にもできました!具体的な感想は以下のとおりです。

とっても長いストレッチ

自分は10年程前、椎間板ヘルニアで腰を故障したことがあります。当時かかっていた病院では、治療項目にストレッチがあり、各ポーズを30秒ずつキープするというものでした。それまでは、ストレッチといえば5〜10秒くらいで伸びていると思っていたので、30秒が随分長く、すごく伸びていると感じていました。

しかし、リストラティブ・ヨガでは、ひとつのポーズを10〜15分もキープします。

やった事がない未知のポーズ

ヨガマットに加えて、ヨガのポーズをサポートする小道具を色々使い、さらにトレーナーさんが手を加えて効果高まるポーズにしてくれます。それぞれが、絶対に自分ではしない体勢!

「うわ、これはキツい…」と思っていたのが、段々伸びて来て気持ち良くなってきたり、逆に「これは楽ちん」と余裕だったのが、手足がジワジワとしびれて来たり。なんといっても10数分も同じポーズをとるので、感覚が未知の世界に突入してしまいます。

しかも、まぶたを覆うように軽い重しを乗せ、視界がなくなるポーズがあるのですが、なんだか自分がどの方向を向いているのかわからなくなります。天地が逆に感じたり。自分のカラダが自分のものじゃない感覚になったり。

息を吐くって大事なんです

カラダの老廃物を出すのに、呼吸って大事なんだそうです。このリストラティブ・ヨガでは、呼吸、特に吐き方を大切にするよう教えを受けました。あくびをするように、大きな口で「はぁぁ〜」とたっぷり出す。

山など自然の中で、フレッシュな空気をたっぷり吸い込む。そんな経験はありますが、『吐く』を意識するのは珍しかったです。しかもヨガの体勢をとっているあいだは、何度も、何度も、しっかりと息をはき続けるんです。

この呼吸法はちょっと気に入りました。ヨガ体験以降も日常生活のなかで、時折しっかりと息を吐き出すようにしています。

いい湯だったね〜。なぜか湯上がり気分に!

リストラティブ・ヨガ終了後、そのまま食事へ行きました。その時に何故だか、温泉あがりのようなポカポカした気分になりました。カラダの内部が解放され、体内の血流など巡りが良くなったんでしょうか? 不思議な感覚です。

外からほぐすマッサージではなく、内側から解放するのがリストラティブ・ヨガ

人生初にして特殊なヨガでしたが、ボディーチューニングの意味が少し理解できました。筋トレやランニングとは全く違う身体の使い方です。身体をリラックスさせ、そして回復させるリストラティブ・ヨガは、パソコンの前にいる時間が多い生活を送っている自分にとっても効果的でした。

マッサージで身体をほぐすのも良いですが、体内から解放させてゆくリストラティブ・ヨガは、外的要因ではなく自発的に体内に秘めた浄化作用を引きだしてゆくので、疲れたからだに良いと思います。

「今回はマッサージではなく、リストラティブ・ヨガにしようかな」。そんな風に皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。心身ともにリフレッシュできますよ。

<最後にひとこと>
今回はヨガ初体験でしたが、来月はZUMBA(ズンバ)というダンスを初チャレンジする予定です。動と静、両方の視点からボディーチューニングを考えたいと思います。これも振り幅。Swingin’ Thinkin’ です。