現代版ポコマンジャム!面白しれー!!
意気揚々とTwitterやFacebookで紹介してしまったのですが、あれ…?ほとんど反応ありませんでした。ご反応頂きました、Spicy Chocolateのカツユキ君、Maverickのサコタさん、ディージェイのK-TALTON、Rockers Islandの教授、他の貴重な皆様ありがとうございます!m(_ _)m
多分古すぎるからでしょうね。くどいですが、補足付きでブログでも紹介しておきます。
OKAMA – Mr.Vegas (2014)
Label : Penthouse / Riddim : Poco Man Jam
カリビアンの音楽ニュースブログ「Large Up」で知りました。1980年代後半の大ヒット・ダンスホール・リディム “Poco” が『現代に帰って来た』と。
スティクリことSteely & Clevieがプロデュースしたオリジナル “Poco” を、Donovan GermainのPentohouse Recordsがリメイクし、現代版ポコマンジャムとしてリバイバルしていたのです。
そして出来た曲は、現代のダンスホール・スターMr.Vegasが歌う「OKAMA」。
…え!?オカマ?!!
なんとコーラスに「ポコマン」ならぬ「オカマ」と入っています。確かに言葉のイントネーションは似てる!そんな「Okama」というタイトルのギャルチューンです。笑
■関連リンク
→ Come Back Again: Penthouse Records Revives the Poco Man Jam Riddim – LargeUp
Poco Man Jam – Gregory Peck (1990)
Label : Steely & Clevie / Riddim : Poco
90年代前半リリース!90’Sを代表するキャッチーなノリの大ヒットイケイケトラ “POCO” のオリジナル曲である当時活躍のDJが男も女もポコマンジャムという新しいダンスを踊って楽しもうとのド定番ダンス曲!
ROCKERS ISLANDより引用
25年ほど前にヒットした、元曲ポコマンジャムがこれです。当時は大ヒット!クラブイベントでも、毎回メインタイムでプレイされました。
同じリズムに乗せて歌う、Red Dragon「Ku Klung Klung」(ククンクン!)や、Cutty Ranks「Retreat」、そして世界のShabba Ranks「Dem Bow」などビッグチューン多数!当時10代だった僕は、ラジオ局へリクエストして何度も掛けてもらった経験があります。
Legal Rights – Papa San & Lady-G (1988)
Label : Techniques / Riddim : Come Back To Me
80年代後半リリース!80’S人気トラ”COME BACK TO ME”にて当時活躍の男女DJのデュエットで男女の権利についての掛合いを見事なコンビで聴かせるヒット曲!
ROCKERS ISLANDより引用
ポコマンジャムではないのですが、Mr.Vegas「OKAMA」の最初のフロウはこの曲です。よく聞き比べてみてください。歌い回し(メロディー)が似ているのがわかると思います!
こういう遊びや発見が楽しいんです。レゲエは。他にも隠し要素あるかも?!
ところで、昔、大阪アメ村にあったJugglin’ Cityでよく会う可愛い女の子がいて、この曲が掛かるとパパサンの「エエッ」の部分を一緒に口ずさむんですよね。懐かしいです。可愛かったです。
同オケで大量に出ていました。Poco Man Jam Riddim
他にも沢山のアーティストが同じリディムで歌っていました!上から、Kukudoo、Assassin、Exco Levi、Degree、Kahgo、Romain Virgo、Cameal Davis、Shereita、RC、Snatcha、Shuga、V.A.、Version (Instrumental) です。
念のため、パクリじゃないですよ。
リメイクやリバイバルというのは他の音楽ジャンルでもよくあります。しかしレゲエに関しては、ひとたびヒット曲が生まれると、大勢のアーティトが同じリズムに乗せて歌います。最近ではこれをパクリと勘違いしている日本人リスナーもいるのですが、これはジャマイカが生んだ文化で、こうやって楽しんで発展してきたのです。
■Swingin’Thinkin’ 関連リンク
→ 曲パクリ論で炎上!YouTubeで10倍返し!DISする時はいったん我慢して。