「素晴らしいとしか言いようがありません」。
岩手に住むパイセン、吉田為之助さん(*Rainbow Rocks)がFacebookでシェアしていて記事に感激しました。
*以下のSound Cloudは、10年以上前のRainbow Rocks DubPlate Mix。レゲエファンはぜひ! 三木道三 & 446 のコンビネーションなどヤバいダブ満載。
ぜひ皆様にも読んで頂ければと思い、紹介させて頂きます。
→ あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。:STORY.JP (阪口 裕樹さん著)
その前に、大阪西成「あいりん地区」とは。
大阪の繁華街「なんば」。その一駅隣に「新今宮」という駅があります。その新今宮駅の南側周辺のドヤ街を、通称「あいりん地区」と呼んでいます。
僕はかつて、このすぐそばで暮らし、働いていた事があります。
ザッと簡単に言えば、こんな街です。
- 駅を降りれば、独特の臭いが漂っている。
- 路上生活者(ホームレス)が沢山いる。
- ヤクザも多い。
- 危ない薬を販売する、立ちんぼと呼ばれるオッサンがその辺に立っている。
- 「覚○い剤を辞めよう」なんて看板が街に掲げられている。
- ホテルが1泊1,000円代と異常に安い。
- 謎のフリーマーケットが連日開催されている。通称「泥棒市」。
都会の裏側にあるゲットー。そんなイメージでしょうか。
でも、僕はこの街は嫌いではありません。
むしろ快適に暮らしていました。
一見、危なそうにみえるこの街ですが、実は優しい人が多いんです。 オッチャンと呼ばれる人達と、何人も知り合い、親しくなった人もいます。
イヤな目にあった事は…。車を路上駐車していたら、車のタイヤを2本、ナイフで刺されてパンクさせられたくらいでしょうか。(笑) でも、そこは誰かの場所だったんだと思います。ルールを知らなかった僕の不注意。ショックだったのはその程度で、あとは何もありません。
鬱病 → あいりん → クズ人間。
STORY.JPで自身の体験を書かれた阪口 裕樹さんは、1987生まれ。
西成で暮らしていたのは、24〜25歳の頃でしょうか。
社会人2年目で鬱病を患い、有り金全部握りしめ、西成あいりん地区へ入ったそうです。
3畳1間の部屋でWEB制作に励み悶々とした生活を送っていたのですが、そんな彼に人生のヒントを与えたのは、なんと同じあいりんで生活する元ヤーさん!そんな彼の奮闘記です。
非常に感激させられました。勇気が出ます!
面白くサクサク読めるので、ぜひ皆さんもご一読ください。
■STORY.JP
→ あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。
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<最後にひとこと>
西成あいりん地区を、人にオススメしたり、美化したりするつもりはありません。観光地ではないので、外野がガヤガヤ意見する場所ではないからです。
自分の身を西成あいりん地区に潜め、そこから己のチカラで這い上がって来るなんて、なかなか出来たもんではありません!阪口 裕樹さん今後の展開も気になります。頑張って下さい!
kitanoさん
記事に書いていただきありがとうございます。大変嬉しく読みました。
>でも、僕はこの街は嫌いではありません。
>むしろ快適に暮らしていました。
>一見、危なそうにみえるこの街ですが、実は優しい人が多いんです。
>オッチャンと呼ばれる人達と、何人も知り合い、親しくなった人もいます。
本当にそのとおりですね!
僕も最初は怖かったのですが、数ヶ月もいて、仲間とみなされると、とてもやさしくしていただいたのを覚えています。
ご紹介いただきありがとうございました。
阪口裕樹さん
ご本人さんよりご丁寧な返信!わざわざありがとうございます。西成ほど《色んなジャンルの人種のるつぼ》な街は無いですよね。鬱病を患いながらも、西成で人生のチャンスを伺いながら、頑張って飛び出した阪口さんに驚かされるばかりです。
これからのご活躍も楽しみにしています!
いつかインタビューのオファーさせてください。^^