自分が話をしている時は、相手にちゃんと聞いもらいたいですよね。
昨日、テレビを切り忘れてしまい、そこから聞こえて来た『国会中継』が、しっかりと耳に聞こえているのに、内容が全く入って来ない事に気がつきました。まるで知らない外国語放送のように。
話をしている国会議員は、原稿を見ながらほとんど下を向いて話していました。
- 話すトーンがずっと同じ。
- 怒ってるいるのに緩急がない。
- 次に、次に、次に、次に、次に……。話に間がない。
議員が次々と問題提起しながら「安倍総理のご見解をお聞かせ下さい!」と訴えています。具体的には靖国参拝、NHK籾井会長、憲法改正、外交、人口減少、高齢化、教育、雇用制度などです。
大事なことを話しているのに全然刺さらない。この答弁はテレビで中継されている事はわかっているはずなので、視聴者に向けても伝わるように話して欲しいところです。
今日、書店で雑誌「クーリエ・ジャポン」が目に飛び込んできました。
「言葉」こそが あなたの 武器である。
あまりにタイムリーだったので、即買いです。(笑)
言葉の特集は、47ページに渡って、たっぷり語られています。
その中の1ページの半分以下。本誌の0.4ページ分に書かれている『プレゼンの原稿を書くために不可欠な7要素(*)』という項目を参考に、このブログ記事を構成してみました。
*(1)同意 (2)問題喚起 (3)ストーリー (4)結びつき (5)手順の描写 (6)未来のビジョン (7)行動を促す。具体的な内容は誌面をご覧下さい。
言葉のチカラを鍛えることで、あたなの話をちゃんと聞いてもらえるようになり、内容も伝わり、共感や理解もしてもらえるでしょう。
その場は、職場、夫婦、親子、友達だけではありません。
クーリエ・ジャパンの特集では、『狙った女性をオトす「口説き」の作法』なんて記事もありました。言葉の武器を鍛えれば、恋のチャンスをつかむ事もできるという訳ですね!
言葉をつかう場面や目的は多種多様。適材適所での言葉術を詳しく知りたい方は、本誌「COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2014年 03月号 」をご覧下さい。
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2014年 03月号 [雑誌]
<最後にひとこと>
学校で授業中に居眠りしていたのは、先生の話し方が悪かったんじゃないのか?! 今頃、そう思えて来ました。