オーケストラなんて、眠くて聴いてられねぇよ!
コンサートだぁ?はぁ?? 無理無理無理無理…。
そんな中、プロオーケストラが立ち上がりました。
ゲーム音楽には単体の音楽として鑑賞するに値する素晴らしい楽曲が本当にたくさんあるにも関わらず、世間の認知度が決して高いものとは言い難い状況が続いてきました。
ともすれば「ゲーム音楽」というジャンルであるだけで、一段低い音楽として扱われてしまう事すらある。
日本BGMフィルより一部引用
はっ…?! ゲーム??
そのような思いを払拭し、多くの方に楽曲の魅力をお伝えしたい!
BGMを表舞台へ。
バックグラウンドではなく主役の音楽へ。
日本BGMフィルより一部引用
ファイナルファンタジー、ドラゴンクエスト、ポケモンなどの名BGMをフルオーケストラで演奏!
な、なんだこれは!
ゲーム音楽専門のプロ・オーケストラ。その名も「日本BGMフィルハーモニー管弦楽団」なんだそうです。
フライヤーには『第二回』とあります。かつてこんなコンサートが行われていたんですね。今年3月8日に開催の第二回コンサートは、前回の3倍のペースで前売りチケットが売れているんだとか。
このページ上のYouTube映像、実は去年行われたコンサートのもようです。迫力のゲームBGM聴きながら、以下、今年のラインナップをチェックしてみてくだい。
THE LEGEND OF RPG
– でんせつ の めいきょく おんがくかい –
開催日:2014年3月8日(土)
昼公演:開場/14:00 開演/15:00
夜公演:開場/18:00 開演/19:00
場所 :文京シビックホール / 大ホール(後楽園駅直結)
料金 :S席…6,000円、A席…5,000円、B席…4,000円、C席…3,000円
http://jagmo.jp/
◆曲目◆
■ ポケットモンスターより [昼&夜 同曲]
「オープニング」/ポケットモンスター 赤・緑
ポケットモンスター戦闘曲メドレー
- 「戦闘!ゼクロム・レシラム」/ポケットモンスターブラック・ホワイト
- 「戦闘!プラズマ団」/ポケットモンスターブラック・ホワイト
- 「戦闘!チャンピオン」/ポケットモンスター ダイヤモンド・パール
- 「戦闘!アクア・マグマ団」/ポケットモンスター ルビー・サファイア
- 「戦闘!ともだち」/ポケットモンスター X・Y
- 「戦闘!チャンピオン」/ポケットモンスター金・銀
■ クロノ・トリガーより [昼&夜 同曲]
- 「クロノとマール~遠い約束~」~「クロノ・トリガー」(メドレー)
- 「やすらぎの日々」~「風の憧憬」~「時の回廊」(メドレー)
- 「ガルディア城~勇気と誇り~」~「カエルのテーマ」~「魔王決戦」(メドレー)
- 「世界変革の時」
■ ドラゴンクエストシリーズより [昼&夜 同曲]
- 「奇蹟のオカリナ~神に祈りを~奇蹟のオカリナ」/ドラゴンクエスト6
- 「王宮のロンド」/ドラゴンクエスト3
- 「勇者の仲間たち」/ドラゴンクエスト4
- 「戦火を交えて~不死身の敵に挑む」/ドラゴンクエスト5
■ ファイナルファンタジーシリーズより[昼]
- 「いつか帰るところ」/ファイナルファンタジー9
- 「風の追憶~悠久の風伝説~」/ファイナルファンタジー3
- 「ビッグブリッヂの死闘」/ファイナルファンタジー5
- 「蘇る緑」/ファイナルファンタジー6
■ ファイナルファンタジーシリーズより[夜]
- 「ザナルカンドにて」/ファイナルファンタジー10
- 「反乱軍のテーマ」/ファイナルファンタジー2
- 「ゴルベーザ四天王とのバトル」/ファイナルファンタジー4
- 「蘇る緑」/ファイナルファンタジー6
アイデア次第で、一石二長!
- ゲームBGMの価値を高めることが出来た。
- 子供や若者にオーケストラ持ってもらえる。
「ゲームのBGMはなぜ扱いが悪いのか?良い音楽だから価値を高めたい!」。そんな疑問と希望を持って、プロ・オーケストラが立ち上がりました。それにより、これまでオーケストラに微塵も興味が無かったキッズ達の目を輝かせたのです。
アイデア次第で、新しい価値を生み出す。
これってオーケストラとゲームBGMだけに限らず、あたなが属しているコミュニティーでも、何か面白い組み合わせがあるかも知れませんね。
ちなみに『気づき』は早いもの勝ち。
「それ僕も思ってました!」ってのは、気づきの後出しジャンケン。1秒でも遅れたら負けです。
『気づく技術』が詳しく知りたい方は、コチラへ。
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<最後にひとこと>
先日、元NHKアナウンサー、現在8bitNewsを主宰する堀潤さんのインタビューへ行って来ました。
取材者が非常に学べるインタビューとなったのですが、堀潤さんのお話のなかで、僕が既成概念にとらわれているから全く気付かなかった『価値観』がありました。気づきを鍛えるためには、自分の中にある既成概念をどんどんぶっ壊してゆく必要がありそうです。