iOS 12.3 アップデートで、「和暦に日本の新元号 “令和” のサポート」が追加されました。
では、どこで和暦が使われているのか? 今回は、Apple純正アプリ「カレンダー」「メール」「写真」はじめ、他社製を含む様々なアプリの日付を西暦から和暦に変更する方法を解説します。
手順
- ホーム画面の「設定」をタップ(ギアマークアイコン)
- 「一般」をタップ
- 「言語と地域」をタップ
- 「暦法」をタップ
- 「和暦」を選択
和暦に変更されるアプリ
手順通り設定を行うことで、以下のアプリの日付が変更されます。代表的な一部のアプリをご紹介します。
元号表示は、以下の2パターン。
- 平成30年 / 令和元年
- H30 / R1
カレンダー
メール
写真
Evernote
和暦に変更されないアプリ
設定を行っても西暦のままで、和暦に変更されないアプリもあります。いくつかご紹介します。
YouTube
はてなブックマーク
始まったばかりなので、バグもご愛嬌
iOS用「Twitter 公式アプリ」のバグ?
iPhoneの日付設定を和暦にしていたら、誕生日が令和1973年になっていた。1900年以上も先からタイムスリップしてきた未来人に!! pic.twitter.com/dN3sWCK1aM
— 北野 啓太郎@フリーランスライター (@KeitaroKitano) 2019年5月17日
Appleは令和に間に合わなかった。iPhoneは2週間遅れでアップデート、Macはまだ
「いつ、令和対応するの?」
元号が平成から令和に変わったのは、2019年5月1日です。マイクロソフトは、改元前に令和対応の更新プログラムを配信し、WindowsやOfficeが令和対応になりました。
でも、Appleは出遅れていました。今回の令和対応のiOS 12.3 アップデートがリリースされたのは、2019年5月14日に配信されました。令和になってから2週間も経っています。
ちなみに、macOSでは、いまだに令和のアップデートは配信されていません。
Apple、これはちょっと酷いのでは?
【追記】macOSも令和対応に
この記事を公開した直後、macOS 10.14.5アップデートが来ました。これによりMacも令和対応になります。