色とフォントのチカラを、改めて感じさせられました。
そんなスタイリッシュな壁紙(デスクトップピクチャー)と出会ったのでご紹介します。
Hans + Helvetica + Calendar = hansvetival
フォント名 “Helvetica”(ヘルベチカ)と、”Calendar”(カレンダー)、そしてデザイナーの名前 “Hans” を組み合わせて「Hansvetical」(ハンスベチカル)。
文字と色と配置のみ。非常にミニマムでシンプルなデザイン。自分のiPhone 5 ホワイトに設定してみると、スタイリッシュなその姿にハッとさせられました。また同時に、日本の家電メーカーAmadana(アマダナ)の代表的なアイテム、電卓や電話も頭に浮かびました。
ダウンロードは、デンマークのコペンハーゲンに暮らすデザイナーHansのウェブサイトより。iPhone用、iPad用、Mac/PC用のサイズが用意されています。
- HANSVETICAL 2013 (hanskfroschauer)
<Check!>
この壁紙は、MacやiPhoneなどのガジェットを中心にデザイン性の高いアイテムやサービスを紹介しているブログ #RyoAnnaBlog さんの記事で知りました。RSSに登録し、いつも楽しみにみているブログです。オシャレギークな皆さんには、ぜひおすすめです!
フォントHelvetica(ヘルベチカ)について。
壁紙hansveticalで使用されている書体、Helveticaは非常に有名なフォントです。ウィキペディアによると、誕生したのは1957年。当時はもちろんパソコンは無いので、活版印刷用の植字として人気となったそうです。その後、Mac OS付属のデジタルフォントとして再び人気を博し、今にいたるとの事。
たかがフォント、されどフォント。
これはhelveticaが使用されている、企業ロゴの一部です。同じフォントでも、配置、サイズ、色使いなどのデザインを加える事で、これだけバリエーションが豊かになります。
タイポグラフィの世界は、シンプルなのに深いですね。
フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか? [単行本(ソフトカバー)]
小林章
Helvetica forever ヘルベチカ・フォーエバー -タイプフェイスをこえて- [単行本(ソフトカバー)]
ヴィクトール・マルシー (著, 編集), 小泉 均 (監修), ラース・ミューラー (編集), 森屋 利夫 (翻訳)
<最後にひとこと>
現在19,481フォントがラインナップ。Mac用、Windows用のフォントが無料でダウンロード出来る定番サイト「dafont.com」を最後に紹介します。それぞれに商業利用、個人利用における利用規約が書かれているので、それらを確認しつつフォントの世界をお楽しみください。