1ヶ月ほど前に、MacBook Pro 15インチ Retinaディスプレイの最上位モデルを買いました。Appleが販売するノートパソコンの最高級モデルで、消費税込みでおよそ27万円(ありがとう!Appleローン)。
これまで、iMac 27インチモデルという、Appleで最も大画面サイズのデスクトップをメイン機に、サブとして古いMacBookを使っていました。ほぼ全ての作業はiMacで行い、打ち合わせや外で原稿を書きたい時のみMacBookを使っていたのです。
ノートはサブ的扱いでしたので低スペックでこと事足りていたのですが、ある理由からMacBook Pro 15インチを買い増ししました。
プロの映像屋に相談。有限会社リアルロック、代表 海野圭司さん。
今、使っているiMac 27インチは何の不満もなく快適に使っています。しかし、デスクトップですので、当然パソコンの前から離れると何の作業も出来ません。これまで、年末年始の実家帰省など長期的に移動する際は、宅急便でiMacを送っていました。すきまに緩衝剤にもなるだろうと服を詰めて。(笑) 送料はヤマト運輸だと片道1,700円ですので、価格的にもそう高くはありません。
そんな最中、レゲエフェスHighest MOUNTAINなどを主催するMighty Jam Rockファミリーのビデオ担当の海野(real-rock.net)さんと、カメラ、ビデオカメラ、パソコン談義をする機会がありました。海野さんのお話は大変勉強になり、特に良いな〜と思ったのは、以下の項目です。
- MacBook Proでも本格的映像編集は出来る!
- MacBook Proで映像をやるなら、絶対に15インチにすべし。
- 作業データはポータブル外付けハードディスクへ。
- Thunderbolt 外付けハードディスクは、めちゃくちゃ速い!
- 自宅やオフィスでの作業時は、外付けで大型ディスプレイに接続する。
海野さんは、全国ライブツアーや海外遠征にも同行する事があるので、モバイル環境は必須。自分は自宅での作業がメインだけど、最高の環境が持ち運べるスタイルに憧れました。また、海野さんの話を聞いて、僕がなんとなく持っていた印象「高性能はデスクトップ、ノートは中性能なのでどうしてもサブ」も同時に払拭されました。
円安に背中を押されました。
MacBook Proの最新機種はマイナーアップデートですので、フルモデルチェンジ間近なのでは……と思い、買うとしても次期モデルかな、と考えていました。
しかし最近の急激な円安。
現在、Appleストアでは為替レート「1ドル=約100円」なのですが、実際今は120円前後。そのレートに換算すると20%値上げとなります。約25万円ののMacBook Proが、120円だと30万円になってしまうのです。
▼(左)アメリカ (右)日本
Appleは、度々現行の為替レートに合わせてMac、iPhone、App Store、iTunes Storeの価格を改訂します。iPhone 6は、昨年9月に発売され、2ヶ月後の11月に10%値上げされました。iPhone以外のMacなどは据え置きされていますが、この辺りの価格改定もまもなくと考えて良いのではないでしょうか。
少なくとも、次期モデルは2割アップは免れないだろう。ということで、円安に背中を押される形で、今MacBook Proを買い増す事を決めました。
どこにいても全ての仕事が出来る環境づくり。
iMac 27インチがあるのにもったいないなぁ〜と思っていたのですが、いざMacBook Pro 15インチRetinaディスプレイを使ってみると、その快適性に驚きました。
- 起動が超早い!
- アプリがサクサク立ち上がる(SafariはDockアイコン1バウンドで起動)。
- Adobe系の大型アプリもサクサク(PhotoShop、Lightroom、Premiereなど)。
また、映像編集時に大型モニタが欲しいときは、ケーブル1本で他のモニタにつながります。
- ThunderboltケーブルでiMacとつなげれば、iMacが外付けディスプレイになる。
- HDMIケーブルを使えば、家庭用テレビにもつながる。
また当然のことながら、どこにいても快適な作業ができます。
- 自宅では、気分転換にダイニングテーブルで。
- スタバなどでも、15インチでも大きさは問題なし。
- 帰省や出張の際、作業が出来ないかもというストレスに悩まされない。
HDDからSSDになったというのも大きいかと思いますが、思っていた以上の快適性。もっと早く買っても良かったんじゃないか……と思えるほどでした。^^;
めちゃくちゃ気に入っています。MacBook Pro!
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クラウドから、どんどんデータが復元される!
今回はタイムマシンを使っての、データ移行は行いませんでした。OSがクリーンインストールされている購入時のまま使っています。少し前であえば、過去のMacからの引き継ぎは必須だったのですが、最近はクラウドにデータを置く事が多いので、各種IDを設定するだけで、どんどんクラウドからデータが同期されました。
僕は使っているクラウドサービスは以下の通り。
・DropBox
・adobe creative cloud(クラウドストレージとアプリ)
・Evernote
・iCloud(iPhoto)など。
スマートフォン(iPhone)は2年周期で買い替えていますが、Macを仕事で使っている方は、理想は2年、できれば3年周期で買い増し(買い替え)するのが良いのかなぁと思いました。どれも高価なのでそのペースを維持するのは大変なのですが、Apple貧乏もかれこれ15年を超えました。毎回驚かされる製品達は本当に素晴らしいです!