今日、晴れた日曜日、東京・代官山を全体的にブラッと歩いていました。
蔦屋書店(DAIKANYAMA T-SITE)は相変わらずの賑わいだったけど、代官山全体としては、なんとなく活気が薄い。東急東横線の線路沿いを、渋谷方面へ少し歩いたアイスクリーム屋へ行きたかったんだけど休み。日曜日に休みとは閉店なんだろうか?
さらに足を進めると、テナントの空きもチラホラ。
ひときわ大盛況!タピオカミルクティーの春水堂。
最近は代官山の人気がないのかなぁ…と思って歩いていると、代官山駅西口近くにある小さなお店が大繁盛。
何かと思えば、タピオカミルクティーのお店でした。春水堂(チュンスイタン)という名前です。店内、お店の前だけにとどまらず、店の周辺もテイクアウト客で溢れていました。
もしかしたらオープンしたばかりなのかな?と思い、すかさずスマホで検索すると、オープンは今年7月27日。新しいといえば、新しいですが、すでに2ヶ月以上経っています。
そういや東京では珍しい?
タピオカミルクティー発祥は台湾です。横浜中華街へ行けば、もう何年も前からタピオカミルクティーのお店が沢山あります。看板には『QQ』と書かれているのですが、これはタピオカのくにゃっとした食感の事を言うそうです。
また、僕の地元大阪でも、アメリカ村辺りにはタピオカミルクティーのお店が数年前より何軒かあります。
でも考えてみれば、東京にタピオカミルクティーのお店って、あまり無いのかも?
さすが東京!「タピオカミルクティー」で検索すると大量のニュース記事がヒット。
http://www.chunshuitang.jp/
東京都渋谷区代官山町20-9 アクシス209代官山1F
03-6809-0234
春水堂は、タピオカミルクティー発祥の店として、台湾でも人気のカフェチェーン海外1号店なんだそうです。
なるほど。タピオカミルクティーが大ブームというより、人気カフェの海外初出店、というのが大きいのかも知れません。
興味ある方は、Googleで《タピオカミルクティー》と検索してみてください。春水堂日本上陸のニュース記事が大量にヒットします。タピオカミルクティー自体いまや珍しいもので無いにも関わらず、この取り上げられっぷりは流石東京、と感じます。
タピオカミルクティー = 代官山の春水堂
そんなインパクトです。
東京礼賛という訳ではありませんが、東京は人口の多さに加え、メディア関係者も多く、常に新鮮なネタ(話題)を求めている人が多くいます。テレビや雑誌をみても、やたらと東京のお店が紹介されているのは、皆さんも感じている事でしょう。
新しいビジネスを展開する際、東京はやはり有利に感じます。
<最後にひとこと>
北欧の低価格雑貨店「タイガー」は、日本初出店が大阪のアメリカ村でした。オープン直後の行列や売切れ騒ぎは、テレビニュースでも報道されていたので知っている方も多いと思います。
タイガーは日本初上陸大阪で手応えをつかみ、その後、先日10月2日に表参道(東京・渋谷)に関東初出店しました。
本文の趣旨とは違いますが、仕掛け方として、新しい流れも来ているようですね。