フルパワー(ほぼ不眠不休)で仕事に打ち込めるのは、35〜40歳くらいまで……と実感

mixi(ミクシィ)という国産SNSにハマり始めた10数年前、40代の面識のない人から友達申請が来たときに「うわ、キモ! めっちゃおっさんやんww」と、心がザワザワしました。

そんな僕も、ただいま42歳。

ブーメランのように「キモいおっさん」が、自分にブッ刺さりました。

フリーランスという生き方

フリーランスは面白いですよ。

自分のやりたいことができる。自分がやりたい人と組める。仕事量は自分で調整できる。朝令暮改は当たり前、自分が進む道を決めるのだから。

僕は、フリーランスとして活動を始めて、2年ちょっと。

最初の頃は、わずかな仕事しかありませんでした。しかし不思議なもんで、徐々に依頼が増えてきたり、これまで傍観するだけだった業界に自分が入り込めたり、勝手にそれなりのカタチになってきたのです。

「勝手に」というのは、僕の方から積極的なアプローチをしていない、と言うことです。ブログや過去の仕事を通じて問い合わせを頂いたり、知人が知らないあいだに僕を売り込んでくれていたり(大感謝!涙)で、ほぼ100%、先方さんの依頼から物事が始まっています。

そんな中から、自分はどの道を強化するか、誰と仕事をするか、を自分で決めて進んでいます。

そんな良い流れが来ているのですが、「もっと仕事をしたい! でも、無理はできない……」というジレンマに直面しているのです。

40歳を超えてから、自分の稼働可能時間が減少

僕が30代前半だったころ、自分がやりたい事(仕事など)にめちゃくちゃ打ち込みました。1日の平均睡眠時間は2〜3時間。1秒も無駄にしたくなくて、目と脳をギラギラさせながら燃えていました。

しかし、37〜38歳辺りから、そんなペースで仕事ができなくなってきたのです。

  • 寝ないと集中力が激しく低下する
  • クラブで朝まで過ごすと、翌日まったく使い物にならなくなる

さらに41歳頃から、これに加えて風邪をひきやすくなってしまいました。

要は、1日5〜7時間の睡眠が必要になり、健康を意識しないと風邪をひいてしまう、というショボイ身体になってしまったのです……。今、あの頃のように「1秒も無駄にしたくない!」と闘志を燃やすと、本当に燃え尽きてしまうでしょう。

要注意! フルスペックで動けるのは35〜40歳頃まで

ほんと腹が立ちますよ。バリバリ仕事に打ち込みたいのに、睡魔がやってくるとか、集中力がなくなるとか。

数年前までは「仕事が大量にあって、忙しい方が燃える!」と、ナチュラルハイを楽しむ余裕があったのに、今は仕事が山積みになったら単純に焦ります。

そいつがやってくる年齢に個人差はあると思いますが、劣化誰にも避けれません。

もし、この記事を10〜30代の若い方が目にしてくれたのであれば、ぜひとも早いうちに無茶をして、ガンガン突き進んでおいてくださいね。

あぁ〜、こんなことを言ってしまうのはおっさんみたいで、ほんと嫌だな。

年齢を重ねるメリット。量より質へ

フル活動ができる能力は低下しますが、デメリットばかりではありません。考え方に深みが増す、物事を俯瞰する余裕が出てくるなど、若い頃になかった判断や発想が出てきます。

これは人それぞれ。

酸いも甘いもさまざまな人生を経験したからこそ、滲み出てくる深みがあるでしょう。それをどう活かすかが、40代からの面白さかな、と。

量をこなすと燃え尽きてしまうので、質で勝負。

何にもひねったことは書いていませんが、「年を食うと無茶が出来なくなるのはマジだった」という話です。

レゲエの一線(現場)は若者たちにお任せして、自分は編集者に。そして新たに、子育てへの興味が開花。良かったらこちらのサイトも見てみてください。