カルチャーの源を感じました。パンク&ロックを輝かせたアートたち「Art of PUNK&ROCK」展

カルチャーの源を感じました。パンク&ロックを輝かせたアートたち「Art of PUNK&ROCK」展

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パンク&ロックを輝かせたアートたち「Art of PUNK&ROCK」展

【ジャケ買いとは】レコード屋さんへ行き、曲とか全然わからないままジャケットのデザインを頼りにアルバムの中身を妄想し、「よっしゃ!これや!」と買う事。己のセンス。運命の出会い。

これは特殊な超能力ではありません。インターネットが普及する以前、ジャケ買いはCDやレコードを買うための代表的な手法でした。

ネット普及以降、無料で聴ける音楽が身の回りに溢れ返り、よっぽど気に入ったアーティストのCDアルバムを買う、というのが主流になったように感じます。インターネット以前、さらに言えばメディアがまだ少なかった時代は、ジャケットやポスターに心をくすぐられ、手に取ったレコードに期待してレジに並びました。

パンク&ロックを輝かせたアートたち「Art of PUNK&ROCK」開催

パンク&ロックを輝かせたアートたち「Art of PUNK&ROCK」開催

今と昔ではジャケットのクオリティーが違う、という話ではありません。ジャケットデザインはいつの時代も素晴らしく楽しいものです。大好きです!

ただ、昔は「ジャケ買い」という言葉が頻繁に使われていたように、ジャケットは企業ロゴのような絶大な権限、影響力を持っていたのです。さらに、そのジャケットデザインと音楽のコンビネーションは、音楽シーンだけに留まらずファッションやライフスタイルなど様々な業界に向けて、大きなインパクトを与えました。SNSの瞬間的な拡散レベルではありません。国中、世界中に向けて、何年間もその威力が伝播し続けるのです。

さて、そんな時代にアルバム・ジャケットを手掛けたグラフィック・アーティスト達のアート展が、本日4月17日より渋谷Bunkamuraで始まりました。パンク編とロック編の2回に分けて開催されます。

またWiredによると、本展示会終了後、5月15日~28日に大阪・梅田の「DMOARTS」とアメリカ村の「digmeout ART&DINER」へも巡回するとの事。詳しくは各展示場にお問い合わせを。

 

パンク&ロックを輝かせたアートたち「Art of PUNK&ROCK」展

– Vol.1 Art of PUNK –

開催日時:4/17(水)~4/22(月) 10:00〜19:30 *22日のみ17時CLOSE
入場料金:無料
場所:bunkamura 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 [Google Map]

<出品予定アーティスト>
ジェイミー・リード(Sex Pistols
シェパード・フェイリー (The ClashThe StoogesPatti Smith
Mr. ブレインウォッシュ (Sid Vicious)etc…
Johnny RottenJoe StrummerPaul SimononBad Brains関連作品も
*アーティスト名リンク先は関連作品一覧(Amazon)

– Vol.2 Art of ROCK –

開催日時:4/23(火)~4/29(月)
入場料金:無料
場所:bunkamura 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 [Google Map]

<出品予定アーティスト>
シェパード・フェイリー (Led ZeppelinThe Smashing Pumpkins
バンクシー (Blur
ジェフ・クーンズ(The Rolling Stone
スタンリー・ドンウッド(Radiohead
Mr. ブレインウォッシュ(John Lennon)etc…
The BeatlesKurt Donald CobainDavid BowieBlack SabbathNeil Young関連作品も
*アーティスト名リンク先は関連作品一覧(Amazon)

行かれた際は、ぜひスタッフの方とぜひお話ください。

アートや印刷に関して疎くて恥ずかしいのですが、会場のスタッフさんに「これらは版画が多いんですか?」と質問したところ、「大きくいえば版画なのですが、オフセット印刷やリトグラフという手法で作られています」と教えて頂けました。現代のコンピュータを使ってのデザインとは違い、時代を感じます。

会場では、4万円程〜100万円以上で作品の販売も行われています。数千円という安価なポスターも販売されているのですが、それはシルクスクリーンという手法で印刷されていて雰囲気が違うそうです。

会場スタッフの方(男性でした)が、すごく丁寧で熱心な方でした。ザ・クラッシュのボーカル故ジョー・ストラマーのファンが沢山来ているとか、セックス・ピストルズのバスが2台並ぶアートワーク「Pretty Vacant」はどのように生まれたのかとか、興味深い話を色々聞かせてくれました。

元ネタ、当時のポスター、それのアート作品、さらにコラボ化された作品。説明を聞いて、なるほど!と思える事が沢山ありました。もし会場へ行かれる事があれば、ぜひスタッフの方とも話してみてください。ワクワクさせられますよ!

パンク&ロックを輝かせたアートたち「Art of PUNK&ROCK」展

 


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<最後にひとこと>
現代は好きなジャンルにしぼって音楽を聞く人が多いと思いますが、2000年以前はジャンルレスで様々な音楽を聴いていた人が多かったです。1973年生まれの自分は、小中学校時代にマドンナやマイケル・ジャクソンなどのポップス、ボン・ジョビ、ガンズ・アンド・ローゼスなどのロックを聞いていました。高校に入り、レゲエ、ヒップホップ、ハウス、テクノなど、クラブミュージックの世界に没頭。

パンクやロックが好きな世代は、自分より少し先輩の196o年代生まれが多いように思います。自分の恩師であり師匠でもある京都kette★のロットンさんは、中学時代パンクにハマっていたそうです。音楽はカルチャーの源。今度会った時は、パンクの話をもっと聞いてみたいと思います。