前職、レゲエ専門のロッカーズ・アイランドを退社してから早3年半(関連記事)。
僕は今、ライターやメディア運営・編集をおもな生業とし、フリーランスとしてジャンルの垣根を越えて自由に活動しています。以来、さまざまな業界のメディア編集部さんと知り合ってきましたが、よく言われるのが「北野さん、○○に得意なライターさんを紹介してもらえませんか?」という相談。
たとえば、「ITが得意なライター」「美容が得意なライター」「食レポが得意なライター」「英語が得意なライター」など、まさにジャンルレス。
若者が追随しない、レゲエライターという職種
そんな中、ほんと枯渇しているなぁ〜と感じるのが「レゲエが得意なライター」。
レゲエライターは、僕なんかよりはるかにベテランのライターさんは何人もいます。でも、その多くは40代以降で、20〜30代の若者ライターさんは意外と居ないのです。
若者が追随しない業界(職種)って将来的に消えゆく運命なんじゃないのか……と、危機感を覚えました。
レゲエが得意なライター、SOLO BANTON(ソロバンタン)
でも今は、僕が自信を持っておすすめできる新世代の若者レゲエライターが居ます! それは、ROCKERS channelでも活躍していただいた、ブロガーとしても知られるSOLO BANTON(ソロバンタン)です。
熱心なレゲエファンはご存知の方も多いと思いますが、僕から見る彼の特徴を、ザザッとピックアップします。
<GOOD>
- ブログを10年以上書き続けている(ラストダンスはブンバイバイ/ 旧)
- 年齢は30代前半、知識量は40代後半
- 記事ネタ案を依頼したら、いくらでも出てくる
- 専門用語を多用せず、読者の理解を優先する
- レゲエだけに限らず、ストリートカルチャー全般が守備範囲
- 洋楽・邦楽、どちらも書ける
- SEOを意識した記事が書ける
- フォトショップ、イラストレーターが得意
- 素直
<BAD>
- 福井県に住んでいるので、都心で顔を合わせて仕事をするのが困難
雑誌へも進出
そんなSOLO BANTON(ソロバンタン)ですが、先日、47年間も続く老舗音楽月刊誌「MUSIC MAGAZINE」に寄稿しました。紙媒体への本格進出第一歩! というところでしょうか。さっそく読ませていただきましたが、実にうまい。小気味良いテンポでオチも抜群でした。
詳しくは、以下の彼のブログ記事にて。
ミュージックマガジン 2016年 07 月号 | ||||
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またSOLO BANTON(ソロバンタン)は、ストリートカルチャーを伝える月刊誌、WOOFIN’にも近日登場予定だそうです。
ウェブと紙。両方のメディアでその手腕を振るい始めていて、今後の彼の活躍はますます楽しみです!
ということで、「レゲエが得意なライター」を探してこの記事にたどり着いた編集さん。レゲエ、ヒップホップ、ストリートカルチャーが書ける、SOLO BANTON(ソロバンタン)。イイですよ〜。
■関連リンク
- ラストダンスはブンバイバイ(個人ブログ)
- ROCKERS channel ソロバンタン記事一覧