KON KENさんという有名な日本人レゲエ・プロデューサーをつうじて親しくなった、ミュージシャンのLEO君というアツい男がいます。
とある1曲の制作で初リンクし、その時だけの付き合いになる可能性もあったのですが、LEO君が暮らす埼玉より自分が働く渋谷へ来た際はいつも連絡をくれるので、良く会っていました。
そのうちに、彼の昔話、若い頃イギリスで音楽活動していた話などを聞かせてもらうようになりました。その面白さから、仕事上でコラムの執筆をお願いし、UKレゲエ特集も実現しました。
- ROCKERS channel:甘くて苦いレゲエのススメ 〜Have a Break , Have a UK REGGAE !!〜
- ROCKERS channel:レゲエの進化系とそれらが示す未来のカタチ 〜Have a Break, Have a UK REGGAE!! vol.2〜
特に何がある訳でもなく、たびたび嬉しそうに連絡をくれます。LEO君は。笑
よくランチや飲みなどに言っては、音楽業界の未来や理想論について語り合いました。
2011年3月11日、東日本大震災発生
震災発生直後、LEO君は被災地支援に向けて速攻で動き出しました。震災発生2週間後には、「募金や食料・水など救援物資の送付」「売上全額が支援になる仕組みをつくり、世界の仲間からの応援ボイス入りのMixCDの制作・販売」など、停電で何度も電気が止まり、ガソリンも不足する中、猛烈に動いていました。
ふだん陽気でアツいLEO君ですが、この時はアツさだけが突出していた印象です。
▲3月29日アップロード「Visiting FUKUSHIMA”福の島” pt1」 (YouTube)
L.I.F.E -ココロクバリムーブメント- 発足
震災から約2ヶ月。仲間を想う気持ちから、支援活動を続けるLEO君のまわりには自然発生的に多くの人が集まっていました。東北、関東、日本、そして世界。
そんな中、仲間達で「L.I.F.E -ココロクバリムーブメント-」という看板を掲げました。
といっても、これまで通りおのおのが得意分野を分担しながら助け合うというカタチはそのままで、外部からわかりやすくしよういうのが目的です。
ココロクバリというのは、自分がLEO君に「心配、心配って、皆いうけど、この字って “心を運ぶ” って書くんすよね」とふと話したところ、「ココロクバリ」が採用になりました。笑 自分でいうのも何ですが、心を配るって良い言葉ですよね!
自分は、L.I.F.Eのウェブサイトの制作・運営に、本当に微力ながらのサポートをさせて頂いています。
1年間の軌跡「L.I.F.E -ココロクバリムーブメント-」
本日、あの日から1年を迎えました。
L.I.F.E の皆さんによるご協力のもと、 レゲエでつながったL.I.F.E の1年間の活動の一部を約7分間のムービーとして制作させて頂きました。映像は、ROCKERS channelで公開中。全国の皆さん、ぜひ見てください。
- ROCKERS channel:レゲエでつながった復興支援チーム「L.I.F.E -ココロクバリムーブメント-」1年間の軌跡
BGMは、冒頭に出て来たレゲエ・プロデューサーKON KENさんが制作した、本日3月11日発売の新曲 [RISE AGAIN] を使用させて頂いています。何度も何度も聴いても良い曲!収益は全額、L.I.F.E を通じて復興支援に使わせてもらうそうです。
■[Rise Again 男-タジカラヴァージョン] /
L.I.F.E feat. Cobee, Make It Run, Beroman, Kerock
■[Rise Again 女-クノイチヴァージョン] /
L.I.F.E feat. Little Mai, Yuca
Produced & Direction : 拳Powa Production, Direct Impact
<最後にひとこと>
2012年3月11日、あの悪夢の大震災からちょうど1年を迎えた今日は、亡くなった方への追悼を捧げたいとおもいます。皆様の無念の死、心よりご冥福お祈り申し上げます。