代官山の蔦屋書店で、Levi’s 140年周年イベントに関するフライヤー（チラシ）を手にした。
フライヤーの左上には「501」。この型番に胸を熱くする人は、きっと多いだろう。このフライヤーには2つの情報が書かれている。
- 世界501冊限定の「THE 501 BOOK」発売。
- リーバイスの超ビンテージ品を代官山 T-SITE で展示。
詳しい内容は以下のとおりだ。
■ THE 501® BOOK ■
ブルージーンズ生誕140年を記念した世界限定501冊のハードカバーフォトブック「THE 501® BOOK」を発売。1873年、最初のブルージーンズは世界中で愛される文化的アイコンとしての宿命と共にこの世に誕生した。そして2013年、現代のパイオニア達が501®に身を包んだ501枚のポートレート集「THE 501® BOOK」が完成。
9月13日（金）より同会場内で、9月20日（金）よりリーバイスストア新宿店、渋谷店で発売。
なお、本企画の売上金はCalfornia College of Art (San Francisco) に寄付致します。
＜発売日＞
2013年9月13日（金）「THE 140 YEARS OD LEVI’S® 展」会場内
2013年9月20日（金）リーバイスストア新宿店、渋谷店
価格 ：8,400円（税込み）
仕様 ：ハードカバー、クラフト地のケース付き。フルカラー。
数量 ：世界限定501冊 / 日本国内限定50冊
■ THE 501® BOOK ■
「THE 501® BOOK」の発売を記念して、「THE 140 YEARS OF LEVI’S® （リーバイス® の140年）展」を開催。西部開拓者時代に始まり、ゴールドラッシュ、カウンターカルチャーを経て様々な時代のパイオニアたちが着用した501® やリーバイスジーンズのポートレートを展示。またサンフランシスコ本社の保管庫から、リーバイスとともに歩んだ歴史や文化を物語る貴重なアーカイブ数点が初来日。
場所 ：代官山 T-SITE GARDEN GALLERY（東京都渋谷区猿楽町 16-15）
日時 ：2013年9月13日（金）〜16日（月・祝）
時間 ：11:00〜21:00（16日のみ18時まで）
[問] リーバイ・ストラウス・ジャパン 0120-099-501 levi.jp
ルーツは、カリフォルニアで誕生した鉱夫用の作業パンツ
有名な話なので知っている人も多いと思うが、ジーンズはゴールドラッシュに沸くカリフォルニアで誕生した。キャンバス布という分厚い生地を、糸縫いに加えリベット（鋲）で補強し作りあげられ、その丈夫なパンツは金掘り鉱夫達のあいだで大好評となった。
最初のパンツは、仕立て屋ジェイコブ（ヤコブ）・デイビスとリーバイス社の創業者リーヴァイ・ストラウスとの完成する。
それが今から140年前、1870年5月20日のことだ。日本は幕末の動乱から新時代を迎えたばかりの明治6年。
140 Years of the 501® The Museum of 501®
http://www.youtube.com/watch?v=_5DZXKX8KoM
＊（【追記】動画公開終了しました）
ルーツは、カリフォルニアで誕生した鉱夫用の作業パンツ
リーバイス社のパンツは、ゆっくりと進化し続けた。
1880年代、生地がキャンバスからデニムに変更。1886年、レザーパッチ「ツーホース・マーク」が付くようになる。1890年、ロットバンバー501の番号がつく。
日本でジーンズが販売されだしたのは1956年。1970年、リーバイ・ストラウス日本支社がつくられ、1982年リーバイ・ストラウス・ジャパンが設立した。
アメリカでは140年もの歴史があるリーバイス社のパンツだが、日本で本格的に普及しだしたのは1960年代以降となる。1961年、EDWIN（東京）が国産ジーンズを販売。1964年、BIG JOHN（岡山）がブランド発表など、日本のメーカーも立ち上がった。
そして日本においては、1980年代〜90年代に掛けLEVI’Sジーンズのビンテージ・ブーム（中古 / 古着）が起き、XX（ペケペケ）、ビッグE、66前期、66後期、赤耳など、数千円から数十万円というコレクター・プライスが付いた。その後、レプリカ・モデルが公式に製造されるようになり、一時的にその価格急騰は落ち着いたが、高値での推移は未だ変わらない。
＜最後にひとこと＞
世界501冊限定のブックは、日本ではたった50冊しか販売されません。販売会場は計3ヵ所、手に入れるのはかなり大変そうです。
