5人に1人が、恋人・結婚相手探しにマッチングアプリ。日経MJが利用のコツなどを特集

マッチングアプリの利用者が、すごい勢いで伸びているそうです。

マッチングアプリとは、いわゆる出会い系。2015年頃から日本で浸透しはじめ、2019人には「5人に1人が利用している」という統計もあります(MMD総研・コロプラの共同調査)。

5人に1人とは、もはや主流。

そんなマッチングアプリの勢いを、日経MJが新聞一面トップで報じました。

日本経済新聞社が「マッチングアプリ」を大きく取り上げるなんてビックリ!

偶然の出会いに頼るより、マッチングアプリで条件検索

日経MJの記事によると、恋人・結婚相手探しにマッチングアプリを活用する背景には、こうした心理があるとのことです。

職場などのコミュニティを壊したくない

日経MJより引用

なるほど。
今は、リアルの場も、インターネット上も、コミュニティを大切にする時代。

職場恋愛をすると、人間関係やコミュニティに変化を生じさせてしまいます。現状の人間関係を維持するためにも、職場などのコミュニティでは恋人を作らない、ということです。

 

また、結婚を望む利用者には、こんな気持ちもあります。

結婚はしたいけど恋愛はめんどくさい

日経MJより引用

結婚をしたい場合、これまでは以下の流れが一般的でした。

  1. 出会い
  2. 告白
  3. おつきあい
  4. 結婚相手にふさわしいを考える
  5. プロポーズ
  6. 結婚

長いですよね。

しかも付き合ったものの、価値観が違いすぎて結婚相手にはふさわしくない場合もあります。そうするとまた1の「出会い」から出直しです。

そこでマッチングアプリを利用することによって、偶然の出会いに頼るのではなく、膨大なデータベースから条件を絞り込んで検索し、その中から選ぶことができるのです。

「子供が欲しい」
「家事の負担割合」
「働き方」
「容姿」

……など、様々な条件で検索。

恋愛を楽しむより、いち早く結婚相手を見つけたい方にとっては、とても便利なツールなのです。

なるほど、時代の変化を感じます。出会いに選択肢があるのは良いですね!

【問題点】人気が集中、選んでもらえない

マッチングアプリの最大手「ペアーズ」は、2919年に累計会員数は1千万人突破しました。

凄まじい登録者数ですね。

個人的な話になりますが、つい先日大阪へ帰省した際、電車の中ですごい数の「ペアーズ」の広告を見かけました。ペアーズで出会った男女がコメント付きで掲載されていて、様々なカップルが多種の広告となり、電車の中に散りばめられていたのです。

1千万人も登録者がいたら、もうみんなが恋人同士になれるのではないか? と思いますよね。

でも、そうでは無いそうです。
理由は、人気が集中するから。

リアルとまるで同じですね。学校のクラスで人気の女子、職場のマドンナなど。リアルと同じように、マッチングアプリの中でも人気者が現れ、競争が起きるのです。

また、競争を避けたとしても、相手が自分を選んでくれるとは限りません。当然ですね。

マッチングアプリでモテる方法【写真・プロフィールが重要】

日経MJでは、スキルシェアサービスの需要も高まっていると報じていました。

紙面で取り上げられていたのは、スキルシャアサービス「タイムチケット」で婚活アドバイスを行う、佐藤香子さん(33歳)。

佐藤香子さんは、アカウント用の写真や、プロフィール文の執筆を行っています。また、収入や条件に応じた、使うべきアプリのアドバイスも行っています。すでに500人以上の利用者をサポートしたとのことです。

実際、タイムチケットで佐藤香子さんを検索すると、「大満足」「楽しいときを過ごせた」など高評価がズラリと並んでいました。

確かに、写真やプロフィール文は、まず最初のステップとして重要な要素ですね。マッチングを成功させるには、自分磨きと見せ方は軽視できないポイントと言えそうです。

スキルシェアサービスは、タイムチケット以外にも国内に数十種あります。僕は先日、初めて「ココナラ」を利用しました。僕は既婚者ですので婚活・恋活ではありません。仕事の一部を外注しました。

恋活・妊活に 主要なマッチングアプリ

日経MJの一面に掲載されていた「主要マッチングアプリ」は、以下の8種です。どのアプリを選べば良いか分からない方は、ご参考にどうぞ。

  1. Pairs(ペアーズ)
  2. tinder(ティンダー)
  3. with(ウィズ)
  4. ゼクシィ縁結び
  5. Omiai(オミアイ)
  6. dine(ダイン)
  7. 東カレデート
  8. タップル誕生

日経MJ、3ページに渡ってマッチングアプリ特集

日経MJは、日本経済新聞社が発行している消費と流通、マーケティング情報に特化した専門紙。月・水・金、週に3回の発行で、主要駅や日経新聞の販売店などで買うことができます。

今回ご紹介した特集「アプリで婚活 ガチマッチング」は、2019年9月4日(水曜日)号に掲載されています。

一面での大特集だけでなく、三面・五面にも関連記事があります。

詳しく知りたい方は、ぜひ本誌をご覧ください。ノウハウ、今後の課題、海外との比較など、マッチングアプリに関する情報をたっぷりと読むことができます。

最後に、なぜ僕がこのブログ記事を書いたのか? それは……

近年、クラブイベントの集客が難しいとか、クラブカルチャー自体が衰退しているなど言われています。僕は「風営法規制」が元凶だと思っていました。当然それも無関係ではありませんが、そもそも男女の出会いを場がアプリに移行していたんかーい!

というのが、言いたかったのです。

日本でスマートフォンが普及しはじめて、およそ10年。ほんと生活スタイルがガラッと変わりましたね。