WordPressのインストールが完了すれば、すぐにでもブログを始める事は出来ます。…が、ここでは最初の記事を投稿する前に、ぜひやっておきたい「最低限の初期設定」を紹介します。《所要時間 約10分》
- カテゴリー制作
- パーマネントリンク設定
1.カテゴリー設定
カテゴリーとは、名前の通りカテゴリー(分類)の事。これを設定する事により、今後記事が大量に増えて行った際、カテゴリー別に記事を表示させる事が出来る等、便利な設定です。
デフォルトではカテゴリー「未分類」となっています。そのまま「未分類」というカテゴリーで延々やって行っても良いのですが、それではあまりに味気ないので、ぜひカテゴリーを設定してしまいましょう!
▲左のメニューより、カテゴリーを選択。
▲カテゴリー名とスラッグを記入。スラッグはカテゴリー名に適した半角英数字をシンプルに記入します。
これで、カテゴリーの設定は完了。
新規カテゴリーの追加もいつでも出来ますのでご安心を。「とりあえず、日記ブログなのでカテゴリーなんて無い」なんて言う方は『Blog』というカテゴリーでも良いと思います。未分類より全然良いです。
カテゴリーは、記事投稿時に管理画面の右サイドより選択出来るようになっています。
2.パーマネント設定
そもそも「パーマネントリンク」って何なのか?
についてですが、 パーマネントとは永久にの意味。その記事単体の不動のURL(アドレス)の事を言います。
デフォルトでもパーマネントリンク化はされているのですが、URLが「http://xxxxx.xxx/?p=420」のように変な数字のURLになっています。このままでも良いのですが、これだとURLを見ただけで『何の記事なのか?』が全く想像出来ないので、不親切かつ、SEO的(検索エンジン対策)にも良くありません。ここは、実際にサイトの運営を開始する前に、ビシッと設定しておきましょう。
▲管理画面より「設定」「パーマネント設定」へ移動。
▲一般的な設定より、個人の好みにあった設定を選択します。
ここでのおすすめは「日付と投稿名」「月と投稿名」です。これにすれば、URLで記事の投稿時期や記事の内容が推測出来ます。ユーザ的にも検索エンジン的にも優しいです。ちなみに投稿名の部分については、タイトルから自動で生成されますが、公開時に好みの英数字に変更可能です。
ちなみに、このサイトでは『https://swinginthinkin.com/カテゴリー名/投稿名』にしたいので「/%category%/%postname%/」としています。
▲記事編集画面に「パーマリンク」が表示されます。このURLを確認、必要あれば書き換えます。
記事タイトルをベースに、自動でURL(パーマネントリンク)が生成されます。但し、記事タイトルが日本語だと、日本語のままになってしまいます。このままでも大丈夫なのですが、日本語環境以外はもちろん、メールに貼付けたりする際など、日本語URLは上手く機能しない場合が多いので、手作業で「半角英数字」に編集しましょう。
▲サイトの内容に適した「半角英数字」に変更し、OKをクリック。
これで、パーマネントリンクの設定は完了です。
基本的に、一度公開したパーマネントリンクの変更は辞めた方が良いです。これを変更する事により、他のサイトからのリンク、Twitter、FacebookなどのSNSで告知された記事のリンク切れてしまいます。ですので、最初にこの設定をして置く方が良い訳です。
追伸 1
この記事公開時、Wordpressのバージョンは3.1。その以前のバージョンでは「カスタム構造」設定をする際に、.htaccessの設定が必要だった気がするのですが、それが不要になっているようです。FTPでサーバ上を確認すると、必要な.htaccessが自動で作成されていました。
追記 2
上記では『http://xxxx.com/カテゴリー名/投稿名』=「/%category%/%postname%/」をお勧めしていますは、運営してゆくうちにカテゴリーを再編成したくなったのですが、このURLのせいですることができませんでした。
『http://xxxx.com/投稿名』=「/%postname%/」
カテゴリー名は入れずに、これがおすすめです。(ややこしくてすいません)
<最後にひとこと>
サイトのアドレス(URL)は、基本的にあとから変えないのが常識です。ぜひ忘れずにやっておきましょう。