損しない「部屋探し」のコツをまとめました。家賃相場チェック、良い不動産屋探し、忘れてはいけない近隣のようす。

損しない「部屋探し」のコツをまとめました。家賃相場チェック、良い不動産屋探し、忘れてはいけない近隣のようす。

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損しない「部屋探し」のコツをまとめました。家賃相場、担当、直感、そして…。

SHIBUYA 109ビルで、住宅検索サイトSUUMO(スーモ)の広告が展開していました。

渋谷の109といえば、ギャルファッションのメッカ。新刊ファッション雑誌や化粧品のプロモーションはあっても、不動産を見たのは初めて! 4月の新生活に向けての賃貸選びサイトとしての追い込みでしょうか。

自分は、自宅やオフィスの契約で、これまで何度も不動産屋さんと交渉・契約をした事があります。部屋選びのポイントは人それぞれ。自分の経験が他の人に役立つかはわかりませんが、実体験をもとに、部屋探しのコツをまとめました。

SHIBUYA 109(渋谷)SUUMO(スーモ)

まずは、ネットで検索。

ここでのポイントは、部屋を決めるのではなく、自分が住みたい部屋のイメージ探し。暮らしたい地域、家賃、部屋の間取り、設備などを見て、ザックリと「こんな部屋がイイなぁ〜」と想像してみます。決めるのは、まだ焦らずに。

住んでみたい地域の情報や評判を検索。

住んでみたい地域を自分なりにチョイス。次にその街がどんなところなのかを検索します。まずは「えきナビ」がおすすめです。駅名を入れるだけで、その駅周辺の不動産相場に加えて、地域のお祭り、人口、ゴミの収集、電気・ガスの水道料金、郵便局や図書館の数、児童手当・免除、保育所など、生活に関わる情報が一気に出て来ます。

時間に余裕があれば、その地域をさらに検索します。Googleのブログ検索、Twitter検索、Facebookページ検索がおすすめです。

地域名、駅名などで検索し、その土地で暮らす人々の生の声を垣間みてください。有益な情報に辿り着くのは難しいかもしれませんが、地域名+αのキーワード(家賃、スーパー、ラーメン、カフェ、ヨガ、内科など)を入れても面白いと思います。

駅ごとの家賃相場を知る。

もしかしたら、隣の駅だと数万円家賃が安くなるかも?急行が止まる駅だったり、終点駅だったり、色々な要素で家賃が大きく変わる事があります。ある程度住みたい地域が決まって来たら、沿線や地域で家賃相場をチェックしてみてください。

東京都のワンルームで、高い家賃ランキングは以下のとおりです(2013年3月現在)。

  1. 港区(11.73万円)*平均家賃
  2. 中央区(10.09万円)
  3. 千代田区(9.85万円)
  4. 渋谷区(9.20万円)
  5. 目黒区(8.48万円)

さらに、東京23区で安いランキングは以下のとおり。

  1. 葛飾区(5.46万円)
  2. 足立区(5.47万円)
  3. 板橋区(5.75万円)
  4. 練馬区(5.77万円)
  5. 江戸川区(5.87万円)

この金額が目安になります。これより極端に安いと、何かしら理由があるんだと思います。ちなみに、自分が初めて東京に出て来たのは2006年12月。目黒区でワンルームを7万8,000円で借りました。少し相場より安い分、建物や室内の設備はあまり良くなかったです。

さて、実際の部屋を見学に!

あまりに遠方に住んでいる、もしくは緊急を要するなどの場合を除いて、部屋を見ずに借りる事は無いと思います。下見は絶対にしてください!

上記のSUUMOやHOME’Sで下見の申し込みをしておいても良いのですが、おすすめは実際にその地域に行ってみること。インターネット時代とはいえ、駅前には沢山の不動産屋さんがあります。イチオシ物件はネットに掲載しなくても、自分の店舗だけで契約をしてもらった方が、不動産屋的にも何かと良いので、本当に良い物件はネットに出回っていない可能性があります。

不動産屋さん探しは、Googleマップがおすすめです。探したい地域や駅周辺を拡大し、「不動産」で検索するとザザザっと出て来ます。自分は今、東急東横線「祐天寺駅」近くに住んでいるのですが、こんなにも出て来ました。

Google Mapで不動産屋さん探し

営業担当さんはパートナー。意気投合してみる!

急かして契約を迫る担当さんは論外。何故かというと、それはお客様視点ではなく、自分の成績最優先だからです。部屋探しは、ほとんどの方が初心者さんだと思います。なので、私たちお客の気持ちをくんで、要望にそった部屋をいくつも提案してくれたり、色々アドバイスしてくれる方が良いと思います。

もし、「コイツは怪しいな!」と思ったら、その不動産屋は諦めて出てください。会話する度にイライラする羽目になるので。多少の妥協は必要ですが、担当さんに好感が持てたら、ぜひ意気投合するように意識してみてください。

担当さんも人間です。お客は担当を選べますが、担当さんはお客を選べません。こちらも好意を持って接した方が、色々有益な情報を教えてくれるでしょう!

建物と部屋、第一印象を大切に。負のオーラは要注意!

場所、間取り、家賃をもとに、担当さんに勧められた部屋。「おっ、いいね!」と思い、いざ下見に行ってみると『負のオーラ』を感じる事があります。

自分はこれをすごく大事にしています。何故だかわからないけど、感じる悪い胸騒ぎ。これは霊感ではありません。建物の清潔さ、住人のようす、日当り、湿った空気、建物周辺の環境、あらゆる要素から直感的に『負のオーラ』を感じるんだと思います。

大体そういう時は、辞めておいた方が無難です。自分たちは建物のプロではないので、全て見尽くす事は出来ません。でも、五感を通じて一気に入って来たその情報は、ある程度、心の声に従った方が良いと思います。

気に入ったら、担当さんを気にせずにじっくり見ましょう!

部屋に入った瞬間、「うわ〜、ここ良いね!」。そんな時は、じっくり部屋を見てください。担当さんが待ってくれているので焦ったりもしますが、そんなのを気にせず、部屋の隅々、建物の廊下や玄関、ゴミ捨て場など、思う存分みてください。

コツは、ここに生活している自分を想像してみること。

建物の入り口を入り、ポストを見て、エレベーターにのって、廊下を歩いて、「ただいまー!」と玄関をくぐる。そして、そこに広がるベットや家具。流れる音楽、窓から入って来る心地よい太陽の光…などなど。もちろん、トイレやお風呂、キッチンも使っているイメージで眺めてみる。

思わず笑みがこぼれて、ここ良いですね、なんて担当さんに言えば、「実はこんな良いポイントもあるんですよ」なども教えてくれる事があります。もちろん、不安な部分があれば、何でも質問してください。

担当さんは地域のプロ。部屋のこと以外も聞いてみよう!

自分がよく知る地域なら問題ないのですが、初めての土地では何かと不安。部屋の下見と合わせて、不動産屋の担当さんから地域情報も聞き出してしまいましょう。

大事なのは食。近くにスーパーがあるか?おいしいメシ屋はあるか?。そういった情報は担当さんなら良く知っていると思います。特に都心は何でもあると思われがちですが、実はスーパーが無い地域があるんです。自炊しないつもりでも、近所に買物できる場所はあった方が断然良いです。

自分は契約を決めた後に、「じゃぁ、僕が好きな旨いラーメン屋を紹介します!」といって、担当さんがラーメンをご馳走してくれました。本当に旨くて、実際生活を始めてから何度も通うほどのお気に入りに(麺の坊 砦)。

契約前、不安な問題を解決しておきましょう。

下見をしたその日に契約をしなくても大丈夫です。手付金を払って、他の人に契約されないように数日間押さえておく事ができます。不安な事があれば、担当さんに相談し、それ以外にも自分なりに調べてみましょう。別の日に、そのエリアを散歩してみたり、違う時間に建物へ行ってみるのも良いと思います。

多少の不安はつきものですが、できるだけ納得した上で、「この部屋で暮らしたい!」を決めてください。

火災保険は忘れずに。

これは契約時に入る事になると思いますが、火災保険は火事だけではなく盗難にも適応されます。特に一人暮らしの場合、留守にする時間がバレやすいので、空き巣に入られやすいと考えられます。盗難被害の限度額はありますが、泣きっ面に蜂にならないよう、火災保険は忘れずに申し込みしてください。

実際盗難被害にあった際は、部屋はそのままに、まず警察に電話。その後、落ち着いてから保険会社に連絡してください。

知人女性の話ですが、お風呂に入っている間に泥棒に入られたそうです。不幸中の幸いで、お風呂から出て来たら部屋が荒らされた後だったそうです。出くわしたら犯人に何をされるかわかりません。恐ろしい話です。

都会で一人暮らし。思い切って都心へ。

自分が上京して最初の住まいは、渋谷駅まで徒歩10分程の場所でした。道玄坂という坂をのぼり、円山町というクラブ街にもほど近い場所です。今にして思えば、「ちょっと面倒な場所に住んでいたなぁ…」とも思いますが、当時はここにして正解でした。

というのも、都会に来れば華やかな生活が待っていると思っていたんです。しかし、大勢が行き交う大都会に居ながら、ふとポツンと自分一人寂しい気分になる事が度々ありました。もちろん、仕事つながりの知人はいます。しかし、最初はそれだけです。もし、はじめて都会で一人暮らするのであれば、できるだけ都心に近づくのがオススメです。立地条件が良いと、知り合いを家に招く事ができるからです。これまた中途半端な場所だと、本当にひとりぼっち。

また、せっかく都心に住むのであれば、良い場所の方がテンション上がります。自分は、渋谷駅まで徒歩で10分、自転車で3,4分で行ける場所に部屋を借りましたが、はじめの頃は田舎者特有の “おのぼりさん” を満喫していました。

上京して来た人が良く言うのですが、最初は都心に住むけど、段々離れて行く。それはそこでの生活が出来て来たから、離れて行けるんだと思います。最初は思い切って、都心狙いは面白いと思います。

部屋が決まったら、最初は荷物少なめに。

「これは必要かなぁ?」は、多分要りません!(笑) 大きい部屋を借りるのであれば問題ありませんが、もしワンルームや狭めの部屋であれば、出来る限り断捨離した上で、越して来てください。

捨てるのが勿体ないのは売りに。ちなみに自分は、かつて段ボール何箱分もの本やCDをブックオフに売りに行ったことがあります。しかし、3,000円くらいにしかなりませんでした。安すぎて衝撃的でしたが、捨てるよりかは罪悪感は無かったです。時間に余裕があるなら、ヤフオクで売った方が遥かに大きな金額になると思います。でも、そんな時間はたいてい無いですよね…。

とにかく、張り切って持って来ても、結局開けてない段ボールがあったりもします。少なめ荷物から始めて、生活に合わせて物を少しずつ買いそろえて行くのが良い部屋作りになるでしょう。

自分は最初、テレビも持って来ませんでした。刺激を求めるのは外へ!そんな気持ちからです。

 

部屋探しのコツは以上です。
もちろん他にもあるはずですが、思うところをザッと書いてみました。新生活を始める方へ、ぜひご参考に。そして良い人生を!

 


<最後にひとこと>
自分は今、世田谷区の下馬というところに住んでいます。最寄駅は祐天寺。隣駅は中目黒、代官山、そして渋谷。

少し前、気分転換に引っ越そうと考えたのですが、ここより良い場所が思いつかず保留にしています。静かでキレイで治安もよく、近所には世田谷公園。少し足を伸ばせば三軒茶屋にも歩いて行けます。東京暮らしを考えている方、都心に近くてゆっくり暮らすなら祐天寺もおすすめです。