【デジマ研究所】Google タグマネージャーをWordPressに設置・導入する方法をわかりやすく解説

Googleタグマネージャー。面倒で後回しにしていましたが、やっとWordPressサイトに設置できました! ECサイト運営者やアフィリエイターは、必須の分析ツール。これで「A/Bテスト」をしっかりと行うことができるようになり、勘に頼らない数値に基づいたリライトができるようになります!

 

Googleタグマネージャーとは何か? については後述しますが、僕はこれまでやり方がわからず、ずっと導入を後回しにしていました。しかし、デジマ研究所の松原潤一さんこと、ジュンイチさん(@Junichi_Santa)の動画を見てやっとできたのです。感動!

 

MacBook ProとiMac
こんな感じでYouTubeを見ながら作業しました

ジュンイチさんは、とにかく「わかりやすく伝えたい!」と、めちゃくちゃチカラを振り絞って解説してくれます。ときに暑苦しく感じるほどに。笑

そんなジュンイチさんが、数話に分けて「Google タグマネージャーの使い方」を解説してくれたのです。全部の動画を見て、それらを実行するには、それなりの時間と集中力が必要なのですが、これ以上わかりやすい解説は他を探しても無いでしょう!

また、僕個人的に、これだけは言えます。

「もし、ジュンイチさんの動画が無かったら、僕は完全にめげて途中で投げ出していました。大、大、大感謝です!!涙」

Google タグマネージャーよくわからん》という方。ぜひ、これらの動画を参考に取り組んでみてください。

Googleタグマネージャーとは? 分かりやすく解説

出来ること・分かること

  1. Googleタグマネージャーって何ができるの?
  2. メリットとデメリット
  3. 使った方がいいの?

Googleタグマネージャーとは、タグの一元管理ができるツールです。

タグとは、命令マーク。
コードとも言います。
文字を大きくしたり、色をつけたり。

Googleタグマネージャーで使うタグは、主に「分析ツールを動かすためのタグ」となります。

通常、サイト内を色々分析しようと思うと、ごちゃごちゃとタグ(コード)を埋め込まないといけないのですが、Googleタグマネージャーを使うことで「管理画面で一元管理」できるようになるのです。

一元管理のメリットは、WordPressのヘッダーなどの内部をいちいちいじらなくても良くなる、変更履歴が残るのでミスっても前のタグに戻せるなど、その恩恵は計り知れません。

ただ、無条件にバンザーイ! という訳にはいきません。

ジュンイチさんがおっしゃっていたのですが、最大のデメリットは「初心者にとって難しく、ハードルが高い」ということ。「専門用語が多く、設定も間違えやすいので、慣れるまでは地獄」ともおっしゃっていました。

ひぇぇ……。

ただ、デジマ研究所では、Googleタグマネージャーの使い方を、懇切丁寧に動画で解説してくれているのです。ありがたい……。サクッとはいきませんが、チャレンジしたい方は、以下の動画をこの順番で見ながら、設置を進めて行きましょう!

*ちなみに、Googleタグマネージャーは完全無料のツールです。

ジュンイチさん、「Googleタグマネージャーは導入の一択だ!」と言い切っていました。よし、やるぞー!!

Googleタグマネージャーを初めてWordPressサイトに導入して設置する方法

出来ること・分かること

  1. Googleタグマネージャーのアカウントを取得
  2. タグマネージャーの解析タグをサイトに設置

Googleから発行されるコード(JavaScript)は2種。それぞを、 <head> 開始タグのなるべく近く、 <body> 開始タグの直後に貼り付けます。

WordPressのテーマに、head内・body内にコードを追加する機能がついていれば導入は簡単です!

動画内では、「方法2」として親テーマに直接コピペする方法が案内されていましたが、これだとテーマをアップデートしたときに消えてしまうのではないのかな……?

誰も教えてくれないGoogleタグマネージャーの超基本! 10倍理解が深まる必須4用語の解説

出来ること・分かること

  1. タグマネージャー(超優秀な美少女プログラマー・タグマネちゃん)
  2. タグ(命令チップ。アナリティクス君を動かすなど)
  3. トリガー(命令の発動条件)
  4. 変数(何の?何を? トリガーの中に入っている詳しい条件)

Googleタグマネージャーでは、こんなことができるのです。

  • ページAに来てくれた人の数だけカウントしてね
  • 緑のボタンがクリックされたときだけカウントしてね
  • ページBのお申し込みフォームから送信があったときにカウントしてね、など

売上を伸ばしたい、ECサイト運営者さん・アフィリエイターさんにとっては、切実な機能でしょう!

たとえ方が分かりやすい! これからバンバン出てくる用語なので、ここでしっかりと覚えましょう。超優秀な美少女プログラマー・タグマネちゃん♪

タグマネージャーを使ってGoogleアナリティクスを導入する方法を分かりやすく解説

出来ること・分かること

  1. タグマネージャーとアナリティクスの紐付け
  2. タグマネージャーでアナリティクスを動かす
  3. 先に設置していたアナリティクスのコードを削除

この作業を行う前に、Googleアナリティクスのアカウントを取得しておく必要があります。ただ、タグマネージャー導入を検討される方の多くは、アナリティクスのアカウントは取得済みかと思いますので、ここではその説明は省きます。

さて、いよいよGoogleタグマネージャーを使って行きます!

まずここでは、「Googleタグマネージャーとアナリティクスアカウントを紐づける」ことから始めます。ここは必ずすべき最もベーシックな設定です。

次に、Googleアナリティクスをタグマネージャーで動かす設定も行います。伝え方が難しいのですが、タグマネージャーでアナリティクスを動かすのです。これにより、これまで設置していたアナリティクスのタグは外さないといけません。そうしないとカウントが重複してしまうからです。ここは要注意!

ちゃんと動いているかどうかは、Googleアナリティクスのリアルタイムで確認できます。設定完了後、自分でサイトにアクセスして、正確に反応しているかどうかをチェックしてみるといいでしょう!

内部リンクのクリック計測をする方法

出来ること・分かること

  1. 内部リンクがクリックされた総合件数がわかる
  2. ページごとの内部リンクのクリック数がわかる
  3. 特定のページ内で、どのリンクがクリックされたかわかる

内部リンクとは、自分のサイト内へのリンクのこと。このクリックを測定する設定方法です。

ここではいよいよ本格的に「変数」「トリガー」「タグ」を設定して行きます。

感激! どのページで内部リンクがクリックされたかわかる。すごい!! 今回の設定、設定項目の選び方や記述が難しくて、ジュンイチさんの動画の解説がなかったら完全にできていませんでした……

外部リンクのクリック計測の方法

出来ること・分かること

  1. 自分のサイトから、外部サイトに飛ばした合計回数
  2. ページごとの、外部リンクのクリック数
  3. ページ内に複数ある外部リンクの、それぞれのクリック数

外部リンクのクリック測定。これ、特にアフィリエイターには必須でしょう!

ASPの管理画面でもクリック数はわかりますが、どのページでクリックされたかはわかりません(もしくは分かりづらい)。しかし、このタグを設定しておくことで、それらが可視化できるのです。

手順は、上記の内部リンクと同じく、「変数」「トリガー」「タグ」で設定して行きます。

Google タグマネージャーの設定が、なんとな〜く、薄〜く、分かってきた気がします……

特定ページが見られたときだけ計測する方法

出来ること・分かること

  1. 特定のページ(URL)のアクセスをカウントする

ここでは、会員登録フォームに入力・送信したあとに表示される「サンキューページ」を事例に解説されています。

この特定ページのビュー数は、通常のアナリティクスでも見られるのですが、ジュンイチさんは「今後、Google広告、Facebook広告、Yahoo!広告などのウェブ広告を運用したい場合、成果があがるページだけを計測してねというタグを設置することが必要になるので、今後ウェブ広告を運用するときに絶対に役に立つので知ってほしい」と伝えています。

マストな設定ではありませんが、ウェブ広告の運用を考えている方はぜひご覧ください。

僕はウェブ広告は運用してませんが、試しに内部リンク「プロフィール・お問い合わせページ」に飛んだ時を測定する設定をしてみました。うまく動いています!

特定のURLのクリック回数を計測する方法

出来ること・分かること

  1. アフィリエイトリンクや公式サイトへの誘導など、特定のURLのクリック回数が測定できる

アフィリエイトサイトやブログを運営していて、記事の中に「商品購入はこちら」「公式サイトはこちら」などのリンクを張る場合がありますよね。その記事内のクリック数を計測する方法です。

手順は「変数の確認」「トリガーを作る」「タグを作る」。

これは特定のページだけではなく、サイト内全体で測定することもできます。「うーん、それだとどこのページでクリックされた分からないんじゃない?」と思われるとかもしれませんが、それは大丈夫です。アナリティクス「イベント」内の「イベントアクション」の項目を見ると、どのページでクリックされたかがわかるようURLが表示されています。

検索流入が多いランディングページから、購入につなげるページヘどれくらい誘導しているアフィリエイターさんは、どれくらい遷移できているのか気になるところかと思います。アナリティクスだけでも把握できますが、タグマネージャーを使うことで、より分析しやすくなるのです。すごいですね!

【まとめ】ジュンイチ(松原潤一)さんのブログもおすすめ

ブログ・SNSもチェックしよう!

今日、初めてGoogleタグマネージャーのアカウントを取得し、このWordPressサイトに導入しました。

正直、Googleタグマネージャーは専門用語だらけで、めちゃくちゃ難しい! Googleの公式ヘルプページだけでは、僕は導入できていなかったと思います。でも、ジュンイチさんの動画の手順通りにすることで、無事始めることができました。また、全体の流れもなんとなくつかめました。

それとわかったことは、Googleタグマネージャーができることは他にも多岐に渡ると言うことと、使いこなせるようになれば強力な味方になってくれるということ。

ジュンイチさんのタグマネージャーの解説は、今後も続くと思います。知りたい方は、ぜひSNSアカウントやブログをチェックしておくことをおすすめします。

冒頭に書いたとおり、ジュンイチさんはとにかく「わかりやすく伝えたい!」と情熱を燃やしている方です。たたただ感謝。リスペクトです!

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