20歳の女性ブロガーをプロデュース「20/20」

世の中は、ますます個人発信の情報が重要になってきています。
これまではテレビ、ラジオ、新聞、雑誌といったマスメディアが情報の主軸でした。しかし2000年以降、インターネットが急速に広まるにつれ、ネット出身のキーパーソンが多数出現しています。今の原宿ファッションを世界に広める女子ブロガー、人気本を多数出版するまでになったカリスマ料理主婦、個人レベルのニュースサイトで世相を斬るアルファブロガーなど。また、今年3.11に発生した東日本大震災時では、個人が発信するツイッターやユーストリームの情報が、テレビやラジオの情報を凌駕しているを目の当たりにした方も多いと思います。

19歳の女の子が、20歳の女性へとなった日からはじめる『はじめてのブログ』。

自分はネットで情報を探すのが得意です。
そして、それをサイトやブログ、ツイッターで紹介するのも得意です。
そう思っている方は、皆さんの中にもきっと沢山いるでしょう。

そんな中ふと思いました。「情報を発信するヒト」をプロデュースしたら面白いのでは?

SEIRA YONAMINE

彼女が自分のもとを訪れたのは、2010年の7月。SEIRAが18歳の頃でした。

「編集や制作の仕事をやってみたいんです。
あと、ライターの仕事にも興味があります。
ただ、知識・経験共にゼロなんです」

彼女には、自分の本業であるレゲエ専門のウェブマガジン「ROCKERS channel」で、ユーツとして取材ベースのライターをやってもらう事にしました。SEIRAは沖縄に住んでおり、現在、地元のレゲエ事情を伝えてくれています。

そんな中、SEIRAの能力を磨けるよう、ブログの運営を提案しました。彼女にとっては、初めてのブログ、初めての自分のメディアです。

サイト名は「20/20」。

20/20(twenty-twenty)は『洞察力がある』という意味。
20フィート離れた1/3インチ径の文字を識別できる視力、『正常な視力』という意味合いが語源。

まだ若く経験が浅い彼女にとっては、レゲエ専門でライター、編集者としてのスキルを磨くより、幅広い業界をジッと見つめる事が大切だと思っています。そうやって深みのある人間性、振り幅を持ったアイデア力を身につけ、のちにそれを専門分野に活かせば良いと考えています。

「20/20」では、SEIRAが洞察力をもって世の中を見、それを独自の切り口でアウトプットします。

サイト開設は、SEIRAの20歳の誕生日。2011年9月12日。

SEIRA YONAMINE


SEIRAは、すでにスキルがあって、万全の体制で挑む、という訳ではまったくありません。このスタートライン、彼女にとってはハードルを上げられて良い迷惑かもしれません。笑

さて、ライター、エディターを目指すSEIRAの未来は・・・?