運転免許証更新の案内ハガキが届きました。
僕はゴールド免許なので、5年ぶりの更新です。前回までは自分の好きなタイミングで警察署や試験場へ行って、行列に並ぶのが恒例だったのですが、今は予約制なのですね。調べてみると、2024年2月1日から運転免許証の更新が完全予約制になったそうです。
また、変更点といえば、2025年3月24日からマイナ免許証もはじまりました。現在は、以下の3種から免許証が選べます。
免許証の種類
- 免許証(従来のもの)
- マイナ免許証
- 免許証及びマイナ免許証(2枚持ち)
おぉ! 「免許証及びマイナ免許証」と2枚持ちもできるのですね。マイナ免許証は「レンタカー利用時や海外で運転する際などで不都合がある」とチラッと聞いていたのですが、2枚持ちが可能ならこっちを選びたいと考えました。
しかし、全然予約が取れない……。
今回の記事では、マイナ免許証は枠が少なくて予約が取れないことと、免許証更新時ではなく後から取得する方法についてお伝えします。「マイナ免許証で更新したかったのにできない」と困っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
警察署「マイナ免許証は枠が少ないので、予約が取りづらくなっています」
運転免許証の更新手続きが完全予約制になったのは、記事冒頭でお伝えした通りです。
そして、これをご覧ください。
免許の種類「免許証及びマイナ免許証」にして予約を取ろうとしたら……。予約可能な枠が1日もありません。ちなみにその翌月も空きゼロでした。
都内にある他の更新場所も確認してみましたが、空き枠はほぼ皆無です。うちからかなり遠い場所で、平日に数枠空いていた程度です。
これだと更新期間を過ぎてしまう!
次はこちらをご覧ください。
これまでの「免許証」のみを選択すると、全日いつでも予約可能!(7月21日は祝日「海の日」)。つまり、マイナ免許証を希望すると、実質ほぼ予約が取れないのです。
僕はマイナ免許証は諦めて、従来の免許証のみで更新の予約をしました。
僕が伺った世田谷警察署内の運転免許更新所で「マイナ免許証が良かったのですが、予約が取れないですね」と警察官の方に聞いてみると、「枠が少ないので、予約が取りづらい状況なんです」と教えてくれました。
免許証・マイナ免許証の更新手数料
ちなみに免許証の更新手数料は、免許証及びマイナ免許証の2枚持ちにしても、たった100円しか変わらないんです。これは希望者続出しますよね。
免許証の更新手数料
- 免許証 2,850円
- マイナ免許証 2,100円
- 免許証及びマイナ免許証 2,950円
*東京都公安委員会から届いた「運転免許証更新のお知らせ」ハガキに記載の料金となります。

更新時以外でマイナ免許証を取得する方法
講習の際、マイナ免許証は免許更新以外のタイミングでも取得できることを教えてくれました。具体的なやり方については時間の関係上説明は無かったのですが、帰宅後に調べてみると、警察庁のウェブサイトに記載がありました。
予約手順
- 警視庁 行政手続オンラインにアクセス
- 「オンライン予約手続き」をクリック
- キーワードで探す欄に「マイナ免許証」を入力して検索
- これを選択 →【運転免許予約】免許証の保有状況変更 ~更新手続以外でマイナ免許証に変更する方~
ここでは、免許証等をお持ちの70歳未満の方が、更新手続以外でマイナ免許証を取得(免許情報をマイナンバーカードへ記録)するための予約ができます。
ただし手数料は更新時の差額100円ではなく、1,500円から2,700円かかるそうです(保有状況の変更パターンによって異なります)。
実際の予約や詳しい情報は、当該ページをご確認ください。
マイナ免許証は、不具合や非対応があるので2枚持ちがおすすめ
ところで、完全に「マイナ免許証だけに一本化したい」と考える方もいらっしゃるでしょう。これは今のところおすすめしません。
今回、僕が訪れた運転免許証更新所の講習会で、「マイナンバーカードを更新すると、中に入っている運転免許証のデータが消えるトラブルが起きています。これは今年2025年の秋まで直らないようです」と教えてくれました。
つまり、マイナ免許証しか手元に無いと、困る事態に陥る可能性があるのです。
また、他で聞いた情報としては、レンタカーを借りる際に運転免許証の提示が必要なのですが、レンタカー各社がまだマイナ免許証に対応していないそうです。あと、海外へ行った際、日本の免許証そのままで運転できる国があるのですが、ここもマイナ免許証は対応していないとのこと。
つまり、レンタカーを借りたり、海外旅行へ行ったりする可能性がある方も、2枚持ちがオススメと言うことになります。
今回の記事は以上となります。自分自身の免許更新で知ったことや気づいたことがあったので、ブログでシェアしました。ご参考になれば幸いです。