今回の記事では、Appleのデスクトップ型Mac「Mac mini」について詳しくご紹介します。
「ミニ」という名前がついているからといって侮るなかれ! コンパクトなサイズに秘められた高性能とコストパフォーマンスの良さが特徴のMac mini。その魅力と注意点を解説します。
Mac miniの魅力とは?
まずは、Mac miniの魅力的なポイントからご紹介します。僕は特に次の3つに注目しています。
1. カスタマイズ性が高い
Mac miniは本体のみで販売されるため、ディスプレイ、キーボード、マウスは自分で準備する必要があります。この点が、iMacやMacBookとは違う大きな特徴です。
たとえば、ディスプレイのサイズや種類を自分好みに選べるのは大きなメリット。iMacが24インチ固定なのに対して、Mac miniなら27インチや32インチなど、作業効率が上がる大画面ディスプレイを選択可能です。さらに、内蔵スピーカーや内蔵カメラの有無、4Kや5Kなどの解像度、といった具合に用途に応じたディスプレイを選べます。
また、キーボードやマウスもApple純正品だけでなく、好みのメーカーやデザインのものを組み合わせることができます。これにより、自分だけの理想的な作業環境を構築できるのが魅力です。

2. コスパ最強!
Mac miniはすべてのMac製品の中で、最もコストパフォーマンスに優れています。理由は、本体のみの販売であるため、周辺機器を安価に抑えることでトータルコストを低くできる点です。
たとえば、M4チップ搭載のMac mini(16GBメモリ、512GBストレージ)は税込124,800円。一方で同じスペックのiMacは264,800円、MacBook Proは248,800円と、2倍近い価格になります。
周辺機器の選び方次第では、さらにコストを抑えられるのがMac miniの強みです。
3. 高性能なM4 Proチップが選べる
Mac miniは、M4チップだけでなく、より高性能なM4 Proチップを選べる点も魅力です。M4 Proチップは、12コアCPUと16コアGPUを搭載し、プロフェッショナルな作業にも十分対応します。
動画編集やグラフィックデザイン、3Dモデリングなどを行う方には、このM4 Proモデルが特におすすめです。
Mac miniの注意点・デメリット
一方で、Mac miniには注意すべき点もいくつかあります。これらを理解したうえで購入を検討することが重要です。
1. 初心者には少しハードルが高い
Mac miniは本体のみの販売のため、周辺機器を自分で揃える必要があります。この点が初心者には少し難しいと感じられるかもしれません。
また、周辺機器を選ぶ知識やセットアップする手間も必要になります。そのため、初めてMacを使う方には、すべてが揃っているiMacの方が適している場合もあります。
2. メモリとストレージは購入後に増設不可
Mac miniは、購入時に選んだメモリとストレージを後から増設・交換することができません。そのため、最初に十分な容量を選ぶことが大切です。
現時点では16GBメモリが標準仕様ですが、アプリをたくさん開いたり動画編集をしたりする方は、24GBや32GBに増やしておくのがおすすめです。
Mac miniはこんな人におすすめ!
- 自分好みの作業環境を構築したい方
- コストを抑えつつ高性能なMacを求める方
- ディスプレイや周辺機器をすでに持っている方
- 動画編集やデザインなど、プロフェッショナルな作業を行う方
まとめ
Mac miniは、高いカスタマイズ性と優れたコストパフォーマンス、そして高性能なオプションを兼ね備えた魅力的なMacです。一方で、初心者には少しハードルが高い点や、購入後のカスタマイズができない点をしっかり理解して選ぶことが重要です。
迷っている方は、購入前にApple Storeでスタッフさんに相談するのもおすすめです。自分に合ったモデルを選び、後悔のないMacライフをスタートさせましょう!
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