Googleが、モバイルの検索結果ページのデザインを刷新しました。
主な変更点が「ファビコン」です。
ファビコンとは、ブラウザのURL欄やお気に入りに表示される小さなアイコンのことです(サイズ:16px × 16px)。
検索結果ページの一覧にファビコンがあることで、クリック率を高めたり、サイトのブランディング化をしたりなどの効果が期待できます。
ただし、ファビコンは設定しても即時反映されるわけではありません。正確には、ブラウザのURL欄はすぐに反映されるのですが、Googleの検索結果ページは、数十時間が掛かるようです。
ファビコンを設定して、Googleの検索結果に反映されるまで1日以上かかった
以下、僕が運営する「パパやる」での事例です。
WordPressで運営しているブログサイトで、ファビコンを設定してから、検索結果ページにファビコンが表示されるまで1日以上かかりました。
ファビコン設定直後、Googleではデフォルトのファビコン(地球マーク)が表示されています。
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32時間後(1日と8時間)
数時間置きに再検索して確認していたところ、32時間後にファビコンが反映されました。
ファビコンをいち早く表示させたい方は、早めに設定しておくことをおすすめします。また、ファビコンを変更しようとしても、同様の時間が掛かると思われます。
*【注意】ファビコンを設定後、ブラウザのURLに表示されるファビコンはすぐに反映されます。もし、ブラウザのキャッシュをクリアしてもURL欄に反映されていなかったら、ファビコンの設定ができていない可能性があるので、ご確認ください。
サーチコンソールでURL検査
ファビコンを少しでも早く、Googleの検索結果ページに反映させたい場合は、Google Search Consoleへ「URL検査」しておくと良いでしょう。
ここでURLを送信すると、Googleのクローラーがサイトをチェックしに来て、インデックスに再登録してくれます。
これによりファビコンの反映が早くなるのか効果のほどはわかりませんが、「ファビコンを設定したこと」「ファビコンを変更したこと」をGoogleに伝えることができるので、念のため行っておくと良いでしょう。
Google、モバイルの検索結果に表示される項目は?
- ファビコン
- URL + パンくずリスト
- 記事タイトル
- 記事公開日
- スペニット(記事本文の一部)
Google、モバイルの検索結果ページです。表示項目も少し変更になりました。
以前は記事タイトルが最上部にあったのですが、「ファビコン」「URL」「パンくずリスト」が上に来ています。
クリック率を上げるためにも、カテゴリーは設定しよう
「ファビコン」「URL」「パンくずリスト」が重要視されるということで、まずファビコンを設定しておくのは重要になります。
また、「カテゴリー名」も重要です。
カテゴリー名は「パンくずリスト」に表示されるため、ユーザーに対して「このテーマに特化した記事だ」ということを伝えることができます。
上記の事例(本ブログ)では「コラム」となっていますが、これだとインパクトがないですね。モテに関する記事ですので、カテゴリーが「モテるテクニック」「恋人を作る方法」なんかだと、ハッ!とさせることができるかも知れません。
今後、カテゴリー名も重要になりそうです。
Yahoo! 検索結果ページにファビコンは表示されません
最後に余談。
Yahoo! JAPANでは、スマートフォンでの検索結果にファビコンは表示されていません。
今回は以上です。
ファビコンは一度設定すれば後は放置でOKですので、ぜひ設定しましょう。ファビコンの設定方法についてはこの記事では割愛します。「ファビコン作り方」「ファビコン設定方法」「WordPress ファビコン」などでググってみてください。
■Swingin’ Thinkin’
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