パソコンを見つめる男性。「むむっ! これを買えば簡単に稼げる?」

あるところに、アフィリエイトの初心者さんがいました。

アフィリエイトは儲かるらしい。
月100万円程度では中級者レベル、上級者は月に1,000万円以上。

そ、そんなに儲かるの!?

アフィリエイトについて調べてみると、7桁だ、8桁だ、とすごい金額のの話題が飛び交っています。

自分は中級者も望まない。
月50万円でいい。
いや、20万円でも良いぞ!

……が、しかし。

いざ、アフィリエイトに挑戦しても、さっぱり稼げない。月に千円も稼げない。でも、某有名ブロガーやアフィリエイターは、最初の1〜2年は稼げなくても当たり前だというし、もうちょっと腰を据えてみるべきなのだろう。

でも、そもそも自分のやり方は合っているのか? もし間違ったやり方で頑張っていて、2年後もこの調子だと人生詰みだ。

一体、どうすれば良いんだ!

 

光り輝く情報商材

はっ! なんだこのまぶしい光は。

「月商100万円、副業アフィリエイターの稼げる技教えます」
「だった4か月で月300万稼いだアフィリエイターの稼ぐ法則」

こ、これは買うしかない!!

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情報商材や有料noteをディスる人って、一体何なの?

険しい顔つきでパソコンを見つめる男性

実際にアフィリエイトで稼いでいる人からノウハウを教えてもらうのは自然なことだし、それの情報や講習が有料であるのも当たり前。なぜなら、それを身につければ自分も稼げるのだから。

でも、Twitterを見ていると、どうもアフィリエイトの情報商材や有料noteを嫌う人がいる。

詐欺だとか、
役に立たないとか、
ぶつぶつ言っている。

実際に買って、そのレビューであるなら良いんだけど、どうも買わずにディスっているようだ。

なぜ、そんなに毛嫌いするのだろうか。

  • 自分が稼げないから、その妬み?
  • ベテランの新参者叩き?
  • 叩くことで気持ちよくなってるだけ?

嫌う理由はよくわからないけど、見ず知らずの他人を叩くなんて、あいつは卑怯な奴であることには違いない。

僕はそんなのに惑わされずに、情報商材を買うぞ!

よし、ポチっ。

おぉぉー、良いことが買いている。
やっぱり買って正解だ!

アフィリエイトを教えるビジネス。セミナーや塾の講師のほとんどは、実は稼げていない

以上、ここまで架空のお話をしました

さて、ここからが本題。

 

先日、僕は「現役ASP役員が教える 本当に稼げるアフィリエイト アクセス数・コンバージョン率が1.5倍UPするプロの技48」という本を読みました。1,500円ほどの書籍です。

この本は、アフィリエイト広告を提供する会社・afb(アフィビー)に社員として約10年間勤めた、ASP業界に詳しい納谷朗裕さんという方が書いた本です。

この中に「アフィリエイトを教えるビジネスについて」という小さなコラムがあります。ここに、アフィリエイト塾やスクールはさまざまあるが、自分自身がきちんと収益を上げている講師は少ないのではないか、といったことが書かれていました。

 


以下引用

  • アフィリエイトで収益化できている人は、他人に教える必要がない
  • むしろ教えない方がライバルが増えなくていい
  • スクールや塾をやっているほとんどの人は、実際には収益があがっていない
  • アフィリエイトで収益があがらないので、教えることで収益をあげたい
  • リアルな話ができない
  • 一発で収益化したいので高額塾などが増える

引用ここまで


 

これが納谷さんが考える「アフィリエイトを教えるビジネス」についての考えです。

おっと、確かにそうですね! アフィリエイトで十分稼いでいる人は「教えるビジネス」をする必要がないし、むしろ教えることがリスクにもなり得ます。

納谷さんは「情報商材」については言及していませんが、セミナーや塾も同類と考えて良いでしょう。

稼げていない人に金を払って教えを請う、という地獄サイクル

でも、悪質な情報を教えていたら、生徒は効果が得られないので、結果的に化けの皮がはがれるのでは?

そういう気もするのですが、実はそうとも限らないのです。

 

戸井邦雄著「人生詰んだ36歳・社畜、なぜかアフィリエイトで月100万円稼ぎ出す」によると、著者の戸井さんがアフィリエイトを始めたばかりの頃、情報商材や高額セミナーにハマった経験があるそうです。

いくつも購入したり、受講したりしてしまったのです。

結果、どうだったか。
全然稼げませんでした。

戸井さんは、買ったり受講したりするだけで満足してしまい、その後の行動につなげることができなかったのです。単なるコレクターに陥っていました。

戸井さんは当時の自分のことを、買うだけで活用できない情報弱者だった、とおっしゃっています。

じょ、情報弱者!

情報強者になるつもりで、情報商材やセミナーに大金を投じたのに、結果的に情弱に陥っていたのです。

他の方はどうかはわかりませんが、戸井さんのように、情報商材を買ったり、入塾したりするだけで、満足してしまっている人は多いのではないでしょうか。そこでは良い話が聞けるので、テンションが上がり、気分も良くなるのだと思います。

とにかく、稼げていない人が、稼げていない人向けに「稼ぐ方法」を販売し、深みにハメていく。なんという地獄サイクル。

情弱ビジネスの可能性もあるので、買いすぎにはご注意を

ただし、すべての情報商材やセミナーが、悪いとは言いません。

僕も少し前にひとつだけ有料noteを購入したことがあります。それは某アフィリエイターさんが初めて作った情報商材で、かなり気合の入ったものでした。第1作目ということもあり、魂を込めて書かれたのでしょう。

読んだ感想としては、確かに役に立ちそうではありました。しかし、実践するのは難しいと感じました。

なぜなら、圧倒的な努力をしていたからです。経済学、心理学、マーケティング、文章術、そして扱うテーマとして選んだ業界の専門書など、むずかしそうな本を何十冊も読み、じっくりとサイト戦略を練り、ユーザーの検索意図に沿った記事を徹底的に書いていたのです。

「これを読んだから、すぐに稼げるようになる〜」

と言ったものではありませんでした。ここからがスタートで、圧倒的な努力!気合!根性!が必要だったのです。

読んでその気にさせるだけの商材ではなかったので、良心的だったと思います。

僕は、初めて購入したこの有料noteで「まずは圧倒的な努力が必要だ」ということがわかったので、情報商材購入の泥沼にハマらずに済みました。もし次を買うなら、やることをやってからにしよう、と思えたからです。

次々と買わせるのが目的であれば、気持ちよくさせるのを目的とした商材を作れば良いわけですからね。その気にさせて、次回も買わせる。

このあたりは先の戸井さんがおっしゃっていたように、情報商材やセミナーにハマって、気づけば情弱になっていた……ということにならないよう肝に銘じておかないといけません。

もし、ひとつ購入したのなら、ちゃんと取り組んでから次の購入を検討する、というルール付けを自分に行うといいでしょう。

まずは関連本を読み、ウェブメディア業界のサイトをチェックしましょう

しかし、ここ最近は急激にアフィリエイターが増えた印象がありますね。

アフィリエイト自体は、Amazonアソシエイトなどインターネット黎明期からありましたが、日本で盛んになったのは2015年頃からのような気がします。スマートフォンが普及し、4Gや光回線などネット速度が高速になり、ウェブサイトへのトラフィックが増大したのが背景にあるのでしょう。

とにかく書店へ行けば、アフィリエイトの新刊本が溢れています。かつてはマイナーな書籍だったのですが、今では次々と新しい本が出版されているのです。それだけ、需要が増えているのでしょうね。

僕は、情報商材を買ったり、セミナーを受けたりする前に、まずは専門書をいくつか買ってじっくりと読むのをおすすめします。専門書は体系的にまとめられていますし、何より安い。数百円のKindle本から、高くても2,000円ほどの紙の書籍です。

とくに、このKindle本「情報サイトでオーソリティーを目指そう」は、サイト設計の戦略に最適です。たったの390円。

 

また、アフィリエイター含むメディア運営者は、業界のウェブマガジンなどにも目を通しましょう。これらの購読は無料です。

僕がおすすめのサイトは、以下のとおり。最新のトレンドやGoogleの考え方がわかりますよ!

 

今回は、アフィリエイトの情報商材やセミナーが胡散臭く感じてしまう理由と、その活用法をお伝えしました。

アフィリエイトサイトやブログの運営は、経験したり、調べたりするほど、地道だなぁと感じ入ります。ショートカットや裏技は無いってことですね。コツコツとがんばりましょう!