最高のキュレーションメディアってなんだかんだ新聞な気がするぜい。
エンタメウス(LIG)で一緒にライターをしている、現役大学生の野上敦史クンがFacebookに書いていた一言に、ハッとさせられました。
キュレーションとは?
元々は、図書館や博物館などの『キュレーター』という職種が語源です。豊富で深い知識をもって、展示品の厳選や管理などを行う仕事。日本では『学芸員』がそれにあたります。
近年、インターネットが普及するにつれて、発信される情報が膨大な数になってきました。それらの記事を取りまとめて見やすくしよう。また、まとめる事によって新たな価値をつくりだそう。そんな人達が現れたのです。そうやってネット上に散乱する情報をとりまとめることを『キュレーション』と呼ぶようになりました。
ブログやウェブメディアでの『まとめ記事』にはじまり、情報をまとめた『NAVERまとめ』、Twitterのつぶやきをまとめて『Togetter』などが生まれました。そして今は、個人個人の趣味志向に応じてニュースを届けてくれる『Gunosy』『はてなブックマーク(マイホットエントリー)』など、キュレーション・メディアが注目されています。
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おちまさとさんの『デブ相撲』
どこだったっけな〜。僕が凄く影響を受け尊敬している、おちまさとさんの書籍に『デブ相撲』の一節があります。
テレビの企画会議で意見を出し合うなか、
「太ってる者同士で戦う、デブ相撲ってどう?」
「それ普通に相撲じゃん!」
って流れになった事があった、というお話が書かれていました。
皆で知恵を出し合って、考えに考えて、ひねってひねって…。その結果、元に戻ったという。
■Swingin’Thinkin’
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ネットメディアの未来って、元鞘にヒントが?!
インターネットは新時代の幕開けだ!
僕たちの時代がやってくる!
といったような言葉やキャッチコピーは度々見かけます。しかし、世界中の皆で考えに考えて、大きなまわり道をして、結局「新聞が最高でした(笑)」なんて事になるかも知れない。
新聞は活版印刷が可能になった、17世紀頃からあるそうです。何百年も続いてきた事が、たった10数年で「誰も見なくなる」とは考えにくい。テレビだって「ネットにとって代わられる」なんて声もあったけど、未だに面白い番組は視聴率40%超えるし、ネットの記事もテレビの話題でBUZZ/バズ(盛り上がる)を狙うライターやメディアも多い。
ネットメディアが滅びて、新聞などの紙媒体が復権する事はもうないと思いますが、『これまでを振り返ってみる』『立ち止まってみる』『20年スパンで俯瞰してみる』など、そういったところに未来へのヒントがあるんだろな、と、野上クンの《気づき》に感じ入りました。
<最後にひとこと>
そういえば、一時期ananなどの女性誌で《元彼をよりを戻す》《復活愛》など、元彼系の特集がよく組まれていましたね。
個人的には、「過去の恋愛を美化する商法、アホか」と思っていましたが。笑