治らない腰痛に初めての鍼・針治療。筋肉が固まる原因と、鍼が効くロジック

治らない腰痛に初めての鍼・針治療。筋肉が固まる原因と、鍼が効くロジック

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しぶとい腰痛に初めての針治療。筋肉が固まる原因と、針が効く理由

慢性腰痛が重症化してから、12日経過

3ヶ月以上前から腰痛がひどくなり、デスクワークや食事などを終えて椅子から立ち上がるとき、数分間腰が伸びなくなり、腰の曲がった高齢者のようになっていました。

そして12日前(8月22日)、さらに腰痛を悪化させました。

その日、仕事の追い込みがあったため、3時間ほど連続で椅子に座り続けてノートパソコンで原稿を書いていました。立ち上がる時にいつも以上に痛みを感じ、数分経っても、数十分経っても、腰曲がったままという状態です。

いつもと様子が違う……。

しかし、仕事がありましたので、ふたたび同じ姿勢でデスクワーク再開。

その翌日、ズキーン!という猛烈な痛みが腰を襲いました。ぎっくり腰です。

寝た状態から起き上がることが非常に困難になり、また、座った状態から立ち上がるのもとても辛くなりました。痛いときは1ミリでも動くと、ズキッ!と激痛が走り、まるで動けないのです。

3日ほど寝込み、できる範囲でウォーキングとストレッチ、そして姿勢改善を始めました。徐々に動けるようになり、6日前(8月28日)、いつもより調子が良かったので、近所の公園をウォーキングしました。帰宅後、風呂で腰をしっかりとあたため、湯上り後はストレッチで身体をほぐし、念のため腰には湿布を貼って万全の体制です。

張り切りすぎたのが、いけなかったのでしょうか。

その翌日、ささいな動きでズキーン!が何度も腰を襲い、ほぼ寝たきり状態に陥ってしまったのです。なんとか立ち上がっても、六畳の部屋を端から端まで歩くのに1分ほど掛かる始末。

僕はこの日以来、今日に至るまで6日間、一度も椅子に座ってません。食事も毎食立ったままです。わが家には3歳の息子がいるのですが、動けないし、立ってごはんを食べているし、ヨロヨロだしで、パパのことをちょっと不思議そうに眺めています。

4日前(8月30日)、自宅からおよそ1km離れたいつもの病院へ徒歩で行ったのですが、痛みに耐えながら、1km歩くのに1時間以上掛かってしまいました。時速1km以下です。

「これは重症ですね。明日、朝イチで予約を取るので、今度は鍼(はり)をしてみませんか」と、先生から提案を受けました。

しかし翌日、半歩あるくたびに激痛。タクシーすら乗れない酷い状態で、通院を断念する羽目になりました。そして昨日(9月2日)、ようやく針治療のために病院へ行ってきたと言うわけです。

生まれて初めての鍼治療です。

人生初めての鍼治療(針治療)

杖をついて病院へ。これが施術を受けたベッドです。

「覚悟はしてきましたか?」

先生にそう声をかけられ、「えっ!そんなに痛いんですか?」と驚きつつも、今の腰痛が治るなら何だってするという気持ちでしたので、「はい」と返答。

まず、施術をするために、上半身裸になりベッドに寝転ぶ必要があります。

いきなりここで苦戦。痛くてベッドに寝転べないのです。4〜5分苦戦した末に、横向きがやっと。うつぶせ寝ができず、横向き寝で施術してもらうことになりました。

「どんな鍼(はり)か見てみますか?」

と言われたので、見せてもらいました。とっても細い鍼。注射針のような太い針ではなく、糸のような細い鍼です。

【1】鍼を打って、電気を刺激を与える

まず、最初の一本目は、お尻に。

「……ん?」

ほとんど感じないくらいです。「全然大丈夫ですね」と先生に伝え、次々と刺してもらいました。でも、不思議と場所によって感じ方が違うのです。刺さっているのがわからない箇所があれば、ズーンと感じる場所もあります。

お尻、腰、背中。

どれくらいだろ、16〜20本くらい刺されたと思います。

その後、鍼の一部に電気を流す装置をつなぎ、10分間ほどピクッ、ピクッと電気刺激を受けました。お尻の電気がちょっとキツく感じたのですが、あとは全然耐えられる刺激。

鍼を抜くときは、なんとも言えないグニュっと妙な「出た感」を感じました。痛くはなかったです。

【2】指圧、整体

次に、指圧により筋肉をほぐして行きました。僕の腰痛は、腰や背中をぐいぐい押されても全然痛くないのです。心地よかったですね。

続いて、足を曲げたり、伸ばしたり。身体を整える整体を行いました。

【3】刺してすぐに抜く、再び鍼治療

再び鍼治療です。
今度は1本ずつ、刺して、抜いて、を繰り返して行きます。

先生が指で丁寧に筋肉が硬い部分を探し、そこに鍼を刺します。鍼を刺して、手元が見えていないのでよくわからないのですが、5秒ほどグリグリと刺激を与え、スーッと抜きます。

それを15〜20箇所くらい行いました。

これはちょっと奇妙な感覚でした。身体の深い部分を触られているような感じ。気持ち良い箇所もあれば、ウゥッと痛みを感じる場所もありました。

先生曰く「北野さんは、痛みに強いですね」とのこと。全然ダメな方もいるそうです。

【4】上半身裸で歩いて確認

次は、上半身裸のまま、少し歩くよう言われました。その姿をみて、先生は動きの悪い部分やゆがみを確認します。

そして、再び鍼治療。【3】の作業を行いました。

【5】仕上げは整体

最後は、先生が僕の足などを動かし、身体の調整を行いました。

まだ歩き方も悪いし、筋肉が硬い箇所もあります。「次回(4日後)も、もう一度鍼治療をしましょう」ということで、今回の施術が終了しました。

鍼治療が腰痛に効くロジック

腰に鍼を打つ手

ツボを刺激するために鍼を打つ事もあると思いますが、僕の場合は筋肉をほぐすのが目的です。

筋肉が硬くなると、その箇所の血流が悪くなります。それで腰痛を引き起こしやすくなります。そのため、腰痛を治すには硬くなった筋肉をほぐす(柔らかくする)必要があります。

硬くなった筋肉に鍼が刺さり刺激が加えられると、「一大事だ! 修復しないと」と脳が勘違いをして、その箇所に血を流そうとするそうです。

筋肉にしっかりと血液が流れると、筋肉は柔らかくなり、腰痛が起きなくなる。そういうロジックということでした。なるほど。

鍼治療は保険適応外

レシート

今回の治療費は、3,910円。保険適応外です。

僕が通っているのは「鍼灸東條院」という医院で、理学療法士という国家資格を持った先生が施術してくださいます。

ちなみに、今回のような鍼灸(はり・お灸)ではない整体治療の場合は国民健康保険が適応されるので、月初で600円台、それ以降は1回につき230円です。

ネットで検索してみると、鍼灸でも保険適応になる場合もあるようですが、僕の場合は保険適応外。いつもに比べると割高な治療費になりましたが、それでも90分間みっちりと僕の身体に向き合って治療してくださり、決して高いと感じるものではありませんでした。

結果は……。帰宅数時間後、痛みが少しましに

治療を受けた直後は、あまり変化がありませんでした。

しかし帰宅してから、寝転んで2時間ほど腰を休めていると、腰が軽くなってきたのです。まだまだ痛みは取れていませんが、明らかに変化しています。

具体的には、ストレッチができるようになっています。

これまでは腰・太もも・背中がガチガチで痛みもあったので、ほとんどストレッチができなかったのですが、今はゆっくりとやれば、腰回りのいくつかの箇所でストレッチができたのです。

とはいえ、一日に数回「イテテ……」とキツい痛みを感じることがありますが、それでも良くなっています。

もしかしたら、鍼治療は慢性腰痛の僕の助け舟になるかも!?

早くスカッと良くなりたいです。

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