スタナン!? スターバックスで女性と出会いました。お隣いいですか……と

スターバックスの窓際カウンター席に座って原稿を書いていたら、「お隣いいですか?」と女性がやってきました。しばらくすると「何を書いているんですか?」と突然声をかけられてビックリ!

場所は、東京渋谷の青山。

スタバで声をかけられること自体が珍しく、ちょっと驚きましたが、純粋な良い方に見受けらたので、キーボードを叩く手を止めて20分ほど談笑しました。

スターバックスで注文の仕方がわからない方に、初めて会いました

その女性は30歳すぎで、今日は栃木県からやってきたそうです。

色んな話の流れで、「スターバックスは注文の仕方が難しい」という話題になりました。

女性「サイズは? って聞かれたので『並』って言っちゃいました」
ぼく「並みって!笑」
女性「わかんないですよ、横文字ばっかりで」
ぼく「うーん、そんなもんなんですね」
女性「あと、トッピングは? って聞かれたので、とりあえず『全部』って言ったら大変なことになったんです」
ぼく「うわっ、すごいフラペチーノ!」

スタバが日本に広まりつつある頃、確かに注文が難しいと話題になりました。でも僕は、年間300回ほどスタバを利用するスタバリスト(今考えました)。何が難しいのかよくわからなかったのです。

彼女いわく、サイズの種類を見ても、これがどんな大きさかさっぱりわからないとのことです。確かに「グランデ、ベンティってなんだよ!」って感じですよね。

ちなみに彼女は、栃木県で親の代から続く、創業40年の喫茶店を経営しているそうです。僕なんかよりも喫茶店のプロだったのです。そんなプロを惑わせるスタバって異形なんだなぁ……と改めて気づかされました。

スタバで男女の出会い

彼女は、音楽が好きだということもわかりました。僕も音楽業界でライターとして仕事をさせてもらっているので、音楽談義に花が咲いたのです。歌手になるにはどうしたら良いのか? 音楽メディアって今はどうなのか? など。

さらに話題はプライベートな流れに。

女性「ご結婚されているんですか?」
ぼく「はい」
女性「奥さんのことは愛していますか?」
ぼく「うーん、家族っていう感じですね」
女性「じゃぁ倦怠期で夫婦仲が……」
ぼく「そんなことないっす。好きっす!」

なぜか、出会ったばかりの方に《妻を愛している》と白状する流れになったのです。

そんな感じで20分ほどおしゃべりをしました。そして最後に……

女性「おいくつなんですか?」
ぼく「40代ですね。半ばですね」
女性「えぇー、30代前半だと思った!」

やっぱり良い人でした!
スタバで出会いってあるんですね。これからは、隣に女性が来るたびにドキドキしそうです(ただし、嫁さんは愛しています)。