投票は絶対! 選挙に行くべき、たった一つの最大の理由。

大阪市長選挙ポスター掲示板11月27日(日)は、大阪市長選、大阪知事選のW選挙!前にも書きましたが、今回は大阪都構想を狙う橋下徹氏率いる『大阪維新の会』との大激突。

大阪都構想をかけた一騎打ち!橋下徹 vs 平松邦夫!

個人的には、ちまちました増税案、厚生年金支給引き上げプラン、TPP参加不参加などの議論より、こっちの方がヤバい!大阪人はモロ生活に直結し、さらに都構想が現実的になれば、この動きは全国にも大きな影響を与えるでしょう。

さて、この状況。大阪人は、決してスルーしては行けませんよ。
今回は、大阪の現状もふまえ、投票に行かないといけない最大の理由を、ズバッと書いておきます。

誰のための政治家か?

小学校の時に「クラスの代表(学級委員)」を決める選挙というのがありました。少し大きくなると「クラブのキャプテン」を決める話し合いや、先輩、顧問からの指名がありました。また、大阪はお祭りが盛んな地域。「今年の青年団の団長は誰にしよう?」と、団長や組長を決める話し合いもよくある光景です。

クラスの代表、クラブのキャプテン、青年団の団長。

さて、彼ら一体なんなのか?
答えは「自分達のリーダー」。その人に牛耳られたい、支配されたいと願って長になってもらうのではなく、「オレらのチーム、団体、組織を、エエ風に頼んまっせ!」と願って立てるもの。

そして20歳になると、誰にでも貰える権利が『選挙権』。
これは「オレらの街を頼んまっせ!」と、市や都道府県のリーダーを決める「地域の大人全員によるリーダー選出大会」といえます。

もうお分かりですよね。政治家とは、自分達のリーダーなのです。

政治家の役割

公務員は、会社員ではありません。
会社は利益がないと存続出来ません。儲けないとダメなんです。

しかし公務員は、地域住民、国民が納める税金がある限り存続可能です。
景気が悪くなって税収入が減れば、減給や新規採用を減らすなどして調整することもあると思いますが、税収入がなくなる事はありません。

「政治家、公務員は、オレらの税金でええ生活しやがってー!」と怒る場面ではありません。政治家は自分達のリーダー。皆で選んだ「オレらの街を頼む!」と託したリーダーなのですから。

ずはり政治家の仕事とは、「地域住民が納めた税金を、地域の為に最大限活用する」です。

あとから文句言う奴はキモイ

キャプテンにしたって、団長にしたって、「お前らで勝手に決めとけよ」といい加減にしておいて、あとになってグチグチ文句いう奴、つけ込んで来る奴、悪評をいいまくる奴。正味キモイです。

市長、知事、国会議員、政党。

「オレはこの人に任せたい!」
「俺たちの税金、あんたに託した!」
「オレ達のために、良い街づくりをしてくれ!」

そう願って、地域の大人全員によるリーダー選出大会『選挙』へ投票に行くべきなのです。

選挙の弊害

「俺達のリーダーを自分達で決めれる選挙は最高だ〜」という訳ではありません。実は弊害もあるのです。

あなたがリーダーになろうと決心したとします。

じゃぁどうしますか?
その為に必要なのは選挙に勝つこと。そう、沢山の人からアナタに投票してもらう必要があります。

日本の選挙は、年配者の方が投票率が高く。若者は、投票に行かない人が多いようです。となれば、選挙に勝つには、年配者の人気者になるのが固いと考えます。年配者に喜ばれる政策を打ち出して行くのです。

めでたく当選すれば、投票してくれた年配者に喜ばれる政治を行います。そして、次の選挙でも、また年配者に支持されて連続当選することが出来ます。

そうなんです。選挙の弊害とは「国民全員ではなく、投票する人に喜ばれる政治になりがち」ということなんです。偏らない政治をしてもらう為には、全員で選挙に行く必要があります。

残念ながら、お上はお上。

世の中、大人、政治家なんてクソくらえ!
そういって好き勝手していても、残念ながらお上には逆らえません。

「それ、この地域では違法ですよ」と弾圧されれば、どうしようも無いんです。

自分達の影響力を示そう!

・・・どうしようも無い?
いや、実は抜け道もあります。自分達の影響力を政治家に示し、自分達の為の街作りをしてもらうのです。

影響力の示し方は『投票』。若者達の投票率が圧倒的になれば、間違い無く政治家は若者達を無視できなくなります。

例えば今、大阪では深夜営業のクラブが弾圧されています。自分的にクラブは、世界との交流、若者の成長、街の発展・活性化につながる大切な『カルチャー』だと考えています。だから、クラブは無くなるべきものでは無いんです。必要悪でもありません、必要なんです。

でも今、年配者びいきの政治になっている以上、「クラブの事はよくわからないけど、悪の温床になってるんじゃないの?無くした方がいいよね」と、理解しようともせず、そうなっているのでは無いでしょうか?

その誤解を解き、さらに若者達の意見に耳を傾けてもらえるように、選挙に行くことが大切なのです。その上で、法の改正などを願い出るのです。

さらなる追い打ち、追い込み。

「あいつら(若者)は、ないがしろに出来ないな」と政治家に思わせることに成功したら、さらなる追い打ちを掛ける事も可能です。

街は税金で整備されています。その税金の使い道を決めるのが政治家です。

そう、税金をキチンと納めるのです。自分達が守りたいカルチャーをしっかりと運営し、税金を納めれるようになれば、地域に貢献する事にもなります。「この街を作っているのはオレたちだ!」。そんな気概があれば、文句の付けどころは無いのではないでしょうか。

ただし、決して私利私欲に走っては行けません。もしそうなれば、一部のクソ政治家と変わらなくなってしまいます。

まずは投票。しかも絶対に。

投票に行く理由は、ズバリ「自分達のため」。

「自分ひとりだけ行ったって…」 。そう思っていては、何もはじまりません。何事も一歩一歩。それがきっと大きな流れになるはずです!

投票所


<最後にひとこと>
いつもより早く朝5時に目覚めました。おもむろに、この記事を執筆。モヤモヤとアタマの中にあったものが、寝ているあいだに整理されたのでしょう。

思いつきではありません。皆さんぜひ投票へ!