NHK Eテレで毎週火曜深夜放送の『オイコノミヤ』が面白かったです。
「人は見た目より中身」なんて思っていても、やっぱり見た目って大切なんだそうです…。
本番組は経済学という難しいテーマながらも、お笑いの又吉直樹さんがホストをつとめ、ゲストの先生と共にわかりやす〜く世の中を教えてくれます。
昨夜の放送は『美しくなる経済学 〜美しさの価値って？〜（前編）』。ゆっくりとした口調で鋭く突っ込む、番組ではお馴染み、大阪大学の大竹文雄先生が解説してくれています。
美しさは5段階に分けられる
経済学では人の美しさを「5段階」に分けて計っているんだそうです。
5：ずばぬけて美しい
4：美しい（年齢・性別の平均以上）
3：平均的（年齢・性別において）
2：どちらかというと不器量（年齢・性別の平均以下）
1：不器量
街の人たち50人のアンケートによると、自分自身への評価は3が最も多く、次に4、そして2となり、平均点は3.12という結果でした。
見た目OK男女は、年収が12%高い！
アメリカのテキサス大学オースティン校ダニエル・ハマメッシュ教授の研究によると、イケメンや美女は年収に影響を与え、美しさ度5〜4の人は1〜2の人に比べて、17%収入が高いと言う事がわかったんだそうです。
これを日本人の生涯所得の考えて置き換えると、4,760万円も所得が多いと言う事になります。
＊ビューティープレミアム – 美しさのおかげで、賃金にプレミアムがつく！
裁判も見た目で判決が変わる！
アメリカのコーネル大学ステファン・セッチ教授の研究によると、陪審員制度では見た目が悪い人の方が、有罪になる可能性が22%も高かったそうです。
日本も裁判員制度がはじまった為、被告に革靴風サンダルやネクタイが貸し出されるようになったとの事（以前は、自殺と逃走防止のためノーネクタイにサンダルと決まっていた）。
人は第一印象でその人を判断している。
他にも、服装など見た目の第一印象でその人の評価してしまう『ハロー効果』や『第一印象は何で決まるか？』など取り上げられていました。また、又吉さんは「当たりがキツい女子でも、好きなアーティストがAIKOさんだと、良い子なんじゃないかなぁ…って思ってしまう」との事です。
確かに、Facebookで知らない人から友達申請が来たときは、いいね！を押している趣味志向を参考にして承認を判断する事がありますね。
見た目が不器量でも、カバーできる！
もちろん美男美女だけではなく、「一生懸命やる熱意が高い人」「協調性がある人」も収入が高いということなので、見た目をカバーする事は充分できるという事です。
人は生まれつきな部分だけではなく、体型や姿勢、美容や化粧など努力で見た目を上げる事も出来ます。来週の後編では『努力で美しくなる方法』として、オイコノミヤ式ダイエットが紹介されます。
NHK Eテレ「オイコノミヤ」放送日時
毎週火曜 午後11時30分～11時55分
毎週月曜 午前1時10分～1時35分（再）（日曜深夜）
NHK「オイコノミヤ」番組サイトより
見逃した方は、再放送、もしくはNHKオンデマンド（有料配信）でどうぞ。
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＜最後にひとこと＞
昨夜、男性音楽プロデューサー、PANCHO (Gachapan Records) の写真をインスタグラムにアップしたところ、女性から「すごーい！キレイ！男性に失礼かもやけど、キレーーーイ☆」というコメントをもらいました。彼は見た目OKの美男子で、得をしている部分があるのかも知れませんね。（これ）
