鍼灸院のセカンドオピニオン。大阪・交野市の「大矢鍼灸院」で腰痛を診てもらいました

鍼灸院のセカンドオピニオン。大阪・交野市の「大矢鍼灸院」で腰痛を診てもらいました

by -
鍼灸院のセカンドオピニオン。大阪・交野市の「大矢鍼灸院」で腰痛を診てもらいました

ここしばらく腰痛に関する記事ばかり書いていますが、慢性腰痛が重症化してからおよそ1ヶ月が経ちました。

最初の2週間は、ほぼ寝たきり生活。1ミリでも動くと腰(腰椎)にぎっくり腰のような激痛が走ったり、自宅から1km先のある病院まで痛みに耐えながら徒歩で1時間以上掛かったり、椅子に座ることができず朝・昼・晩の3食を自宅で立ち食いしたりなど、要介護に近い毎日を送りました。

その後、鍼治療をきっかけに、軽いストレッチができるようになり、そこから毎日3〜5時間身体をほぐして、入念なストレッチを行なっています

まだ全快には程遠いのですが、少しずつ身体が動くようになってきました。

鍼灸のセカンドオピニオン

先日、なんとか腰をかばいながら、大阪の「岸和田だんじり祭」の見物に行ってきました。僕の地元であり、3歳の息子も楽しみにしていたので、無理をしない範囲でそろりそろりと。

■関連リンク
大道町のだんじりを見物する3歳の息子3歳、だんじり祭の見物帰省。東京ぐらしの息子は、何歳まで喜んで帰ってくれるかな?:パパやる

大阪帰省の際、同じく大阪が地元の嫁さんのご両親の家にもお邪魔させてもらいました。そこで義理の父親より、「自分たちがお世話になってる老舗の鍼灸院でも、診てもらってはどうか」とアドバイスを頂きました。

僕は、長年おなじ理学療法士さんに診てもらっているので、別の施術を受けるのはなんだか浮気をするようで気兼ねしたのですが、他のプロの見立てを聞くのも良いだろうと思い、行ってみることにしました。

僕がいつも通っている理学療法士さんは、整体・指圧・電気が主な治療で、保険適応外で鍼灸があります(鍼灸 東條院 / 東京都世田谷区下馬6-31-19)。どちらも鍼灸なので、鍼灸のセカンドオピニオンといったところです。

開院80年、大阪・交野市の「大矢鍼灸院」へ

画像参照元:大矢鍼灸院ウェブサイト

鍼灸院のセカンドオピニオンとして診てもらってきたのは、北大阪にある「大矢(おおや)鍼灸院」さんです(大阪府交野市私部西2-10-10)。80年も続く老舗で、浅野泰造さんという年配の方に施術して頂きました。

おなじ鍼灸院とはいえ、施術方法が結構違いますね。ここでは、大矢鍼灸院で受けた施術についてお伝えします。

西洋医学を否定しない、東洋医学の鍼灸院

診察室

まず、僕の症状を見て、「椎間板ヘルニア」であるかどうかの見立てが行われました。

まず、足に痺れ(しびれ)があるかどうか、を問診。僕は腰椎辺りの痛みがあるだけで特に痺れはありません。

次に、仰向けに寝転がり、片足づつどれくらいの角度まで上がるかをチェック。健康な状態だと90度まで上がるそうですが、僕は右足45度・左足60度でした。

そして、足の親指の筋力をチェック。先生が僕の親指を押し、踏みつける力・押し返す力があるかどうかを確認します。もし、ここで力が入らなければ、椎間板ヘルニアの可能性があるそうです。

先生曰く、「椎間板ヘルニアは、近年手術をしない方向になってきている。足の痺れが酷かったり、排尿・排便に不便があったり、症状が重い場合のみ手術をすることが多い」とのこと。

また先生は、「機会があればMRI検査(磁気共鳴画像)をやってみても良いだろう」とおっしゃりました。椎間板ヘルニアだとしても、「今は手術しないにせよ仮に悪化した場合、手術をするという選択肢もある」というのが心の中にあれば、深刻になりすぎることもないからと言うことです。

これが東洋医学!? 全身を診て、腰痛を治療

針灸適応症

さて、いよいよ腰痛の施術です。

上半身裸になって、まず先生は僕のお腹をクイクイと軽く押して、「ストレスは無あんまり溜まってへんな」と見立て。確かに僕は、腰痛以外にストレスを感じていることはありません。触診だけで、ストレスの有無がわかるとは驚きでした。

次に、お腹から鍼(針)を打ち始めました。

針を刺して、2〜3秒経ってから抜くというやり方で、お腹を何か所も刺して行きました。次に仰向けになり、ふくらはぎから、太もも、腰、背中、首筋まで、ほぼ全身に鍼を。

これまで通っていた東京の鍼灸院では、腰・お尻・背中が中心でしたので、全身に鍼を打つのは初めての経験でした。

ここで先生の見立て。

僕の腰骨はフラットだそうです。本来S字カーブを描くべきところがまっすぐになっているのです。これはもう治らないだろうと言うことです。また、腰痛の影響で、腰椎が左寄りになっているとのこと。これは痛みが治れば、自然に戻ってくるとのこと。

ひと通り鍼治療を終えたら、次はお灸です。

自家製だという「もぐさ」を使って、お尻・腰・背中にお灸を据えて行きます。これも大きなお灸を乗せるのではなく、米粒ほどの小さなお灸を繰り返し何度も乗せて温める手法です。大きな刺激はなく、気持ちよかったです。

お灸を終えた後は、電気を当てる治療を行いました。これは腰に2か所緩やかに当てるだけで、心地よい程度という感じでした。

大矢鍼灸院での施術を終えて

鍼灸院に貼っていたポスター。「子育ての楽しみ 取り戻そう」 毎月8日・9日は、はり・きゅうの日

訪問する前は、ずっと診てもらっている先生に申し訳ないな……と思っていたのですが、結果的にセカンドオピニオン的に別の鍼灸師さんに診てもらうのは良かったです。

僕の腰痛は長引いていて、「このままで良いのかな」という不安もあったのですが、いつもの東京の鍼灸院でも、今回の大阪の鍼灸院でも、「筋肉が固まっているので、ストレッチなどで日々のケアが必要」という、似たような見立てを頂きました。

また、西洋医学のように注射や薬があるわけではなく、あくまで手業による施術ですので、複数で診てもらっても薬の過剰摂取などのリスクはありません。

治療後、帰りは治療前より身体は軽くなっていました。老舗であり、先生も気さくで話しやすく、よい鍼灸院さんでした。お近くの方でお困りの方は、ぜひ行ってみてください。

■Swingin’ Thinkin’
「腰痛」関連記事一覧