フリーランスライターです。freeeを使っても3時間で青色確定申告が終わらない

税金って、身近なものなのに、なんでこんなに複雑なんだ!

今回のブログは情報ではありません……愚痴です。

今、初めての青色申告に格闘しています。タイムリミットは3月15日。確定申告〆切日です。

これまで何度も確定申告はしているのですが、白色申告という簡単な申告方法を選んできました。ざっくり言えば、「1年間の売上はこれ。かかった経費はこれで、売上から引くと残りが収入。そして、源泉徴収額がわかる支払調書、控除される年金、国民健康保険、生命保険の支払証明書を添付して……以上!」って感じでした。

しかし、青色申告になるときっちりとした帳簿付けが必要なので、「この場合はどうなるんだ?」と、何度もストップしまくり。

例えば、

  • なぜ、源泉徴収される収入と、されない収入があるのか?
  • デザイン、撮影、モデルなんかを外注した際のギャラは、どう申告すればいいのか?
  • 源泉徴収義務者ってあるのか。それってどういうこと!?
  • そもそも、個人事業主とフリーランスと法人ってどう違うのよ!

……というように、小さなひとつの疑問の先に、また疑問が生まれて、疑問、疑問、疑問と、疑問だらけになってしまうのです。

10日ほど前から、ほぼ毎晩4時間ほど確定申告で格闘しています。

4時間 x 10日 = 40時間!

時給2,000円だとしたら、8万円。この労働をギャラとして税務署に請求したい(特別控除して欲しい)くらいです! ……あ、それが基礎控除38万円ってことか。

あぁぁ……とにかく、なんでこんなに税金って難しいんだよ!

自分が支払う納税額を計算するのに、毎日ふらふらになってるって、まるで「ふふふ……自分で自分の墓穴を掘るんだな!」と、税務官に銃を突きつけられて、必死でショベルで穴を掘っている気分です。

間に合うのか、自分!

そもそも僕が「確定申告前にまとめて一気にやろう」と思ったのが諸悪の根源です。反省。

税については義務教育、もしくは高校の必修にしておいて欲しかったです。

近いようで、遠い税。
よく知っていたようで、じつはわかっていなかった税。
追いかければ逃げる、逃げれば追いかけてくる税。

はぁ……恋愛曲みたいだな。

マジっすか!? 「ここまで簡単だと逆に怖い。頭を一切使わずに作業が進んでいく……」って

先日、こんなブログ記事が話題になっていました。

「簡単すぎて怖い!」と叫びたくなるほど、freeeを使っての確定申告が簡単だったそうです。僕と同業者ですね、フリーライター。

→ フリーライターとして初めての青色申告で「freee」を使ったら全作業が3時間で終わった(PR)

が、しかし! 彼女は3時間で終わったけど、僕は40時間かかっても終わらない。いや、一応確定申告の書類はできたんだけど、不明点があって、「これは一体何なのか?」「なぜそうなるのか?」「合っているのか?」……と気になって、悶々としながら調べている最中です。

3時間というのは、ちょっとありえない早さな気がするのですが、どうなんでしょう?

ちなみに、freeeとは会計知識がなくても誰でも使えると話題の会計ソフト(クラウドソフト)のことです。

確かに簡単です!
すごく便利です!
とてもありがたくて、安いです!

とはいえ、やっぱり会計の基礎知識がないと、取り組むのは難しいんじゃないかなぁと思います。僕は、「青色申告の初心者本」と「freeeの解説書」を熟読して、その上でfreeeの公式YouTubeチャンネルで操作方法を学んだり、色々調べながらfreeeを利用しています。

freeeはおすすめじゃないのか? と言われればオススメです。僕と同じようにフリーランスの方がいたら、freeeをすすめるでしょう。

ただ、「知識がなくてもできた〜!」と早合点してしまうのは、ちょっと大変だよ、と思います。

基本的なことを勉強した上で、freeeを使うのはおすすめです。

はぁ〜、あと一息。がんばろっと!

■関連リンク
→ 全自動のクラウド会計ソフト

【追記】開放感! 無事、青色申告終わりました。

freeeで初めての青色申告ができた! 簡単……と甘い言葉に釣られるな。最初の準備が使いこなしのコツ。