Instagramが15秒動画に対応。Vineへの対抗か。Facebook vs Twitter!!

本日2013年6月21日、Instagram(インスタグラム)のバージョン4.0.0がリリースされ、新たに動画機能が搭載されました。Instagramとは、iOS、Android向けに無料でリリースされているスマートフォン・ユーザーお馴染みの写真共有アプリです。


Video on Instagram!
▲instagram公式アカウント(@instagram より)

インスタグラムに動画機能、その性能は?

instagram バーション4InstagramのVer.4アップデートの解説によると、特徴は以下の通り。

・最大15秒の動画撮影に対応。
・手ぶれ補正機能が搭載。
・動画専用13種類のフィルター。
・カバーフレーム選択可。

さっそく実際に試してみた印象は「軽快!」。録画ボタンを押している間だけ撮影出来て、フィルターで画質を変える際にもエンコード(変換)で待たされるという事が一切ありません。

また見る側としても、1〜2秒程度で再生がはじまるので、待たされるというストレスは感じませんでした。サクサクです。

間違いなくVineへの対抗馬!

Vine(ヴァイン)操作方法をレクチャー

今年1月にリリースされた動画共有アプリ「Vine」。今回のInstagramの動画対応は、完全にVine対策でしょう。操作性やコンセプトもかなり似ています(そもそもVineがInstagaramに似ているのですが)。

Vineリリース時、「これは爆発的に流行る!」と思ったのですが、自分のまわりでは少数派にとどまっています。一部の新しいもの好きが使い始め、最近になってやっとジワジワ増えている感です。

実際、世界のユーザー数は、Instagramは現在1億3,000万人、Vineは今月6月はじめ時点で1,300万人と言われています。

FacebookはInstagram、TwitterはVineを買収。

  • 【Instagaram】2012年9月、Facebookが買収。
  • 【Vine】2012年10月、Twitterが買収。

もともと「TwitterもInstagramを買収したかった」という話題を耳にしますが、 とにかく昨年秋に2大SNSは動画共有アプリをそれぞれ傘下に据えました。

いよいよ本格的な、動画共有時代がやって来そうです。

Vineは6秒、Instagramは15秒。どちらも超ショートムービーです。ぜひ皆さんもチャレンジして腕を磨き、一目置かれるイケてる超ショート動画クリエイターを目指してみてはいかがでしょうか。

さらに短い国産動画共有アプリ「UT CAMERA」。なんと2秒!

UT CAMERA
▲UT CAMERA(http://ut.uniqlo.com/

実は、もっともっと短いムービー。日本発の動画共有アプリがあるんです。

ユニクロから無料リリース中のiOS、Android用アプリ「UT CAMERA」。こちらは2秒!

2秒なんて何も伝わらんだろ…?と思うかも知れませんが、これはループ再生で楽しむムービー。変な踊りやポージングなどがクルクルとノンストップ再生されて爆笑なんです。笑い泣きしたい方、ぜひおすすめです。

動画は写真以上に腕を磨いておかないと、イラっとさせてしまうかも?

写真であれば、サラサラっとスクロールしながら見れるのですが、動画の場合は「再生がはじまるまでの時間」+「再生時間」が必要になります。せっかく見てくれた人をガッカリさせてしまうような動画ばかりが続くと、見てもらえないばかりか、フォローも外されてしまうかも。

タイトルの付け方にも工夫したり、ユーザー目線に立った投稿を心掛けると、ファンも増えて行きそうですね。