ホケミとは? ホトミ、HCMなどの類語も

ネットで見かけるけど、意味や使い方はよくわからない。そんな単語を解説します。

今回は「ホケミ」です。

ホケミの意味

ホケミとは、ホットケーキミックスの略語。

ホットケーキミックスは、小麦粉を主原料に砂糖、脱脂粉乳、食塩、ベーキングパウダーなどを配合した、ホットケーキを手軽に焼くための粉末材料です。スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで購入することができる。

ホケミの用例

「ホケミで作る、ふんわりパンケーキ」
「新型コロナの影響で、ホケミがどこも売り切れだ」
「余ったホケミでバナナケーキを焼こう」

類語 ホトミ、HCMなど

ホットケーキミックスの略語は、ホケミ、HCM、HKM、HMなどがある。料理レシピサイトでは、こうした略語で検索してレシピを探すこともできる。

ただし、HMはハンドミキサーの略語として利用されることもあるので注意が必要。

使われ始めた時期(ホケミのルーツ)

Googleトレンドで「ホケミ」を調べる

ネット上で「ホケミ」が使われ始めたのは、2010年10月頃。ベネッセが運営する「サンキュ!主婦ブログ」に、2010年10月6日付けで「**ヨーグルトポムポムをホケミで♪**」という記事が投稿されている。投稿者はフードコーディネーターでジュニア野菜ソムリエの浅沼よしこさん。

検索キーワードとしての最初のピークは、2015年2月。その後、じわじわと伸ばしはじめ、2020年4月、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が非常事態宣言を発令した頃より急増。外出自粛の要請で、家でお菓子作りをする家庭が増えたのが要因かと思われる。

ホケミは、秋田県、岐阜県、和歌山県で、特に多く検索されている。

1月25日 ホットケーキの日

ホットケーキミックスの売り上げナンバーワンメーカーである森永製菓株式会社が制定。日付は1902年(明治35年)1月25日に北海道の旭川気象台において日本の観測史上最低気温(-41.0℃)を記録したことから。とくに寒くなるこの時期に美味しいホットケーキを食べて心も体も暖めてほしいとの願いが込められている。

 

一般社団法人 日本記念日協会より引用

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免責事項
本単語「ホケミ」はSNSやレシピサイトで使われているネットスラングのため、辞書に掲載されているような言葉ではありません。筆者の調査・考えに基づいて解説しています。また、意味も時代によって変化しています。解説は本記事執筆時の状況ということでご了承願います。